屈辱/Mortify

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かつての強力[[除去]][[名誉回復/Vindicate]]に似た性能を持つ除去[[呪文]][[インスタント]]になった代わりに、[[クリーチャー]][[エンチャント]]しか[[破壊]]できなくなった。
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[[クリーチャー]][[エンチャント]][[破壊]]する、[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate]][[除去]][[呪文]]
  
[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate|オルゾフ]][[デッキ]]における[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]要素の中核であり、[[構築]][[リミテッド]]を問わず活躍する。
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[[ギルドパクト]]登場時の[[環境]]では、同じ[[サイクル]]の[[化膿/Putrefy]]同様、[[破壊]]できる[[クリーチャー]]に制限が無い点が強力。これらの存在により、[[ラヴニカ・ブロック]]付近は総じて除去が強い[[環境]]となっている。強いて言えば、[[再生]]可能な点は要注意。
  
同じ[[サイクル]][[化膿/Putrefy]]同様、相手を選ばず[[クリーチャー]][[破壊]]できる点だけでも強力。これらの存在により、[[ラヴニカ・ブロック]]付近は総じて除去が厳しい[[環境]]となっている。強いて言えば、名誉回復同様に[[再生]]可能な点は要注意。
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[[白黒]][[デッキ]]における[[コントロール (俗語)|コントロール]]要素の中核であり、[[構築]][[リミテッド]]を問わず活躍する。
  
*{{Gatherer|id=96930|ギルドパクト版のイラスト}}の人物の髪型や仕草は、[[恐怖/Terror]]の古い{{Gatherer|id=86|イラスト}}に描かれたものと酷似しており、一種の[[オマージュ]]となっている。また、恐怖のイラストが90度回転したものであるように、この[[絵|イラスト]]の完成版もスケッチから180度回転されている(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1044 Terror and Mortify]参照)。
 
*化膿と違い「再生できない」を持たない理由として、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/askwizards/0206 Ask Wizards 2006/2/7]で[[Devin Low]]は、[[エンチャント]]は基本的に再生できないこと、[[マナ・コスト]]と[[効果]]の組み合わせの元となっている[[啓蒙/Demystify]]が再生を許すこと(ちなみに化膿の組み合わせ元の[[酸化/Oxidize]]は再生を許さない)、再生カードを構築で使われるようにするために再生禁止をあまり使わないようにすること、およびにパワーレベルの調整を挙げている。
 
 
*[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]]バージョンが存在する。
 
*[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]]バージョンが存在する。
*[[ソリンvsティボルト]]に{{Gatherer|id=368498|新規イラスト}}で収録された。
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*[[ソリンvsティボルト]]に{{Gatherer|id=368498|新規イラスト}}で収録された。[[コンスピラシー]]など、以降の[[サプリメント・セット]]でもこのイラストが使用されている。
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*[[ラヴニカの献身]]シーズンの[[フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード]]として、特殊な[[枠]]の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[https://web.archive.org/web/20210803095558/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/ravnica-allegiance-promos-and-packaging-2018-12-17 Ravnica Allegiance Promos and Packaging(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031594/ 『ラヴニカの献身』の各種プロモとパッケージ](Card Preview 2018年12月17日)</ref>。
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*[[カルロフ邸殺人事件]]シーズンにおける[[ストアチャンピオンシップ]]の参加賞として、テキストボックスレスの[[プロモーション・カード]]が存在している<ref>[https://magic.gg/news/where-and-how-to-play-murders-at-karlov-manor Where and How to Play Murders at Karlov Manor]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037558/ 『カルロフ邸殺人事件』シーズンのイベント一覧](Play Magic 2024年2月1日)</ref>。
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==関連カード==
 
