アグロローム

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(13人の利用者による、間の16版が非表示)
1行: 1行:
'''アグロローム'''(''Aggro Loam'')は、[[ラヴニカ:ギルドの都]]参入後の[[エクステンデッド]][[環境]]で[[壌土からの生命/Life from the Loam]]を中心とした[[コンボ]]・[[ビートダウン]][[デッキ]]
+
'''アグロローム'''(''Aggro Loam'')は、[[ラヴニカ:ギルドの都]]参入後の[[エクステンデッド]][[環境]]で[[壌土からの生命/Life from the Loam]]を中心とした[[コンボ]]・[[ビートダウンデッキ]]。のちに[[レガシー]]や、[[モダン]]でも活躍している。
 
+
{{#card:Life from the Loam}}
+
  
 
==概要==
 
==概要==
  
 +
{{#card:Life from the Loam}}
 
{{#card:Seismic Assault}}
 
{{#card:Seismic Assault}}
 
{{#card:Terravore}}
 
{{#card:Terravore}}
  
[[CAL]]同様[[壌土からの生命/Life from the Loam]]と[[突撃の地鳴り/Seismic Assault]]のコンボがメインだが、[[独房監禁/Solitary Confinement]]を外し、より攻撃的な構成になっている。
+
[[CAL]]同様[[壌土からの生命/Life from the Loam]]と[[突撃の地鳴り/Seismic Assault]]の[[コンボ]]がメインだが、[[独房監禁/Solitary Confinement]]を外し、より攻撃的な構成になっている。
  
序盤は[[サイクリングランド]]と[[壌土からの生命/Life from the Loam]]の[[シナジー]]により[[ライブラリー]]を回しつつ[[マナ基盤]]を整える。そして壌土からの生命と相性のよい[[土を食うもの/Terravore]]や[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]]、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]などの[[アタッカー]]で素早く[[対戦相手]]の[[ライフ]]を削る。[[壊滅的な夢/Devastating Dreams]]で[[場]]を一掃した後、決め技の[[突撃の地鳴り/Seismic Assault]]が火を噴くことになる。さらに[[モーニングタイド]]で相性抜群の[[田舎の破壊者/Countryside Crusher]]を手に入れたことにより、1つのデッキタイプとして安定した地位を確立した。
+
序盤は[[サイクリングランド]]と壌土からの生命の[[シナジー]]により[[ライブラリー]]を回しつつ[[マナ基盤]]を整える。そして壌土からの生命と相性のよい[[土を食うもの/Terravore]]や[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]]、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]などの[[アタッカー]]で素早く[[対戦相手]]の[[ライフ]][[削る]]
  
壌土からの生命の[[サーチ]]には[[燃え立つ願い/Burning Wish]]が用いられ、これを利用した[[シルバーバレット]]戦術を採用する場合も多い。
+
もともと[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]][[コントロール (デッキ)|コントロール]]との[[アドバンテージ]]戦では、その爆発力から有利に立てる場合が多かったが、[[対戦相手]]の[[手札]]や[[パーマネント]]への対策が少ないため、[[コンボデッキ]]に対しては[[黒]]を[[タッチ]]して[[思考囲い/Thoughtseize]]などによって妨害できるようにしたものが多い。
  
もともと[[ビートダウン]][[コントロール (デッキ)|コントロール]]との[[アドバンテージ]]戦では、その爆発力から有利に立てる事が多かったが、相手の[[手札]]や[[パーマネント]]への対策が少ないため、[[コンボ]][[デッキ]]に対しては黒をタッチして[[思考囲い/Thoughtseize]]などによって妨害できるようにしたものが多い。
+
==エクステンデッド==
 +
元々[[エクステンデッド]]で発祥した[[デッキタイプ]]である。
  
[[アラーラの断片]]参入に伴う[[ローテーション]]では、主力アタッカーの[[土を食うもの/Terravore]]やサーチの[[燃え立つ願い/Burning Wish]]、[[リセット]]の[[壊滅的な夢/Devastating Dreams]]などを失ったが、コンセプト自体は死んでいない。
+
{{#card:Burning Wish}}
赤をはずして、[[黒緑ビートダウン]]の形をとるタイプも現れた。→[[#後期型]]
+
  
==レガシー==
+
[[キーカード]]である[[壌土からの生命/Life from the Loam]][[リセット]][[壊滅的な夢/Devastating Dreams]]などを[[サーチ]]できる[[燃え立つ願い/Burning Wish]]の採用が一般的。
[[レガシー]]環境でも強力な[[アーキタイプ]]の1つである。
+
{{#card:Mox Diamond}}
+
{{#card:Wasteland}}
+
[[ショックランド]]の代わりに[[デュアルランド]]を、[[マナ加速]][[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]を使う以外はデッキに入る[[カード]]はあまり変わらない。それだけ壌土からの生命を使った[[ドローエンジン]]のパワーが高いことを示している。
+
  
