ナドゥ・コンボ

提供：MTG Wiki

2024年12月14日 (土) 00:28時点における最新版

ナドゥ・コンボ (Nadu Combo) は、モダンホライゾン3後のモダン環境に存在していたコンボデッキ、もしくはレガシー環境に存在するコンボ。

[編集] 概要

有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdomと、「0マナでクリーチャーを対象にとる」パーマネントを組み合わせると、何度もナドゥの能力を誘発させることが可能になる。これによって土地を大量に並べつつ手札を大幅に増やせるため、ナドゥと0マナでクリーチャーを対象にとるパーマネントの組み合わせは強力なアドバンテージエンジンとなる。ナドゥは伝説のクリーチャーであるため、喜ぶハーフリング/Delighted Halflingと組み合わせることで打ち消しにも耐性ができる。

[編集] モダン

モダン環境に絞っても、0マナでクリーチャーを対象にとるパーマネントは十分に存在する。

有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdomの相方としては、手甲/Shukoやコーの先導/Outrider en-Korが採用される。春心のナントゥーコ/Springheart Nantukoがいれば、土地が公開されるたびに新たに対象にできるクリーチャーが増えるため、莫大なカード・アドバンテージを得ることができる。

最終的にライブラリーを引き切り、タッサの神託者/Thassa's Oracleで勝利するか、春心のナントゥーコを忍耐/Enduranceに授与してコピーを生成しライブラリーを修復し、棘を播く者、逆棘のビル/Bristly Bill, Spine Sowerを無限に誘発して勝利する。

ナドゥの緑青を中心に、白を加えたバント・ナドゥ、さらにオークの弓使い/Orcish Bowmastersや思考囲い/Thoughtseizeの黒を加えた4色ナドゥが存在する。

プロツアー『モダンホライゾン3』ではバント型・4色型合わせて25.5%という高い使用率となり、ベスト4を独占した。

2024年8月に有翼の叡智、ナドゥが禁止カードに指定され、モダン環境から消滅した。

[編集] サンプルリスト

[編集] バント・ナドゥ

• 備考
  • プロツアー『モダンホライゾン3』 優勝（参考/参考）
  • 使用者：Simon Nielsen
• フォーマット
  • モダン（～モダンホライゾン3）

• 緑白青の構成。

[編集] 4色ナドゥ

• 備考
  • プロツアー『モダンホライゾン3』 ベスト4（参考/参考）
  • 使用者：Daniel Goetschel
• フォーマット
  • モダン（～モダンホライゾン3）

• 緑白青黒の構成。

[編集] レガシー

レガシーでもこのコンボは成立し、Bant Zenithやエルフデッキ、セファリッド・ブレックファーストなど様々なデッキに搭載されている。

有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdomの相方としてはコーの遊牧民/Nomads en-Korが採用される。またナドゥなどの緑のクリーチャーをサーチして直接戦場に出す手段として、緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithが採用される場合も多い。

[編集] 参考

• バント・ナドゥ：今と過去を繋ぐ地平線（モダン）(2024年6月19日 岩SHOW)
• デッキ集