思考停止/Brain Freeze
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2011年3月17日 (木) 13:50時点における版
Brain Freeze / 思考停止 (1)(青)
インスタント
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚切削する。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
1ターンに(これを含めて)20回弱の呪文を唱えるのは困難に見えるが、専用にデッキを組めば不可能ではない。精神の願望/Mind's Desireで大量のストーム獲得が可能なデザイアのエンドカードであり、初期のデザイアフリーズではデッキ名にもなっている。
ただし勝利に必要なストーム量は苦悶の触手/Tendrils of Agonyの方が少なくてすむため、特に精神の願望が禁止・制限され使用不可能なエターナル環境では、ストームデッキのフィニッシャーとしては苦悶の触手のほうが優先される。このカードは寧ろマナ・コストの軽さと青という色の特性(サーチ・ドローが豊富でコンボデッキに向く)を活かして無限コンボデッキのエンドカードとなるほうが多い。(Sensei, Senseiやタイラントオースなど。)
また、インスタントなのでターン終了時に起動できるコンボデッキでも採用される。レガシーのソリダリティはこの点を活かしている。サイドボードから狡猾な願い/Cunning Wishで呼び出して使うのも定番。
- セプターチャントで、等時の王笏/Isochron Scepterに刻印されフィニッシャーとなったこともあった。上記狡猾な願いのシルバーバレット要員である。
- ストームデッキにとって無限ライフ等苦悶の触手で削り切れない相手への対策手段にもなる。当時のデザイアがループ・ジャンクションに強かった一因でもある。
- バベル等のタワーデッキには効果が薄い(無限コンボなら問題ないが)。しかし、それらのデッキの多くは大量のライブラリーそのものを勝利への道筋としているのが普通であり(例:機知の戦い/Battle of Wits)、大量のライブラリー破壊でそれらを封じ込めることで間接的な勝利手段ともなりうる。
- これを唱え相手のライブラリーを空にしてもその場で勝利するわけではない。また同様に、精神隷属器/Mindslaverなどで自分を対象にされても即死することはない。なぜなら、カードを引けなくなった時点で初めて負けるからである。→ライブラリーアウト
- 大抵喰らった方が投了する等で即座に勝負が付くため、これを意識する機会は少ない。しかし、「負ける前にアンタップと優先権の獲得を許す」というのが命取りになるケースも間違いなく存在する。特に、フラッシュバックを持つクローサ流再利用/Krosan Reclamationは要注意。