レガシーでは壌土からの生命を、さらに[[不毛の大地/Wasteland]]の使い回しにも利用し、相手のマナ基盤を叩いたり強力な能力を持つ土地を封じる。
+
[[モーニングタイド]]で相性抜群の[[田舎の破壊者/Countryside Crusher]]を手に入れたことにより、1つの[[デッキタイプ]]として安定した地位を確立した。
 
+
[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]の加速を利用して[[虚空の杯/Chalice of the Void]]による妨害要素を採用したものもある。この場合、思考囲いをはじめとする1マナのカードが抜け、2色になっていることも多い。
+
 
+
[[ボードコントロール]]力の高さは相変わらずであるため、レガシーではCALともアグロロームともつかない形になっていることも多々ある。
+
  
==エクステンデッド版==
+
*[[アラーラの断片]]参入に伴う[[ローテーション]]後には[[黒緑]]の[[カラスローム]]が登場した。
  
===後期型===
+
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**[[グランプリロサンゼルス09]] ベスト8([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpla09/welcome 参考])
+
**[[グランプリシンガポール07]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpsin07/welcome 参考])
**使用者:[[Michael Jacob]]
+
**使用者:[[大塚高太郎]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[エクステンデッド]]([[第8版]]~[[第10版]]、[[オンスロート]]~[[アラーラの断片]])
+
**[[エクステンデッド]]([[第7版]]~[[第9版]]、[[インベイジョン]][[次元の混乱]]、[[コールドスナップ]])
 
+
{{#MagicFactory:df300947}}
+
 
+
===初期型===
+
*備考
+
**[[グランプリシンガポール07]] ベスト8([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpsin07/welcome 参考])
+
**使用者:[[大塚高太郎]]
+
*[[フォーマット]]
+
**[[エクステンデッド]]([[第7版]]〜[[第9版]]、[[インベイジョン]][[次元の混乱]]、[[コールドスナップ]])
+
  
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#dddddd"|メインデッキ (60)
+
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ffddee"|クリーチャー (15)
+
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (15)
 
|-
 
|-
 
|4||[[極楽鳥/Birds of Paradise]]
 
|4||[[極楽鳥/Birds of Paradise]]
63行: 45行:
 
|4||[[闇の腹心/Dark Confidant]]
 
|4||[[闇の腹心/Dark Confidant]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#eeddff"|呪文 (20)
+
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (20)
 
|-
 
|-
 
|3||[[突撃の地鳴り/Seismic Assault]]
 
|3||[[突撃の地鳴り/Seismic Assault]]
79行: 61行:
 
|2||[[仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]]
 
|2||[[仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddffee"|土地 (25)
+
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (25)
 
|-
 
|-
 
|4||[[忘れられた洞窟/Forgotten Cave]]
 
|4||[[忘れられた洞窟/Forgotten Cave]]
101行: 83行:
 
|1||[[沼/Swamp]]
 
|1||[[沼/Swamp]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddeeff"|サイドボード
+
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
 
|-
 
|-
 
|1||[[チェイナーの布告/Chainer's Edict]]
 
|1||[[チェイナーの布告/Chainer's Edict]]
124行: 106行:
 
