残酷な蘇生/Cruel Revival

提供：MTG Wiki

（版間での差分）
移動： 案内, 検索
 
（8人の利用者による、間の8版が非表示）
1行： 1行：
 
{{#card:Cruel Revival}}
 
{{#card:Cruel Revival}}
  
−
[[オンスロート・ブロック]][[リミテッド]]最強の[[除去]]。当然、これを擁する[[黒]]は非常に重要になってくる。
+
[[ゾンビ]]以外の[[除去]]とゾンビの[[回収]]を同時に行う[[インスタント]]。
  
−
[[構築]]では重さのせいでほとんど使われないが、このカードで得られる[[アドバンテージ]]はかなりのもの。初期の[[オンスロート・ブロック構築]]では、[[ベジテーション]]で使われたほとんどの[[大型クリーチャー]]をたった5マナで除去でき、[[皮を剥ぐ者/Skinthinner]]などを回収できる為、主に[[ゾンビ]]デッキに採用された。
+
明確に[[カード・アドバンテージ]]が取れるものの、[[重い|重さ]]は否めず、[[スタンダード]][[環境]]では活躍できなかった。
  
−
*[[対象]]を2つ取っているため、[[偏向/Deflection]]はされない。また、墓地に[[ゾンビ]]がなくても[[プレイ]]できるが、その場合は[[偏向/Deflection]]可能。
+
しかし、[[クリーチャー]]戦が主体ながらもまともな除去[[カード]]が少ない[[オンスロート・ブロック]]では、相対的に評価が高い。[[リミテッド]]においては最高の除去[[呪文]]と評され、[[黒]]全体の価値を高らしめる重要カードである。また[[オンスロート・ブロック構築]]でも[[ゾンビ (デッキ)#オンスロート・ブロック期|ゾンビデッキ]]や[[白黒コントロール#オンスロート・ブロック構築|白黒コントロール]]などで採用された。当時[[ベジテーション]]で使われていたほとんどの[[大型クリーチャー]]を除去でき、また[[皮を剥ぐ者/Skinthinner]]などを回収することで[[アドバンテージ]]を着実に稼ぐことができた。
−
*[[クリーチャー]]の方が対象不適正になっても[[墓地]]からカードを戻すことは可能であるので、注意。
+
 
 +
*回収できるのはクリーチャー・カードに限らない。[[名も無き転置/Nameless Inversion]]などの[[同族]]・カードも回収可能。
 +
*[[対象]]を2つ取っているため、[[意志を曲げる者/Willbender]]などの[[偏向/Deflection]]系カードに耐性がある。また一方が[[不正な対象]]となってももう一方は効果を発揮する。
 +
**ただし、ゾンビを回収する方は「1枚まで」であり対象を取らない事も適正である。墓地にゾンビが無かった、もしくはあっても対象を取らない事を選んだ場合は単一の対象を取る呪文となり、偏向可能となる。
 +
 
 +
==関連カード==
 +
特定の[[クリーチャー・タイプ]]や[[特殊タイプ]]以外のクリーチャーを除去する黒のカード。特記しない限り1体を破壊。
 +
*[[死を刻む僧院長/Deathmark Prelate]] - ゾンビでないクリーチャーを破壊する[[起動型能力]]をもつクリーチャー。3B。（[[レギオン]]）
 +
*[[肉体の奪取/Rend Flesh]] - [[スピリット]]でないクリーチャーを破壊するインスタント。2B。（[[神河物語]]）
 +
*[[眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending]] - エルフでないクリーチャーを破壊するインスタント。2B。（[[ローウィン]]）
 +
*[[夜の犠牲/Victim of Night]] - [[吸血鬼]]、[[狼男]]、ゾンビのいずれでもないクリーチャーを破壊するインスタント。BB。（[[イニストラード]]）
 +
*[[骨に染む凍え/Chill to the Bone]] - [[氷雪]]でないクリーチャーを破壊するインスタント。3B。（[[コールドスナップ]]）
 +
*[[残酷なハイソニア/Hythonia the Cruel]] - [[怪物化]]の誘発型能力で[[ゴルゴン]]でないクリーチャーを全て破壊するクリーチャー。4BB 。（[[テーロス]]）
 +
*[[形見持ちのゴルゴン/Keepsake Gorgon]] - [[怪物化]]の誘発型能力で[[ゴルゴン]]でないクリーチャーを破壊するクリーチャー。3BB 。（[[テーロス]]）
 +
*[[影生まれの悪魔/Shadowborn Demon]] -  [[ETB]]で[[デーモン]]でないクリーチャーを破壊するクリーチャー。3BB。（[[基本セット2014]]）
 +
*[[命運の核心/Crux of Fate]] - [[モード]]の1つで[[ドラゴン]]でないクリーチャーを全て破壊する[[ソーサリー]]。3BB。（[[運命再編]]）
 +
*[[光り葉の選別者/Gilt-Leaf Winnower]] - [[ETB]]でエルフでない（かつパワーとタフネスが異なる）クリーチャーを破壊するクリーチャー。3BB。（[[マジック・オリジン]]）
 +
*[[死の権威、リリアナ/Liliana, Death's Majesty]] - ゾンビでないクリーチャーを全て破壊する[[忠誠度能力]]を持つ[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]。3BB。（[[アモンケット]]）
 +
*[[板歩きの刑/Walk the Plank]] - [[マーフォーク]]でないクリーチャーを破壊するソーサリー。BB。（[[イクサラン]]）
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価：オンスロート]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価：オンスロート]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価：マジック・オリジン]] - [[アンコモン]]

2024年6月14日 (金) 08:24時点における最新版


Cruel Revival / 残酷な蘇生 (４)(黒)
インスタント

ゾンビ(Zombie)でないクリーチャー１体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。あなたの墓地にあるゾンビ・カードを最大１枚まで対象とし、それをあなたの手札に戻す。


ゾンビ以外の除去とゾンビの回収を同時に行うインスタント。

明確にカード・アドバンテージが取れるものの、重さは否めず、スタンダード環境では活躍できなかった。

しかし、クリーチャー戦が主体ながらもまともな除去カードが少ないオンスロート・ブロックでは、相対的に評価が高い。リミテッドにおいては最高の除去呪文と評され、黒全体の価値を高らしめる重要カードである。またオンスロート・ブロック構築でもゾンビデッキや白黒コントロールなどで採用された。当時ベジテーションで使われていたほとんどの大型クリーチャーを除去でき、また皮を剥ぐ者/Skinthinnerなどを回収することでアドバンテージを着実に稼ぐことができた。

  • 回収できるのはクリーチャー・カードに限らない。名も無き転置/Nameless Inversionなどの同族・カードも回収可能。
  • 対象を2つ取っているため、意志を曲げる者/Willbenderなどの偏向/Deflection系カードに耐性がある。また一方が不正な対象となってももう一方は効果を発揮する。
    • ただし、ゾンビを回収する方は「1枚まで」であり対象を取らない事も適正である。墓地にゾンビが無かった、もしくはあっても対象を取らない事を選んだ場合は単一の対象を取る呪文となり、偏向可能となる。

[編集] 関連カード

特定のクリーチャー・タイプや特殊タイプ以外のクリーチャーを除去する黒のカード。特記しない限り1体を破壊。

[編集] 参考

「http://mobile.mtgwiki.com/wiki/%E6%AE%8B%E9%85%B7%E3%81%AA%E8%98%87%E7%94%9F/Cruel_Revival」より作成
MOBILE