青黒コントロール/スタンダード/テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック期

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2015年8月31日 (月) 14:49時点における最新版

ラヴニカへの回帰で登場した至高の評決/Supreme Verdictやスフィンクスの啓示/Sphinx's Revelationの存在により、約2年間、スタンダードの青系コントロールは白を含むものが主流となっていたが、それらがローテーション落ちしたことで、青黒2色のコントロールが久しぶりに復権を果たした。

[編集] 概要

思考囲い/Thoughtseizeなどの手札破壊、解消/Dissolveや軽蔑的な一撃/Disdainful Strokeなどのカウンター、胆汁病/Bile Blightや英雄の破滅/Hero's Downfallなどの単体除去で1対1交換を繰り返し、土地が伸びたら時を越えた探索/Dig Through Timeやジェイスの創意/Jace's Ingenuityで手札を補充する。

全体除去は当初、メインデッキにミッドレンジに強い危険な櫃/Perilous Vault、サイドボードにウィニーやトークンデッキに強い悲哀まみれ/Drown in Sorrowが搭載されていることが多かった。またフィニッシャーとしては高い除去耐性を有し、陰鬱な僻地/Dismal Backwaterや光輝の泉/Radiant Fountainとのシナジーを持つ真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancientがよく使われていた。

運命再編からは優秀な全体除去呪文である命運の核心/Crux of Fateや、全体除去と追加のフィニッシャーを兼ねる精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonを獲得し、大きく強化された。

タルキール龍紀伝参入後は氷瀑の執政/Icefall Regentや龍王シルムガル/Dragonlord Silumgarといった優秀なドラゴンと、シルムガルの嘲笑/Silumgar's Scorn、忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation、龍王の大権/Dragonlord's Prerogativeといった「ドラゴン・ボーナス」カードの獲得により、フィニッシャーとしてドラゴンを用いる青黒ドラゴン(UB Dragons)と呼ばれるタイプが登場した。このタイプの亜種として、龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutaiのために白をタッチしたエスパードラゴン(Esper Dragons)と呼ばれるデッキも存在する。そちらについては青白黒コントロールを参照。

マジック・オリジンからは意思の激突/Clash of Willsや衰滅/Languishを獲得。

• 緑をタッチしたスゥルタイコントロール(Sultai Control)と呼ばれるデッキについては緑青黒コントロールを参照。

[編集] サンプルレシピ

[編集] 初期型

• 備考
  • グランプリデンバー15 優勝 （参考）
  • 使用者：Andrew Brown
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚）

• 環境初期のタイプ。

[編集] 運命再編後

• 備考
  • グランプリセビリア15 優勝 （参考）
  • 使用者：Immanuel Gerschenson
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚＋運命再編）

• 運命再編参入後のタイプ。

[編集] タルキール龍紀伝後

• 備考
  • プロツアー「タルキール龍紀伝」 準優勝 （参考/参考）
  • 使用者：八十岡翔太
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック）

• タルキール龍紀伝参入後の青黒ドラゴンと呼ばれるタイプ。
• 華やかな宮殿/Opulent Palaceが採用されているが、これは4種類目の青黒土地であり、緑マナを要求するカードは1枚も入っていない。
• 製作者本人による解説記事も参照。

[編集] マジック・オリジン後

• 備考
  • グランプリプラハ15 準優勝 （参考）
  • 使用者：Peter Vieren
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋マジック・オリジン＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック）

• マジック・オリジン参入後のタイプ。

[編集] 参考

• 青黒コントロール
• デッキ集