不憫な悲哀の行進/March of Wretched Sorrow
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(そもそもXドレインなので命の川と比較する必要性は薄い。また、黒マナを要求するのは生命吸収/Drain Life(と霊魂焼却/Soul Burn)のみ) |
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2023年12月25日 (月) 04:22時点における最新版
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたはあなたの手札にある望む枚数の黒のカードを追放してもよい。この呪文を唱えるためのコストは、これにより追放されたカード1枚につき(2)少なくなる。
クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。不憫な悲哀の行進はそれにX点のダメージを与え、あなたはX点のライフを得る。
黒の行進はXドレイン。ただし対象にできるのはクリーチャーやプレインズウォーカーのみ。
Xドレインとしての効率は追加コストを用いなくても良好である。単体除去であるため手札を追放すればその分カード・アドバンテージを失ってしまうが、十分なマナがないと効果を発揮しづらいというXドレインの弱点をある程度カバーできる柔軟性を得ている。とはいえ基本的には十分なマナあってこそのカードであり、頑丈なクリーチャーやプレインズウォーカーに対処するための確定除去と織り交ぜて採用したい。
黒の得意とするライフを引き換えにしたドローとは互いにシナジーを形成しており、ドローのために多くのマナを消費したとしても、潤沢になった手札をマナ代わりに消費することで除去をしながら失ったライフを取り戻せる。黒は対象制限のある除去や後半戦での手札破壊など、状況次第で腐りやすいカードが多いのでそれらをコストに利用できれば後腐れもない。
モダンでは黒単貴重品室で採用される。一つの指輪/The One Ringなどで補充した手札を利用できるほか、陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersの高いマナ生産力も活かせる。
ダメージレースが構築よりも重視され、単体除去の価値が高いリミテッドにおいてはその性質が役立ちやすい。
- サイクル共通のルールについては冥途灯りの行進/March of Otherworldly Lightを参照。
- プレイヤーを対象にできないXドレインのうち、ダメージを与えるものは奇しくも同じ神河/Kamigawaを舞台とする神河物語に食い込む疫病/Swallowing Plagueが存在するのみであった。秘儀でないとはいえ大幅に性能が上がっている。
- マイナス修整を行うタイプも含めるならばエレボスの介入/Erebos's Interventionが存在する。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
神河:輝ける世界の行進サイクル。マナ・コストに(X)を含むインスタントで、追加コストとして追放した手札の同色のカード1枚につき(2)軽くなる。稀少度はレア。
- 冥途灯りの行進/March of Otherworldly Light
- 渦巻く霧の行進/March of Swirling Mist
- 不憫な悲哀の行進/March of Wretched Sorrow
- 無謀なる歓喜の行進/March of Reckless Joy
- 芽吹く生命の行進/March of Burgeoning Life