サバンナ・ライオン/Savannah Lions
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− | + | [[マスターズ25th]]や[[ドミナリア・リマスター]]では[[コモン]]で収録されており、このため[[パウパー]]でも使用可能。白1マナで[[パワー]]2を満たすクリーチャーという条件を満たせるのが他にデメリットを持つクリーチャーと、先述した同型再版の先兵の精鋭のみであり、[[タイプ的]][[シナジー]]を利用しづらい短所もあるが、逆にタイプ的シナジーへの[[メタ]]に引っかかりづらいという長所を備えるため、未だに採用の価値がある。もちろん両方採用して8枚体勢にしてもよし。 | |
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− | + | *第8版に再録された際、[[アンリミテッド・エディション]]からの再録として紹介されているが、実際には[[リバイズド]]や[[第4版]]の再録経験がある。 | |
− | + | *第9版での再録時に、[[クリーチャー・タイプ]]再編により[[ライオン]]から[[猫]]へ変更された。 | |
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− | *[[ | + | *[[中村聡]]の著書「[[中村聡のマジック:ザ・ギャザリング五輪の書]]」によると、黎明期にこのカードは中村の周囲では「[[コモン]]以下の[[紙|ゴミクズ]]扱い」をされていたらしい。当然、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]の方が人気であった。このクリーチャーの真の強さが分かるようになれば初心者脱却であろう。 |
− | *[[ | + | *ペナルティや条件無しの1マナパワー2は長らく白にしか存在しなかったが、[[イニストラードを覆う影]]で[[赤]]の[[ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger]]が、[[異界月]]で[[緑]]の[[ケッシグをうろつくもの/Kessig Prowler]]が登場した。 |
− | + | **なお、それ以前にも白ではあるものの[[緑]]マナのみでも[[唱える|唱え]]られる[[ドライアドの闘士/Dryad Militant]]が存在した。ただし、こちらは基本的にはメリットだがデメリットにもなりうる能力を持っている。 | |
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+ | *[[先兵の精鋭/Elite Vanguard]]([[基本セット2010]]) | ||
+ | *[[探検隊の特使/Expedition Envoy]]([[戦乱のゼンディカー]]) | ||
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+ | 1マナパワー2の白のクリーチャー。[[常在型能力]]によりパワーが上がるものも含めるが、[[飛行]]を持つものは除外してある。'''太字'''のものは[[上位互換]]。 | ||
+ | *[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]] - 2/2。[[伝説のクリーチャー]]。([[神河物語]]) | ||
+ | *[[ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart]] - 2/2。[[追加コスト]]で[[手札]]から[[キスキン]]を[[公開する]]必要がある。([[ローウィン]]) | ||
+ | *[[壌土のライオン/Loam Lion]] - 1/1。[[森]]を[[コントロール]]していると2/3になる。([[ワールドウェイク]]) | ||
+ | *[[ドライアドの闘士/Dryad Militant]] - [[緑白]]の[[混成カード]]。[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が[[墓地]]に[[置く|置かれ]]るのを[[追放]]に[[置換]]する[[常在型能力]]を持つ。([[ラヴニカへの回帰]]) | ||
+ | *[[万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon]] - [[多色]]への[[プロテクション]]と[[ラッキーチャーム]]を[[内蔵]]している。([[テーロス]]) | ||
+ | *'''[[マルドゥの悲哀狩り/Mardu Woe-Reaper]]''' - これか他の[[戦士]]を[[戦場に出る|戦場に出す]]たびに墓地のクリーチャーを追放しつつ[[回復]]もする[[誘発型能力]]を持つ。([[運命再編]]) | ||
+ | *'''[[ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter]]''' - プロテクション([[ドラゴン]])を持ち、ドラゴンに対してのみ[[到達]]を持つ[[かのように]][[ブロック]]できる。([[タルキール龍紀伝]]) | ||
+ | *[[アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros]] - [[伝説の|伝説]]であり[[破壊不能]]を[[得る]][[起動型能力]]を持つ。誘発型能力で[[プレインズウォーカー]]に[[変身]]する。([[マジック・オリジン]]) | ||
+ | *'''[[空渡りの野心家/Skymarcher Aspirant]]''' - [[昇殿]]で飛行を持つ。([[イクサランの相克]]) | ||
+ | *'''[[不屈の護衛/Dauntless Bodyguard]]''' - 戦場に出る際に他のクリーチャーを選び、自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]でそれに[[破壊不能]]を付与する起動型能力を持つ。([[ドミナリア]]) | ||
+ | *'''[[尊い騎士/Venerable Knight]]''' - [[死亡]]時に[[あなた]]の[[騎士]]1体に[[+1/+1カウンター]]を1個置く。([[エルドレインの王権]]) | ||
+ | *'''[[堕ちたる者の案内者/Usher of the Fallen]]''' - [[誇示]]で1/1[[トークン]]を[[生成]]。([[カルドハイム]]) | ||
+ | *[[有能な整備士/Hotshot Mechanic]] - パワーが2大きいかのように[[搭乗]]できる[[アーティファクト・クリーチャー]]。([[神河:輝ける世界]]) | ||
+ | *'''[[徴兵士官/Recruitment Officer]]''' - 起動型能力で[[ライブラリーの一番上|ライブラリーの上]]4枚から[[マナ総量]]3以下のクリーチャー1枚を[[手札に加える|手札に加え]]られる。([[兄弟戦争]]) | ||
