船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker
提供:MTG Wiki
細 (→ストーリー) |
|||
31行: | 31行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:スペシャルゲスト (イクサラン:失われし洞窟)]] - [[アンコモン]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2023年11月4日 (土) 10:45時点における最新版
共闘を持ち、アーティファクトやクリーチャーを生け贄に捧げることでコストを軽くできる伝説の巨人・海賊。
これを唱えるための追加コスト以外でも、ターン中に捧げた生け贄の数だけ2マナ減少するのがポイント。これを統率者に指定している場合、一度1マナで唱えることができれば、その後はファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altarのようなサクり台によって無限に出し入れすることができる。フィニッシャーとしては定番のぶどう弾/Grapeshotや伏魔殿/Pandemonium亜種の他、三度の再誕、ジェスカ/Jeska, Thrice Rebornなら共闘すれば統率領域に仕込んでおける。
[編集] ルール
- 船壊し、ダーゴを唱える手順は以下の通りである。
- ダーゴを唱えることを宣言し、スタックへ移動させる(CR:601.2a)。
- ダーゴを唱える追加コストとして生け贄に捧げるアーティファクトやクリーチャーを望む数選ぶ(CR:601.2b)。
- ダーゴを唱えるための総コストが決定される(CR:601.2f)。統率者であるなら統率者税で総コストは増え、自身の能力によって2.で選択したアーティファクトやクリーチャーの数と、このターン、ここまでに生け贄に捧げられたアーティファクトやクリーチャー1つごとに(2)少なくなる。
- ダーゴを唱えるためにマナ能力を起動できる(CR:601.2g)。ここでアーティファクトやクリーチャーを生け贄に捧げても、総コストはすでに決定されているので変化することはない。例えば宝物・トークンでマナを生み出しつつダーゴのコストを軽くしたいのなら、ダーゴを唱える前に生け贄に捧げておく必要がある。
- ダーゴを唱えるためのコストを支払う(CR:601.2h)。2.で選んだアーティファクトやクリーチャーを生け贄に捧げることができない場合、ダーゴを唱える前に巻き戻される(CR:601.2)。
- コストは任意の順で支払うことができる。鼓舞する彫像/Inspiring Statuaryによってダーゴが即席を得ているなら、5.の段階で不特定マナ・コストをアーティファクトをタップすることで支払った後でそのアーティファクトを生け贄に捧げてもよい。
- コストを軽くする意味がない数のアーティファクトやクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。他の追加コストやコスト増加がなくてもアーティファクトやクリーチャーを4つ以上生け贄に捧げてもよいし、マナ・コストを支払うことなく唱えるときに生け贄に捧げてもよい。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者レジェンズの、リミテッドのアーキタイプに対応する単色の伝説のクリーチャーのサイクル。各色に4枚ずつ存在し、その色を含む2色のアーキタイプのいずれか1つに関する能力を持つ。また、いずれも共闘を持つ。稀少度はアンコモン。
- セラの大天使、レイディアント/Radiant, Serra Archangel(飛行)
- 鋼軍団のプラヴァ/Prava of the Steel Legion(トークン)
- 剛胆な考古学者、アーデン/Ardenn, Intrepid Archaeologist(オーラと装備品)
- 真面目な祭儀師、アルハール/Alharu, Solemn Ritualist(+1/+1カウンター)
- 嵐の目、シアーニ/Siani, Eye of the Storm(飛行)
- ラミレス・ディピエトロの幽霊/Ghost of Ramirez DePietro(墓地利用)
- 鋭い目の航海士、マルコム/Malcolm, Keen-Eyed Navigator(海賊)
- 月のクラーケン、ブリネリン/Brinelin, the Moon Kraken(マナ総量が6以上の呪文)
- ダスキネルの工作員、ネイディア/Nadier, Agent of the Duskenel(トークン)
- 冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecrator(墓地利用)
- 肉体彫刻家、ケスキット/Keskit, the Flesh Sculptor(生け贄)
- 林間の茨、ミアーラ/Miara, Thorn of the Glade(エルフ)
- ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh(オーラと装備品)
- 鉄面連合の略取者、ブリーチェス/Breeches, Brazen Plunderer(海賊)
- 船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker(生け贄)
- ケッシグの罠師、アレイナ/Alena, Kessig Trapper(パワー参照)
- すべてを取り込むもの、スラーク/Slurrk, All-Ingesting(+1/+1カウンター)
- ワイアウッドの呼び手、ギランラ/Gilanra, Caller of Wirewood(マナ総量が6以上の呪文)
- ジョラーガの酋長、ヌーマ/Numa, Joraga Chieftain(エルフ)
- ケッシグのレインジャー、ハラナ/Halana, Kessig Ranger (パワー参照)
[編集] ストーリー
ダーゴ/Dargoは、何処かの次元/Planeに住む巨人/Giant。男性(イラスト)。
ダーゴが悪名高い海賊の乗組員に加わりたいと言ったとき、船長は即座に断った。「お前はデカすぎる、船にゃ入らねえ。」と。しかしダーゴには夢があり、へこたれることはなかった。彼は船から船首像を引き剥がし、頭部を折り取ることで熱意を示した。巨人に握り潰される気にはならなかった船長は、ダーゴの乗船を歓迎した。
船長の予想通り、航海はうまくいかなかった。船は嵐に遭い、ダーゴのあまりの重さに屈した甲板はたちまち割れ、船は真っ二つに裂けてしまったのだ。ダーゴは近くの島に歩いて行き、他の生存者を待ったが、誰も来ることはなかった。今日に至っても、ダーゴは救助を待ち続けている(もっとも、すでに何隻かの通りがかった船が彼の救助を試み、その過程で沈没したが)。
[編集] 登場作品・登場記事
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2/『統率者レジェンズ』の伝説たち その2(Card Preview 2020年11月6日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)