|}
 
|}
  
==レガシー版==
 
  
 +
==モダン==
 +
主要[[カード]]が健在であるため、[[モダン]][[環境]]でも成立する。
  
 +
{{#card:Liliana of the Veil}}
 +
{{#card:Raven's Crime}}
 +
 +
[[カラスの罪/Raven's Crime]]を加えた[[カラスローム]]の形態をとるのが普通。基本パーツに変化はないが、[[イニストラード]]からは[[壌土からの生命/Life from the Loam]]と相性抜群な[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の[[ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil]]が加わった。
 +
 +
===サンプルレシピ===
 +
*備考
 +
**[[グランプリリンカーン12]] 優勝 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gplin12/welcome 参考])
 +
**使用者:[[Bronson Magnan]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[モダン]](~[[闇の隆盛]])
 +
 +
{{#MagicFactory:df306578}}
 +
 +
==レガシー==
 +
[[レガシー]]環境でも強力な[[アーキタイプ]]の1つである。
 +
 +
{{#card:Mox Diamond}}
 +
{{#card:Wasteland}}
 +
 +
[[ショックランド]]の代わりに[[デュアルランド]]を、[[マナ加速]]に[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]を使う以外は[[デッキ]]に入る[[カード]]はあまり変わらない。それだけ壌土からの生命を使った[[ドローエンジン]]のパワーが高いことを示している。そのため[[多色デッキ|多色]]化が非常に容易であり、[[青]]を抜いた[[黒赤緑白|4色]]で組まれることが多い。さらに[[アーティファクト]]を有効活用するための[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]や[[アカデミーの廃墟/Academy Ruins]]のために青を足した[[5色デッキ|5色型]]も存在する。レガシーでは壌土からの生命を、[[不毛の大地/Wasteland]]の使い回しにも利用し、相手のマナ基盤を叩いたり強力な能力を持つ土地を封じる。
 +
 +
モックス・ダイアモンドの加速を利用して[[虚空の杯/Chalice of the Void]]による妨害要素を採用したものもある。この場合、思考囲いをはじめとする1マナのカードが抜け、2色になっていることも多い。
 +
 +
[[ボードコントロール]]力の高さは相変わらずであるため、レガシーではCALともアグロロームともつかない形になっていることも多々ある。
 +
 +
===サンプルレシピ1===
 
*備考
 
*備考
 
**[[世界選手権07]] ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/japan 参考])
 
**[[世界選手権07]] ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/japan 参考])
**使用者:[[Marijn Lybaert]]
+
**使用者:[[Marijn Lybaert]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[レガシー]](〜[[ローウィン]])
+
**[[レガシー]](~[[ローウィン]])
  
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#dddddd"|メインデッキ (60)
+
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ffddee"|クリーチャー (17)
+
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (17)
 
|-
 
|-
 
|4||[[土を食うもの/Terravore]]
 
|4||[[土を食うもの/Terravore]]
149行: 159行:
 
|2||[[永遠の証人/Eternal Witness]]
 
|2||[[永遠の証人/Eternal Witness]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#eeddff"|呪文 (17)
+
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (17)
 
|-
 
|-
 
|4||[[燃え立つ願い/Burning Wish]]
 
|4||[[燃え立つ願い/Burning Wish]]
161行: 171行:
 
|4||[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]
 
|4||[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddffee"|土地 (26)
+
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (26)
 
|-
 
|-
 
|3||[[忘れられた洞窟/Forgotten Cave]]
 
|3||[[忘れられた洞窟/Forgotten Cave]]
185行: 195行:
 
|4||[[不毛の大地/Wasteland]]
 
|4||[[不毛の大地/Wasteland]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddeeff"|サイドボード
+
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
 
|-
 
|-
 
|1||[[死の印/Deathmark]]
 
|1||[[死の印/Deathmark]]
206行: 216行:
 
|}
 
|}
  
*[[レガシー]]仕様で、[[突撃の地鳴り/Seismic Assault]]を採用しない[[ビートダウン]]特化型のデッキ。
+
*[[レガシー]]仕様で、[[突撃の地鳴り/Seismic Assault]]を採用しない[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]特化型のデッキ。
 +
 
 +
===サンプルレシピ2===
 +
*備考
 +
**[[グランプリリール15]] ベスト4 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gplil15 参考])
 +
**使用者:[[Christoph Alsheimer]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[レガシー]](~[[タルキール龍紀伝]])
 +
 
 +
{{#MagicFactory:df313682}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[CAL]]
 
*[[CAL]]
 +
*[[カラスローム]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 +
 +
{{DEFAULTSORT:あくろろおむ}}
 +
[[Category:黒赤緑デッキ]]
 +
[[Category:黒赤緑白デッキ]]
 +
[[Category:コンボデッキ]]
 +
[[Category:ビートダウンデッキ]]
 +
[[Category:黒赤緑コンボデッキ]]
 +
[[Category:黒赤緑ビートダウンデッキ]]
 +
[[Category:黒赤緑白コンボデッキ]]
 +
[[Category:黒赤緑白ビートダウンデッキ]]
 +
[[Category:インベイジョン期のエクステンデッドデッキ]]
 +
[[Category:オンスロート期のエクステンデッドデッキ]]
 +
[[Category:モダンデッキ]]
 +
[[Category:レガシーデッキ]]

2024年1月1日 (月) 02:42時点における最新版

アグロローム(Aggro Loam)は、ラヴニカ:ギルドの都参入後のエクステンデッド環境壌土からの生命/Life from the Loamを中心としたコンボビートダウンデッキ。のちにレガシーや、モダンでも活躍している。