+ | *'''[[小癪な家ネズミ/Cheeky House-Mouse]]''' - クリーチャー[[強化]]の[[出来事]]付き[[当事者カード]]。[[本体]]はバニラ。([[エルドレインの森]]) | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?ccost_more=1&ccost_less=1&p_more=2&p_less=2 1マナでパワー2のクリーチャーを検索] | ||
*[[バニラクリーチャー]] | *[[バニラクリーチャー]] | ||
+ | *[[カード名百科事典#サバンナ|サバンナ]]([[カード名百科事典]]) | ||
+ | *[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:第8版]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:第8版]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]] | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]] |
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]] |
+ | *[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2024年11月4日 (月) 22:37時点における最新版
1マナ2/1にしてペナルティ能力も持たない、「ウィニーの白」を象徴する猫。
バニラであり回避能力や除去耐性は持たないが、1ターン目に出すと2ターン目から2点のクロックを刻めるのは強烈。初出はリミテッド・エディションと文字通り最初期のカードながら、デメリットの無いクリーチャーとしては1マナ2/1の基準を満たすカードは長く存在しておらず、完全な上位互換としては実に20年以上の時を経た運命再編のマルドゥの悲哀狩り/Mardu Woe-Reaperが初。当初はレアだったのも納得だろう。第5版ではコスト・パフォーマンスの高さが基準値を超えていると判断されたらしく再録を逃している。
第8版で久々に再録、第9版でも続投し、時代のギャップを感じさせずにボロスウィニーやZooといった高速ビートダウンの隆盛を支えた。その後は同型再版の先兵の精鋭/Elite Vanguardがアンコモンで登場、前述の通り完全上位互換も次々に登場し始め、ウィニーの象徴としての役目を終えた。ファウンデーションズでは久々に再録されたが登場時のスタンダードにも上位互換が複数存在するため、猫関連のタイプ的シナジーを活かすなどしない限りはそれらが優先される。
マスターズ25thやドミナリア・リマスターではコモンで収録されており、このためパウパーでも使用可能。白1マナでパワー2を満たすクリーチャーという条件を満たせるのが他にデメリットを持つクリーチャーと、先述した同型再版の先兵の精鋭のみであり、タイプ的シナジーを利用しづらい短所もあるが、逆にタイプ的シナジーへのメタに引っかかりづらいという長所を備えるため、未だに採用の価値がある。もちろん両方採用して8枚体勢にしてもよし。
- 第8版に再録された際、アンリミテッド・エディションからの再録として紹介されているが、実際にはリバイズドや第4版の再録経験がある。
- 第9版での再録時に、クリーチャー・タイプ再編によりライオンから猫へ変更された。
- マスターズ25thに新規イラストと新規フレイバー・テキストで再録された。
- 中村聡の著書「中村聡のマジック:ザ・ギャザリング五輪の書」によると、黎明期にこのカードは中村の周囲では「コモン以下のゴミクズ扱い」をされていたらしい。当然、甲鱗のワーム/Scaled Wurmの方が人気であった。このクリーチャーの真の強さが分かるようになれば初心者脱却であろう。
- ペナルティや条件無しの1マナパワー2は長らく白にしか存在しなかったが、イニストラードを覆う影で赤のファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorgerが、異界月で緑のケッシグをうろつくもの/Kessig Prowlerが登場した。
- なお、それ以前にも白ではあるものの緑マナのみでも唱えられるドライアドの闘士/Dryad Militantが存在した。ただし、こちらは基本的にはメリットだがデメリットにもなりうる能力を持っている。
[編集] 関連カード
[編集] 同型再版
[編集] 主な上位互換・変形版
1マナパワー2の白のクリーチャー。常在型能力によりパワーが上がるものも含めるが、飛行を持つものは除外してある。太字のものは上位互換。
- 今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda - 2/2。伝説のクリーチャー。(神河物語)
- ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart - 2/2。追加コストで手札からキスキンを公開する必要がある。(ローウィン)
- 壌土のライオン/Loam Lion - 1/1。森をコントロールしていると2/3になる。(ワールドウェイク)
- ドライアドの闘士/Dryad Militant - 緑白の混成カード。インスタントやソーサリーが墓地に置かれるのを追放に置換する常在型能力を持つ。(ラヴニカへの回帰)
- 万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon - 多色へのプロテクションとラッキーチャームを内蔵している。(テーロス)
- マルドゥの悲哀狩り/Mardu Woe-Reaper - これか他の戦士を戦場に出すたびに墓地のクリーチャーを追放しつつ回復もする誘発型能力を持つ。(運命再編)
- ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter - プロテクション(ドラゴン)を持ち、ドラゴンに対してのみ到達を持つかのようにブロックできる。(タルキール龍紀伝)
- アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros - 伝説であり破壊不能を得る起動型能力を持つ。誘発型能力でプレインズウォーカーに変身する。(マジック・オリジン)
- 空渡りの野心家/Skymarcher Aspirant - 昇殿で飛行を持つ。(イクサランの相克)
- 不屈の護衛/Dauntless Bodyguard - 戦場に出る際に他のクリーチャーを選び、自身の生け贄でそれに破壊不能を付与する起動型能力を持つ。(ドミナリア)
- 尊い騎士/Venerable Knight - 死亡時にあなたの騎士1体に+1/+1カウンターを1個置く。(エルドレインの王権)
- 堕ちたる者の案内者/Usher of the Fallen - 誇示で1/1トークンを生成。(カルドハイム)
- 有能な整備士/Hotshot Mechanic - パワーが2大きいかのように搭乗できるアーティファクト・クリーチャー。(神河:輝ける世界)
- 徴兵士官/Recruitment Officer - 起動型能力でライブラリーの上4枚からマナ総量3以下のクリーチャー1枚を手札に加えられる。(兄弟戦争)
- 小癪な家ネズミ/Cheeky House-Mouse - クリーチャー強化の出来事付き当事者カード。本体はバニラ。(エルドレインの森)