青赤ビートダウン
提供:MTG Wiki
(6人の利用者による、間の12版が非表示) | |||
6行: | 6行: | ||
主に[[青ウィニー]]に赤の[[火力]]を投入した、[[ウィニー・バーン]]の形態をとることが多い。 | 主に[[青ウィニー]]に赤の[[火力]]を投入した、[[ウィニー・バーン]]の形態をとることが多い。 | ||
+ | ==エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期== | ||
+ | [[カルドハイム]]の青赤[[アーキタイプ]]である[[巨人]]テーマを中心に、前後[[セット]]の優秀な巨人をまとめた'''青赤(氷雪)巨人'''/''UR(Snow)Giants''と呼ばれるビートダウンデッキが登場した。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Glimpse the Cosmos}} | ||
+ | {{#card:Bonecrusher Giant}} | ||
+ | |||
+ | [[青]]の[[打ち消す|カウンター]]や[[赤]]の[[全体火力]]、[[アーティファクト]]破壊と優秀な[[サイドボード]]が揃っている点も魅力。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Goldspan Dragon}} | ||
+ | |||
+ | また、カルドハイムで隙を見せ難い[[黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon]]が登場したことにより、[[厚かましい借り手/Brazen Borrower]]や[[砕骨の巨人/Bonecrusher Giant]]などの[[当事者カード]]でテンポを稼ぎつつ黄金架のドラゴンで決める'''イゼット・テンポ'''/''Izzet Tempo''と呼ばれるビートダウンデッキが登場した。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Galazeth Prismari}} | ||
+ | |||
+ | [[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]期では、[[ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismari]]や[[表現の反復/Expressive Iteration]]などを得たことによって強化。前環境のイゼット・テンポを引き継ぐ'''イゼット・ドラゴン'''/''Izzet Dragon''の他、さらに[[マナ加速]]して[[マグマ・オパス/Magma Opus]]などの重量級呪文を唱える'''プリズマリ・ミッドレンジ'''/''Prismari Midrange''と呼ばれる型が登場した。 | ||
+ | |||
+ | *[[ローテーション]]後のイゼット・ドラゴンについては[[青赤コントロール#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期]]を参照のこと。 | ||
+ | |||
+ | ===サンプルリスト=== | ||
+ | ====青赤巨人==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Standard Challenge #12261174 14位(5勝2敗)([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-challenge-2021-02-14 参考]) | ||
+ | **使用者:KelMasterP | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[エルドレインの王権]]~[[カルドハイム]]) | ||
+ | |||
+ | {{#magicfactory:df320407}} | ||
+ | *[[結晶の巨人/Crystalline Giant]]は有用な巨人であると同時に、[[ツンドラの噴気孔/Tundra Fumarole]]から出る[[無色マナ]]の消費先としても適している。 | ||
+ | |||
+ | ====イゼット・テンポ==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[日本選手権20ファイナル]] 準優勝(6勝3敗)([https://mtg-jp.com/coverage/mtgjc2020final/ 参考]) | ||
+ | **使用者:[[井川良彦]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[エルドレインの王権]]~[[カルドハイム]]) | ||
+ | |||
+ | {{#magicfactory:df320534}} | ||
+ | ====プリズマリ・ミッドレンジ==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[MTGアリーナ]] 4月第4週プラチナ・ミシックランク6勝以上 ([https://magic.gg/decklists/traditional-standard-ranked-decklists-april-26-2021 参考]) | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[エルドレインの王権]]~[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]) | ||
+ | |||
+ | {{#magicfactory:df320535}} | ||
+ | ====イゼット・ドラゴン==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[『ストリクスヘイヴン』チャンピオンシップ]] 第7位、スタンダード部門7勝0敗([https://magic.gg/events/strixhaven-championship 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/stxchamps/ 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Seth Manfield]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]+[[イコリア:巨獣の棲処]]+[[基本セット2021]]+[[ゼンディカーの夜明け]]+[[カルドハイム]]+[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory: df320572}} | ||
==イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期== | ==イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期== | ||
[[ラヴニカのギルド]]から[[弧光のフェニックス/Arclight Phoenix]]や[[弾けるドレイク/Crackling Drake]]を獲得したことで、'''イゼット・フェニックス'''(''Izzet Phoenix'')、'''イゼット・ドレイク'''(''Izzet Drakes'')などと呼ばれる[[デッキ]]が登場した。 | [[ラヴニカのギルド]]から[[弧光のフェニックス/Arclight Phoenix]]や[[弾けるドレイク/Crackling Drake]]を獲得したことで、'''イゼット・フェニックス'''(''Izzet Phoenix'')、'''イゼット・ドレイク'''(''Izzet Drakes'')などと呼ばれる[[デッキ]]が登場した。 | ||
12行: | 64行: | ||
{{#card:Crackling Drake}} | {{#card:Crackling Drake}} | ||
− | 詳細は[[イゼット・フェニックス]]および[[イゼット・ドレイク]]を参照。 | + | 詳細は[[イゼット・フェニックス#スタンダード|イゼット・フェニックス]]および[[イゼット・ドレイク]]を参照。 |
==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期== | ==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期== | ||
37行: | 89行: | ||
[[記憶の欠落/Memory Lapse]]などの打ち消しを採用したことで当時猛威を振るっていた[[コンボデッキ]]・[[プロスブルーム]]に優位に立つことができた。 | [[記憶の欠落/Memory Lapse]]などの打ち消しを採用したことで当時猛威を振るっていた[[コンボデッキ]]・[[プロスブルーム]]に優位に立つことができた。 | ||
+ | |||
+ | ==ヒストリック== | ||
+ | [[弧光のフェニックス/Arclight Phoenix]]と相性の良い[[信仰無き物あさり/Faithless Looting]]や[[渦まく知識/Brainstorm]]が[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]で登場してから、[[#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ラヴニカのギルド期のスタンダード]]をベースとした'''イゼット・フェニックス''' (''Izzet Phoenix'') と呼ばれる[[デッキ]]が登場した。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Arclight Phoenix}} | ||
+ | {{#card:Faithless Looting}} | ||
+ | |||
+ | 詳細は[[イゼット・フェニックス#ヒストリック|イゼット・フェニックス]]を参照。 | ||
==パイオニア== | ==パイオニア== | ||
59行: | 119行: | ||
{{#card:Thing in the Ice}} | {{#card:Thing in the Ice}} | ||
− | [[窯の悪鬼/Kiln Fiend]]と[[僧院の速槍/Monastery Swiftspear]] | + | [[窯の悪鬼/Kiln Fiend]]と[[僧院の速槍/Monastery Swiftspear]]を戦場に出し、軽量[[引く|ドロー]][[呪文]]や各種[[ファイレクシア・マナ]]呪文を連打して強化、[[ティムールの激闘/Temur Battle Rage]]で大ダメージを叩き込むのが基本戦術。コンセプト自体は従来から存在したが、欠片の双子デッキの衰退によりオールイン系デッキ全般が動きやすくなったこと、モダンの基本除去である[[稲妻/Lightning Bolt]]で対処されない[[氷の中の存在/Thing in the Ice]]の登場、[[ファストランド]]である[[尖塔断の運河/Spirebluff Canal]]の参入などにより頭角を表している。 |
==ヴィンテージ== | ==ヴィンテージ== | ||
77行: | 137行: | ||
{{#MagicFactory:df307320}} | {{#MagicFactory:df307320}} | ||
− | |||
==参考== | ==参考== | ||
*[[青赤]] | *[[青赤]] | ||
89行: | 148行: | ||
[[Category:青赤ビート・コントロールデッキ|*]] | [[Category:青赤ビート・コントロールデッキ|*]] | ||
[[Category:スタンダードデッキ]] | [[Category:スタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:ヒストリックデッキ]] | ||
[[Category:パイオニアデッキ]] | [[Category:パイオニアデッキ]] | ||
[[Category:モダンデッキ]] | [[Category:モダンデッキ]] | ||
[[Category:ヴィンテージデッキ]] | [[Category:ヴィンテージデッキ]] |
2021年9月29日 (水) 21:46時点における最新版
青赤ビートダウン(UR Beatdown)は、青赤2色で組まれたビートダウンデッキの総称。
目次 |
[編集] 概要
青・赤ともに小型クリーチャーのサイズが小粒になりやすいため、対抗2色の組み合わせの中でもビートダウンデッキとして組まれることは稀な部類に入る。
主に青ウィニーに赤の火力を投入した、ウィニー・バーンの形態をとることが多い。
[編集] エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期
カルドハイムの青赤アーキタイプである巨人テーマを中心に、前後セットの優秀な巨人をまとめた青赤(氷雪)巨人/UR(Snow)Giantsと呼ばれるビートダウンデッキが登場した。
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚見る。そのうち1枚をあなたの手札に、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
