第1回イロアス競技会/The First Iroan Games
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+ | :競技本番。優れた[[パワー|力]]を示すことができれば2枚[[引く|ドロー]]の報奨が与えられる。 | ||
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+ | :表彰式。金メダル、もとい[[金]]・トークンが与えられる。 | ||
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+ | クリーチャーを元手として[[アドバンテージ]]を得る事にフォーカスした英雄譚。完遂した際に得られる効果は[[熱心な士官候補生/Eager Cadet]]+[[投与+享受/Give+Take|投与/Give]]+[[予言/Divination]]+[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]に相当し、それらがわずか3マナで得られるため[[コスト・パフォーマンス]]に優れている。上述の通り単体でも機能するため自己完結しており扱いやすく、使い勝手の面でも上々。特にクリーチャーが並びやすい[[リミテッド]]では全ての章を完遂しやすく強力。ある種[[エンチャント]]の性質を持ったクリーチャーとしての扱いも可能なので、エンチャントの[[サーチ]]手段や[[シナジー]]手段が豊富なデッキの地上戦力としての投入も考えられる。 | ||
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+ | *兵士が体を鍛えて競技会で優勝し、金メダルを獲得するというデザインだが、ゲーム的にはII章の対象やIII章の達成はI章で生成したトークン以外でも構わないし、III章の条件を満たせなかった場合でも金トークンは生成される。 | ||
+ | *[[イロアス/Iroas]]は[[赤白]]の[[神 (テーロス・ブロック)#ストーリー|神]]だが、こちらは緑[[単色]]のカードである。 | ||
+ | *[[闘技場の競技者/Arena Athlete]]の[[フレイバー・テキスト]]によるとイロアスの競技会ではメダルは授与されないとのことだが、このカード用の[[トークン・カード]]にはメダルが明確に描かれている。開催を重ねる間に方針が変わったのだろうか。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
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==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | ''' | + | '''イロアスの競技会'''/''The Iroan Games''は、都市国家[[アクロス/Akros]]で毎年夏に開催される総合運動競技大会。これはその第1回大会を描いたものである。 |
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+ | 詳細は[[アクロス/Akros#イロアスの競技会/The Iroan Games]]を参照。 | ||
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*モチーフは古代ギリシャの[[Wikipedia:ja:オリンピア (ギリシャ)|オリュンピア]]で4年に1度行われていた[[Wikipedia:ja:古代オリンピック|古代オリンピック]]だろう。{{Gatherer|id=476421}}は古代ギリシャの壺絵の技法、[[Wikipedia:ja:黒絵式|黒絵式]]を思わせる。 | *モチーフは古代ギリシャの[[Wikipedia:ja:オリンピア (ギリシャ)|オリュンピア]]で4年に1度行われていた[[Wikipedia:ja:古代オリンピック|古代オリンピック]]だろう。{{Gatherer|id=476421}}は古代ギリシャの壺絵の技法、[[Wikipedia:ja:黒絵式|黒絵式]]を思わせる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033622/ 『テーロス還魂記』のトークン]([[Daily MTG]] [[2020年]]1月9日) | ||
*[[イロアス/Iroas]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[イロアス/Iroas]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[レア]] | ||
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2022年3月23日 (水) 20:55時点における最新版
エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IVの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 白の1/1の人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する。
II ― あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを3個置く。
III ― あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、カードを2枚引く。
IV ― 金(Gold)トークンを1つ生成する。
都市国家アクロス/Akrosにおいてイロアス/Iroas神の名で行われる競技会を表現した英雄譚。
- I-
- 競技選手の入場。1/1の人間・兵士・トークンを生成する。
- II章以降の章能力の土台となる効果。これのおかげで単体でも有効に機能するカードに仕上がっているが、単体では1/1と非力で除去されやすいため、このトークンにばかり頼りすぎると総崩れになりやすい。やはり、II章やIII章までに別のクリーチャーを用意できるとベター。
- II-
- 選手の鍛錬。+1/+1カウンターを3個置く、投与/Give相当の効果。
- I章のトークンが生き残ってさえいればそのまま強化するだけで4/4となり、攻撃し始めるタイミングも一般的3マナクリーチャーと変わらず、II章まででも3マナ4/4クリーチャーとして運用できる。もちろん、他の有用なクリーチャーを強化するのも手。III章のドローの呼び水になる点も重要だが、この章能力のみでもマナ・コスト分の働きは完遂している。
- III-
- 競技本番。優れた力を示すことができれば2枚ドローの報奨が与えられる。
- 直接的なハンド・アドバンテージに繋がる貴重な効果。強化したトークンで条件を満たすのが流麗だが、対戦相手の妨害も考慮すると、別の手段でもパワー4以上のクリーチャーを確保し達成率を上げておきたい。
- テーロス還魂記の赤と緑には「パワー4以上」を参照するカードが複数存在するため、特にリミテッドでは別のカードで条件を満たしたり、併用し互いにシナジーさせることができるとなお良い。
- IV-
- 表彰式。金メダル、もとい金・トークンが与えられる。
- おまけに近いように見えてIII章を達成した場合の潤沢な手札を一気に使う役割を果たすため、利便性が高い。また初のIV章英雄譚の一つであること自体が、信心を満たしやすいという側面もある。
クリーチャーを元手としてアドバンテージを得る事にフォーカスした英雄譚。完遂した際に得られる効果は熱心な士官候補生/Eager Cadet+投与/Give+予言/Divination+水蓮の花びら/Lotus Petalに相当し、それらがわずか3マナで得られるためコスト・パフォーマンスに優れている。上述の通り単体でも機能するため自己完結しており扱いやすく、使い勝手の面でも上々。特にクリーチャーが並びやすいリミテッドでは全ての章を完遂しやすく強力。ある種エンチャントの性質を持ったクリーチャーとしての扱いも可能なので、エンチャントのサーチ手段やシナジー手段が豊富なデッキの地上戦力としての投入も考えられる。
弱点としては、クリーチャーを土台とするが故に各種除去、特に全体除去にめっぽう弱いという点。英雄譚特有のタイムラグからII章~III章を潰されやすく、目論見通りに機能しないこともしばしば。除去耐性に優れたクリーチャーを併用するなど、すべての章能力を十全に活かせる構成を心がけたい。
- 兵士が体を鍛えて競技会で優勝し、金メダルを獲得するというデザインだが、ゲーム的にはII章の対象やIII章の達成はI章で生成したトークン以外でも構わないし、III章の条件を満たせなかった場合でも金トークンは生成される。
- イロアス/Iroasは赤白の神だが、こちらは緑単色のカードである。
- 闘技場の競技者/Arena Athleteのフレイバー・テキストによるとイロアスの競技会ではメダルは授与されないとのことだが、このカード用のトークン・カードにはメダルが明確に描かれている。開催を重ねる間に方針が変わったのだろうか。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
テーロス還魂記のレアか神話レアの英雄譚のサイクル。キオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea Godのみ神話レアで、他はレア。
- エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Death
- キオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea God
- ティマレット、死者を呼び出す/Tymaret Calls the Dead
- アクロス戦争/The Akroan War
- 第1回イロアス競技会/The First Iroan Games
[編集] ストーリー
イロアスの競技会/The Iroan Gamesは、都市国家アクロス/Akrosで毎年夏に開催される総合運動競技大会。これはその第1回大会を描いたものである。
詳細はアクロス/Akros#イロアスの競技会/The Iroan Gamesを参照。