目次

[編集] 概要


Life from the Loam / 壌土からの生命 (1)(緑)
ソーサリー

あなたの墓地にある土地カードを最大3枚まで対象とし、それをあなたの手札に戻す。
発掘3(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを3枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)



Seismic Assault / 突撃の地鳴り (赤)(赤)(赤)
エンチャント

土地カードを1枚捨てる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。突撃の地鳴りはそれに2点のダメージを与える。



Terravore / 土を食うもの (1)(緑)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

トランプル
土を食うもののパワーとタフネスは、それぞれすべての墓地にある土地カードの数に等しい。

*/*

CAL同様壌土からの生命/Life from the Loam突撃の地鳴り/Seismic Assaultコンボがメインだが、独房監禁/Solitary Confinementを外し、より攻撃的な構成になっている。

序盤はサイクリングランドと壌土からの生命のシナジーによりライブラリーを回しつつマナ基盤を整える。そして壌土からの生命と相性のよい土を食うもの/Terravore野生の雑種犬/Wild Mongrelタルモゴイフ/Tarmogoyfなどのアタッカーで素早く対戦相手ライフ削る

もともとビートダウンコントロールとのアドバンテージ戦では、その爆発力から有利に立てる場合が多かったが、対戦相手手札パーマネントへの対策が少ないため、コンボデッキに対してはタッチして思考囲い/Thoughtseizeなどによって妨害できるようにしたものが多い。

[編集] エクステンデッド

元々エクステンデッドで発祥したデッキタイプである。


Burning Wish / 燃え立つ願い (1)(赤)
ソーサリー

あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるソーサリー・カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。燃え立つ願いを追放する。


キーカードである壌土からの生命/Life from the Loamリセット壊滅的な夢/Devastating Dreamsなどをサーチできる燃え立つ願い/Burning Wishの採用が一般的。

モーニングタイドで相性抜群の田舎の破壊者/Countryside Crusherを手に入れたことにより、1つのデッキタイプとして安定した地位を確立した。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (15)
4 極楽鳥/Birds of Paradise
3 根の壁/Wall of Roots
4 土を食うもの/Terravore
4 闇の腹心/Dark Confidant
呪文 (20)
3 突撃の地鳴り/Seismic Assault
4 燃え立つ願い/Burning Wish
3 強迫/Duress
3 陰謀団式療法/Cabal Therapy
3 壌土からの生命/Life from the Loam
2 壊滅的な夢/Devastating Dreams
2 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
土地 (25)
4 忘れられた洞窟/Forgotten Cave
4 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
4 平穏な茂み/Tranquil Thicket
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
2 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
1 草むした墓/Overgrown Tomb
1 血の墓所/Blood Crypt
2 森/Forest
2 山/Mountain
1 沼/Swamp
サイドボード
1 チェイナーの布告/Chainer's Edict
1 壊滅的な夢/Devastating Dreams
3 破壊放題/Shattering Spree
3 燻し/Smother
2 クローサの掌握/Krosan Grip
1 陰謀団式療法/Cabal Therapy
1 死の印/Deathmark
1 外殻貫通/Hull Breach
1 壌土からの生命/Life from the Loam
1 郷愁的な夢/Nostalgic Dreams


[編集] モダン

主要カードが健在であるため、モダン環境でも成立する。


Liliana of the Veil / ヴェールのリリアナ (1)(黒)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)

[+1]:各プレイヤーはそれぞれカード1枚を捨てる。
[-2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
[-6]:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーがコントロールしているすべてのパーマネントを2つの束に分ける。そのプレイヤーは一方の束を選び、その束にあるすべてのパーマネントを生け贄に捧げる。

3


Raven's Crime / カラスの罪 (黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
回顧(あなたはこのカードを、それの他のコストの支払いに加えて土地カードを1枚捨てることで、このカードをあなたの墓地から唱えてもよい。)


カラスの罪/Raven's Crimeを加えたカラスロームの形態をとるのが普通。基本パーツに変化はないが、イニストラードからは壌土からの生命/Life from the Loamと相性抜群なプレインズウォーカーヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilが加わった。