==関連カード==
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*除去範囲が狭まった代わりに[[インスタント]]になった[[名誉回復/Vindicate]]と言える。
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*{{Gatherer|id=96930|ギルドパクト版のイラスト}}の人物の髪型や仕草は、[[恐怖/Terror]]の古い{{Gatherer|id=86|イラスト}}に描かれたものと酷似しており、一種の[[オマージュ]]となっている。また、恐怖のイラストが90度回転したものであるように、この[[絵|イラスト]]の完成版もスケッチから180度回転されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/terror-and-mortify-2006-03-28 Terror and Mortify](Arcana 2006年3月28日)</ref>。
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*化膿と違い「再生できない」を持たない理由として、[[Devin Low]]は、[[エンチャント]]は基本的に再生できないこと、[[マナ・コスト]]と[[効果]]の組み合わせの元となっている[[啓蒙/Demystify]]が再生を許すこと(ちなみに化膿の組み合わせ元の[[酸化/Oxidize]]は再生を許さない)、再生カードを構築で使われるようにするために再生禁止をあまり使わないようにすること、およびにパワーレベルの調整を挙げている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/ask-wizards-february-2006-2006-02-01 Ask Wizards - February, 2006](Feature 2006年2月) - 2006/2/7</ref>。
 
===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/ラヴニカ・ブロックの多色除去呪文}}
 
{{サイクル/ラヴニカ・ブロックの多色除去呪文}}
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===類似カード===
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クリーチャーかエンチャントのどちらかを除去するカード。特記しない限りインスタント。クリーチャーか[[アーティファクト]]を除去するものは[[削剥/Abrade]]の項を、クリーチャーか[[土地]]なら[[汚れ/Befoul]]の項をそれぞれ参照。
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*[[トリーヴァの魔除け/Treva's Charm]] - [[緑白青]]3マナ。エンチャント破壊のモードと、[[攻撃クリーチャー]]を対象に[[追放]]する[[モード]]を併せ持つ[[魔除け]]。([[インベイジョン]])
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*[[エーテル宣誓会の審判人/Ethersworn Adjudicator]] - [[青]]5マナ[[アーティファクト・クリーチャー]]。[[タップ能力]]が屈辱と同コスト同能力。さらに自己[[アンタップ]]も可能。([[コンフラックス]])
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*[[イオナの裁き/Iona's Judgment]] - 白5マナ[[ソーサリー]]。破壊でなく追放。([[ワールドウェイク]])
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**[[祝福の光/Blessed Light]] - イオナの裁きがインスタントになった[[上位互換]]。([[ドミナリア]])
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*[[ゴルガリの魔除け/Golgari Charm]] - [[黒緑]]2マナ。エンチャント破壊のモードと、各クリーチャーへの-1/-1[[修整]]のモードを併せ持つ魔除け。([[ラヴニカのギルド]])
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*[[ドロモカの命令/Dromoka's Command]] - [[緑白]]2マナ。エンチャントへの[[布告]]モードと、[[格闘]]のモードを併せ持つ[[命令]]。([[タルキール龍紀伝]])
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*[[光輝の粛清/Radiant Purge]] - 白2マナ。破壊でなく追放だが、多色しか対象に取れない。(タルキール龍紀伝)
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*[[孤立領域/Isolation Zone]] - 白[[ダブルシンボル]]4マナエンチャント。破壊でなくこれが[[戦場を離れる]]まで[[追放]]する。([[ゲートウォッチの誓い]])
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**[[Vault 13:居住者の旅路/Vault 13: Dweller's Journey]] - 白4マナエンチャント。[[英雄譚]]のI章能力で、破壊でなくこれが戦場を離れるまで追放する。([[Fallout統率者デッキ]])
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*[[集団的努力/Collective Effort]] - 白ダブルシンボル3マナソーサリー。エンチャントか[[パワー]]4以上のクリーチャー破壊のモードを併せ持つ[[増呪]]。([[異界月]])
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**[[穢れの一掃/Repel the Vile]] - 白ダブルシンボル4マナ。破壊でなく追放だが、クリーチャーの方はパワー4以上でないと対象に取れない。([[神河:輝ける世界]])
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**[[邪悪を打ち砕く/Destroy Evil]] - 白2マナ。クリーチャーの方は[[タフネス]]4以上でないと対象に取れない。([[団結のドミナリア]])
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*[[押し潰す梢/Crushing Canopy]] - 緑3マナ。クリーチャーの方は[[飛行]]を持っていないと対象に取れない。([[イクサラン]])
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**[[脚当ての陣形/Pawpatch Formation]] - 緑2マナ。押し潰す梢のモード1つが増えた上位互換。([[ブルームバロウ]])
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*[[苦境のぬかるみ/Mire in Misery]] - 黒2マナソーサリー。各[[対戦相手]]はクリーチャーかエンチャントの内1つを[[生け贄に捧げる]]。([[統率者2018]])
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**[[ファリカの献杯/Pharika's Libation]] - 黒3マナ。対象の対戦相手へのクリーチャー布告とエンチャント布告のモードを併せ持つ。([[テーロス還魂記]])
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**[[神への債務/Debt to the Kami]] - ファリカの献杯が生け贄でなく[[追放]]になった上位互換。(神河:輝ける世界)
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**[[絶望招来/Invoke Despair]] - 黒[[クァドラプルシンボル]]5マナソーサリー。対象の対戦相手はクリーチャーとエンチャントと[[プレインズウォーカー]]を1つずつ生け贄に捧げる。(神河:輝ける世界)
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*[[大群への給餌/Feed the Swarm]] - 黒2マナソーサリー。対戦相手のものしか対象にとれない上に、対象の[[マナ総量]]分[[ライフ]]を失う。([[ゼンディカーの夜明け]])
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*[[無形の処刑者、ケイヤ/Kaya, Intangible Slayer]] - 白黒ダブルシンボル7マナプレインズウォーカーの-2[[忠誠度能力]]。破壊でなく追放な上に、対象の1/1飛行[[コピー]]・トークンも得る。([[ファイレクシア:完全なる統一]])
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*[[誓い破り/Shatter the Oath]] - 黒ダブルシンボル5マナソーサリー。さらにひねくれ者の[[役割]]を[[生成]]する。([[エルドレインの森]])
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*[[失せろ/Get Lost]] - 白2マナ。プレインズウォーカーも破壊できるが、何を破壊してもコントローラーに[[地図]]・トークン2つを与える。([[イクサラン:失われし洞窟]])
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*[[スレイベンの魔除け/Thraben Charm]] - 白2マナ。エンチャント破壊のモードと、対象クリーチャーにあなたのクリーチャー数の2倍ダメージのモードを併せ持つ。([[モダンホライゾン3]])
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*[[初冬/Early Winter]] - 黒5マナ。破壊でなく追放。エンチャントのモードの方だけ対象を取らず対象の対戦相手への布告。(ブルームバロウ)
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*[[萎縮させる責め苦/Withering Torment]] - 黒3マナ。2点のライフを失う。([[ダスクモーン:戦慄の館]])
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==脚注==
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<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[カード個別評価:ラヴニカの献身]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]] (Starter Collection)
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*[[カード個別評価:アサシンクリード]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:コンスピラシー]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - 旧枠加工カード
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*[[Secret Lair Drop Series/2024年#Secret Lair x Dungeons & Dragons®: Astarion's Thirst|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Dungeons & Dragons®: Astarion's Thirst]]
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__NOTOC__

