移植
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− | * | + | *他のクリーチャーが戦場に出たとき、[[戦場]]のすべての移植能力が[[誘発]]し、その各能力の[[解決]]ごとにカウンターを動かすかどうかを決める。これにより、戦場に出たクリーチャーが複数の+1/+1カウンターを受け取ることもある。 |
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*移植の誘発型能力は、他の[[プレイヤー]]のクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。 | *移植の誘発型能力は、他の[[プレイヤー]]のクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。 | ||
− | * | + | *移植を持つパーマネントがクリーチャーでない場合にも能力は誘発し、+1/+1カウンターを移動できる。 |
*移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、[[if節ルール]]によりその移植能力は誘発しない。 | *移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、[[if節ルール]]によりその移植能力は誘発しない。 | ||
− | * | + | *移植を持つクリーチャーと他のクリーチャーが同時に戦場に出た場合も、移植能力は誘発する。 |
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− | *対象となったクリーチャーが、能力の解決後にすべての+1/+1カウンターを失っても、それは能力により与えられたボーナスを失わない。 | + | *シミック連合の指導者[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary|モミール・ヴィグ/Momir Vig]]が開発した[[細胞質体/Cytoplast]]の性質を表した能力であり、ディセンションで登場した移植を持つクリーチャーはすべて[[ミュータント]]で[[P/T]]は0/0である。また、その多くは+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーを対象とする[[起動型能力]]を持つ。 |
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− | + | **対象となったクリーチャーが、能力の解決後にすべての+1/+1カウンターを失っても、それは能力により与えられたボーナスを失わない。 | |
− | * | + | *ディセンションではクリーチャーのみが持つ能力であったが、未来予知では移植を持つ[[土地]]の[[ラノワールの再生地/Llanowar Reborn]]が登場した。 |
+ | *似たメカニズムの先例として、[[スパイク]]や[[接合]]がある。 | ||
+ | *Graftという語には、「移植」のほかに「接ぎ木」、「不正利得」という意味もある。だが、[[不正利得/Ill-Gotten Gains]]の英語名はまた別。 | ||
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2018年5月1日 (火) 23:36時点における最新版
移植/Graft | |
---|---|
種別 | 常在型能力、誘発型能力 |
登場セット | ディセンション 未来予知 |
CR | CR:702.58 |
移植(いしょく)/Graftは、ディセンションでシミック・ギルド(緑と青)に割り当てられたキーワード能力。未来予知で1枚のみ再登場した。これを持つパーマネントが戦場に出る際に機能する常在型能力(置換効果)と、他のクリーチャーが戦場に出るたびに機能する誘発型能力からなる。
Helium Squirter / ヘリウム噴射獣 (4)(青)
クリーチャー — ビースト(Beast) ミュータント(Mutant)
クリーチャー — ビースト(Beast) ミュータント(Mutant)
移植3(このクリーチャーは、その上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたはこのクリーチャーの上に置かれている+1/+1カウンターを1個、その上に移動してもよい。)
(1):+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。
Llanowar Reborn / ラノワールの再生地
土地
土地
ラノワールの再生地はタップ状態で戦場に出る。
(T):(緑)を加える。
移植1(この土地は、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたはこの土地の上に置かれている+1/+1カウンターを1個、その上に移動してもよい。)
[編集] 定義
移植 N/Graft Nは以下の2つの能力からなる。
- このパーマネントは、N個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。(常在型能力)
- 他のクリーチャーが戦場に出るたび、このパーマネントの上に+1/+1カウンターがある場合、あなたはこのパーマネントの上の+1/+1カウンターを1個、そのクリーチャーの上に移動してもよい。(誘発型能力)
[編集] 解説
[編集] ルール
- 他のクリーチャーが戦場に出たとき、戦場のすべての移植能力が誘発し、その各能力の解決ごとにカウンターを動かすかどうかを決める。これにより、戦場に出たクリーチャーが複数の+1/+1カウンターを受け取ることもある。
- 移動する+1/+1カウンターは、移植以外の効果によって置かれたものでもよい。+1/+1カウンター以外のカウンターは、移植では移動できない。
- 移植の誘発型能力は、他のプレイヤーのクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。
- 移植を持つパーマネントがクリーチャーでない場合にも能力は誘発し、+1/+1カウンターを移動できる。
- 移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、if節ルールによりその移植能力は誘発しない。
- 移植を持つクリーチャーと他のクリーチャーが同時に戦場に出た場合も、移植能力は誘発する。
[編集] その他
- シミック連合の指導者モミール・ヴィグ/Momir Vigが開発した細胞質体/Cytoplastの性質を表した能力であり、ディセンションで登場した移植を持つクリーチャーはすべてミュータントでP/Tは0/0である。また、その多くは+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーを対象とする起動型能力を持つ。
- ディセンションではクリーチャーのみが持つ能力であったが、未来予知では移植を持つ土地のラノワールの再生地/Llanowar Rebornが登場した。
- 似たメカニズムの先例として、スパイクや接合がある。
- Graftという語には、「移植」のほかに「接ぎ木」、「不正利得」という意味もある。だが、不正利得/Ill-Gotten Gainsの英語名はまた別。
- 参考までに、Graftedは「融合」と意訳され(生体融合帽/Grafted Skullcapと融合する武具/Grafted Wargear)、Grafterは「継ぐ者/継ぐもの」と訳されている(接ぐ、ではない。肉体を継ぐ者/Fleshgrafterと刻みを継ぐもの/Burr Grafter)。カード名を「Graft」で検索