[編集] サンプルレシピ

Aggro Loam (Modern) [1]
土地 (28)
4 黒割れの崖/Blackcleave Cliffs
2 血の墓所/Blood Crypt
1 ボジューカの沼/Bojuka Bog
1 火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket
1 森/Forest
2 幽霊街/Ghost Quarter
4 偶像の石塚/Graven Cairns
1 溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches
2 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 山/Mountain
1 草むした墓/Overgrown Tomb
1 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
1 沼/Swamp
1 黄昏のぬかるみ/Twilight Mire
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (12)
4 田舎の破壊者/Countryside Crusher
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
呪文 (20)
3 炎の突き/Flame Jab
3 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
4 壌土からの生命/Life from the Loam
4 カラスの罪/Raven's Crime
3 突撃の地鳴り/Seismic Assault
3 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
サイドボード (15)
3 古えの遺恨/Ancient Grudge
2 暗黒破/Darkblast
1 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
1 ジャンドの魔除け/Jund Charm
2 自然の要求/Nature's Claim
3 強情なベイロス/Obstinate Baloth
1 紅蓮地獄/Pyroclasm
2 倦怠の宝珠/Torpor Orb


[編集] レガシー

レガシー環境でも強力なアーキタイプの1つである。


Mox Diamond / モックス・ダイアモンド (0)
アーティファクト

モックス・ダイアモンドが戦場に出るなら、あなたは代わりに土地カードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、モックス・ダイアモンドは戦場に出る。そうでないなら、それをオーナーの墓地に置く。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。



Wasteland / 不毛の大地
土地

(T):(◇)を加える。
(T),不毛の大地を生け贄に捧げる:基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。


ショックランドの代わりにデュアルランドを、マナ加速モックス・ダイアモンド/Mox Diamondを使う以外はデッキに入るカードはあまり変わらない。それだけ壌土からの生命を使ったドローエンジンのパワーが高いことを示している。そのため多色化が非常に容易であり、を抜いた4色で組まれることが多い。さらにアーティファクトを有効活用するための粗石の魔道士/Trinket Mageアカデミーの廃墟/Academy Ruinsのために青を足した5色型も存在する。レガシーでは壌土からの生命を、不毛の大地/Wastelandの使い回しにも利用し、相手のマナ基盤を叩いたり強力な能力を持つ土地を封じる。

モックス・ダイアモンドの加速を利用して虚空の杯/Chalice of the Voidによる妨害要素を採用したものもある。この場合、思考囲いをはじめとする1マナのカードが抜け、2色になっていることも多い。

ボードコントロール力の高さは相変わらずであるため、レガシーではCALともアグロロームともつかない形になっていることも多々ある。

[編集] サンプルレシピ1

メインデッキ (60)
クリーチャー (17)
4 土を食うもの/Terravore
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 野生の雑種犬/Wild Mongrel
2 永遠の証人/Eternal Witness
呪文 (17)
4 燃え立つ願い/Burning Wish
3 壌土からの生命/Life from the Loam
4 思考囲い/Thoughtseize
2 破滅的な行為/Pernicious Deed
4 モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
土地 (26)
3 忘れられた洞窟/Forgotten Cave
2 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
3 平穏な茂み/Tranquil Thicket
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
1 Badlands
1 蛮族のリング/Barbarian Ring
3 Bayou
1 森/Forest
3 Taiga
1 ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold
4 不毛の大地/Wasteland
サイドボード
1 死の印/Deathmark
1 壊滅的な夢/Devastating Dreams
3 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 クローサの掌握/Krosan Grip
1 壌土からの生命/Life from the Loam
2 真髄の針/Pithing Needle
1 恭しき沈黙/Reverent Silence
1 破壊放題/Shattering Spree
3 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt

[編集] サンプルレシピ2

Aggro Loam(Legacy) [2]
土地 (26)
1 ドライアドの東屋/Dryad Arbor
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
2 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
2 Bayou
1 Badlands
1 Taiga
1 Scrubland
1 Savannah
1 森/Forest
3 燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows
1 イス卿の迷路/Maze of Ith
4 不毛の大地/Wasteland
2 やせた原野/Barren Moor
1 平穏な茂み/Tranquil Thicket
1 カラカス/Karakas
クリーチャー (11)
4 聖遺の騎士/Knight of the Reliquary
4 闇の腹心/Dark Confidant
1 漁る軟泥/Scavenging Ooze
1 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
1 ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg
呪文 (23)
3 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
2 壌土からの生命/Life from the Loam
2 緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith
3 罰する火/Punishing Fire
3 突然の衰微/Abrupt Decay
4 モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
4 虚空の杯/Chalice of the Void
2 森の知恵/Sylvan Library
サイドボード (15)
2 スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben
2 殺戮遊戯/Slaughter Games
1 毒の濁流/Toxic Deluge
3 虚空の力線/Leyline of the Void
2 思考囲い/Thoughtseize
1 窒息/Choke
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
2 ゴルガリの魔除け/Golgari Charm
1 再利用の賢者/Reclamation Sage


[編集] 参考

MOBILE