あなたが巨人(Giant)をコントロールしているかぎり、あなたはあなたの墓地から星界の瞥見を、これのマナ・コストを支払うのではなく(青)を支払うことで唱えてもよい。あなたがこれにより星界の瞥見を唱え、かつ、これがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。
クリーチャー — 巨人(Giant)
砕骨の巨人が呪文の対象になるたび、砕骨の巨人はその呪文のコントローラーに2点のダメージを与える。
4/3Stomp / 踏みつけ (1)(赤)
インスタント — 出来事(Adventure)
このターン、ダメージは軽減できない。クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。踏みつけはそれに2点のダメージを与える。
青のカウンターや赤の全体火力、アーティファクト破壊と優秀なサイドボードが揃っている点も魅力。
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
黄金架のドラゴンが攻撃するか呪文の対象になるたび、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
あなたがコントロールしている宝物は「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ2点を加える。」を持つ。
また、カルドハイムで隙を見せ難い黄金架のドラゴン/Goldspan Dragonが登場したことにより、厚かましい借り手/Brazen Borrowerや砕骨の巨人/Bonecrusher Giantなどの当事者カードでテンポを稼ぎつつ黄金架のドラゴンで決めるイゼット・テンポ/Izzet Tempoと呼ばれるビートダウンデッキが登場した。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行
ガラゼス・プリズマリが戦場に出たとき、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
あなたがコントロールしているすべてのアーティファクトは「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、インスタントかソーサリーである呪文を唱えるためにのみ使用できる。」を持つ。
ストリクスヘイヴン:魔法学院期では、ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismariや表現の反復/Expressive Iterationなどを得たことによって強化。前環境のイゼット・テンポを引き継ぐイゼット・ドラゴン/Izzet Dragonの他、さらにマナ加速してマグマ・オパス/Magma Opusなどの重量級呪文を唱えるプリズマリ・ミッドレンジ/Prismari Midrangeと呼ばれる型が登場した。
- ローテーション後のイゼット・ドラゴンについては青赤コントロール#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期を参照のこと。
[編集] サンプルリスト
[編集] 青赤巨人
- 結晶の巨人/Crystalline Giantは有用な巨人であると同時に、ツンドラの噴気孔/Tundra Fumaroleから出る無色マナの消費先としても適している。
[編集] イゼット・テンポ
イゼット・テンポ [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
[編集] プリズマリ・ミッドレンジ
プリズマリ・ミッドレンジ [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
[編集] イゼット・ドラゴン
- 備考
- 『ストリクスヘイヴン』チャンピオンシップ 第7位、スタンダード部門7勝0敗(参考/参考)
- 使用者:Seth Manfield
- フォーマット
Izzet Dragons [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
[編集] イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期
ラヴニカのギルドから弧光のフェニックス/Arclight Phoenixや弾けるドレイク/Crackling Drakeを獲得したことで、イゼット・フェニックス(Izzet Phoenix)、イゼット・ドレイク(Izzet Drakes)などと呼ばれるデッキが登場した。
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行、速攻
あなたのターンの戦闘の開始時に、このターンにあなたがインスタントかソーサリーである呪文を3つ以上唱えていた場合、あなたの墓地から弧光のフェニックスを戦場に戻す。
クリーチャー — ドレイク(Drake)
飛行
弾けるドレイクのパワーは、追放領域かあなたの墓地にあり、あなたがオーナーであり、インスタントかソーサリーであるカードの枚数に等しい。
弾けるドレイクが戦場に出たとき、カードを1枚引く。
詳細はイゼット・フェニックスおよびイゼット・ドレイクを参照。
[編集] テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
マジック・オリジンの参入後、青赤アーティファクト(UR Artifacts)、青赤アーティファクトの魂込め(UR Ensoul Artifact)などの名で呼ばれるデッキがメタの一角となった。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(アーティファクト)
エンチャントされているアーティファクトは、他のタイプに加えて基本のパワーとタフネスが5/5のクリーチャーである。
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、アーティファクト1つを生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。爆片破はそれに5点のダメージを与える。
詳細は青赤魂込めを参照。
[編集] ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsと装備品を主力としたDelver-Bladeと呼ばれるデッキタイプのうち、青赤の構成のものが存在する。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。あなたはそのカードを公開してもよい。これによりインスタントやソーサリーであるカードが公開されたなら、秘密を掘り下げる者を変身させる。
1/1Insectile Aberration / 昆虫の逸脱者
〔青〕 クリーチャー — 人間(Human) 昆虫(Insect)
飛行
3/2インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。
詳細はDelver-Bladeのページを参照のこと。