2024年11月7日 (木) 14:14時点における最新版


Mortify / 屈辱 (1)(白)(黒)
インスタント

クリーチャー1体かエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。


クリーチャーエンチャント破壊する、オルゾフ組/The Orzhov Syndicate除去呪文

ギルドパクト登場時の環境では、同じサイクル化膿/Putrefy同様、破壊できるクリーチャーに制限が無い点が強力。これらの存在により、ラヴニカ・ブロック付近は総じて除去が強い環境となっている。強いて言えば、再生可能な点は要注意。

白黒デッキにおけるコントロール要素の中核であり、構築リミテッドを問わず活躍する。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ラヴニカ・ブロックを含む多色除去呪文サイクル。各セットごとに1枚ずつ登場し、クリーチャーか色に対応したカード・タイプのいずれかを破壊できる。

[編集] 類似カード

クリーチャーかエンチャントのどちらかを除去するカード。特記しない限りインスタント。クリーチャーかアーティファクトを除去するものは削剥/Abradeの項を、クリーチャーか土地なら汚れ/Befoulの項をそれぞれ参照。

[編集] 脚注

  1. Ravnica Allegiance Promos and Packaging(Internet Archive)/『ラヴニカの献身』の各種プロモとパッケージ(Card Preview 2018年12月17日)
  2. Where and How to Play Murders at Karlov Manor/『カルロフ邸殺人事件』シーズンのイベント一覧(Play Magic 2024年2月1日)
  3. Terror and Mortify(Arcana 2006年3月28日)
  4. Ask Wizards - February, 2006(Feature 2006年2月) - 2006/2/7

[編集] 参考

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