[編集] ミラージュ・ブロック構築
ミラージュ・ブロック構築では、赤スライに青の打ち消し呪文を採用したSumuが登場した。
クリーチャー — イフリート(Efreet)
飛行
(0):コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに勝った場合、熱狂のイフリートはフェイズ・アウトする。あなたがコイン投げに負けた場合、熱狂のイフリートを生け贄に捧げる。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりに、オーナーのライブラリーの一番上に置く。
記憶の欠落/Memory Lapseなどの打ち消しを採用したことで当時猛威を振るっていたコンボデッキ・プロスブルームに優位に立つことができた。
[編集] ヒストリック
弧光のフェニックス/Arclight Phoenixと相性の良い信仰無き物あさり/Faithless Lootingや渦まく知識/Brainstormがストリクスヘイヴン:魔法学院で登場してから、ラヴニカのギルド期のスタンダードをベースとしたイゼット・フェニックス (Izzet Phoenix) と呼ばれるデッキが登場した。
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行、速攻
あなたのターンの戦闘の開始時に、このターンにあなたがインスタントかソーサリーである呪文を3つ以上唱えていた場合、あなたの墓地から弧光のフェニックスを戦場に戻す。
ソーサリー
カードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。
フラッシュバック(2)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
詳細はイゼット・フェニックスを参照。
[編集] パイオニア
パイオニアでは、テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期のアーティファクトの魂込め/Ensoul Artifactデッキの進化形、青赤魂込め(UR Ensoul)が存在している。
アーティファクト クリーチャー — 蛇(Snake)
到達、トランプル、プロテクション(多色)
石とぐろの海蛇は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
技量ある活性師が戦場に出たとき、あなたがコントロールしているアーティファクト1つを対象とする。技量ある活性師が戦場に残り続けているかぎり、それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
1/3詳細は青赤魂込めを参照。
[編集] モダン
モダン環境では、フェアリーデッキのバリエーションとして組まれる。
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ならず者(Rogue)
瞬速
飛行
やっかい児が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「(T):それが速攻を持つことを除き、このクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。」を持つ。
特にやっかい児/Pestermiteのクリーチャー・タイプがフェアリーであることから、欠片の双子/Splinter Twinと合わせて欠片の双子コンボを搭載することが多い。
また、欠片の双子が禁止されて以降は青赤果敢または青赤窯の悪鬼と呼ばれる高速アグロデッキの青赤スペルが台頭している。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) ビースト(Beast)
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、窯の悪鬼はターン終了時まで+3/+0の修整を受ける。
1/2クリーチャー — ホラー(Horror)
防衛
氷の中の存在は氷(ice)カウンターが4個置かれた状態で戦場に出る。
あなたがインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを唱えるたび、氷の中の存在の上から氷カウンターを1個取り除く。その後、氷の中の存在の上に氷カウンターがないなら、これを変身させる。
Awoken Horror / 目覚めた恐怖
〔青〕 クリーチャー — クラーケン(Kraken) ホラー(Horror)
このクリーチャーが目覚めた恐怖に変身したとき、ホラー(Horror)でないすべてのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。
7/8窯の悪鬼/Kiln Fiendと僧院の速槍/Monastery Swiftspearを戦場に出し、軽量ドロー呪文や各種ファイレクシア・マナ呪文を連打して強化、ティムールの激闘/Temur Battle Rageで大ダメージを叩き込むのが基本戦術。コンセプト自体は従来から存在したが、欠片の双子デッキの衰退によりオールイン系デッキ全般が動きやすくなったこと、モダンの基本除去である稲妻/Lightning Boltで対処されない氷の中の存在/Thing in the Iceの登場、ファストランドである尖塔断の運河/Spirebluff Canalの参入などにより頭角を表している。
[編集] ヴィンテージ
ヴィンテージでは、クロック・パーミッションのフィッシュのバリエーションとして組まれる。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(赤),(T),あなたの墓地にあるカード2枚を追放する:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。渋面の溶岩使いはそれに2点のダメージを与える。
1/1インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
対ウィニーに効果的な渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer、優秀なユーティリティーの火+氷/Fire+Ice、赤のアーティファクト破壊に色対策カードの赤霊破/Red Elemental Blastや紅蓮破/Pyroblastといったカードがヴィンテージのメタゲームに合致しているのがこのデッキカラーを選ぶ利点だといえる。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- ヴィンテージ選手権04 ベスト8 (参考)
- 使用者:Tom Rotchad
- フォーマット
UR Fish [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|