押し出し成形機械/Extruder
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
Karimenrider (トーク | 投稿記録) (カード名およびフレイバー。) |
(TGCTU) |
||
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
数少ない[[エコー]]付き[[アーティファクト・クリーチャー]]の1つ。エコーを持つだけあって単純な[[コスト・パフォーマンス]]はかなり高い。 | 数少ない[[エコー]]付き[[アーティファクト・クリーチャー]]の1つ。エコーを持つだけあって単純な[[コスト・パフォーマンス]]はかなり高い。 | ||
− | [[能力]]も後の[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]を思い起こさせるかなり強力なもの。しかし、[[ウルザ・ブロック]]当時に[[親和 (デッキ)|親和デッキ]]などあるはずもなく、性質上[[ | + | [[能力]]も後の[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]を思い起こさせるかなり強力なもの。しかし、[[ウルザ・ブロック]]当時に[[親和 (デッキ)|親和デッキ]]などあるはずもなく、性質上[[ビートダウンデッキ]]で活きる能力なので[[茶単]]での採用もしづらい、というわけで目立った活躍は少なかった。 |
*[[マナ]]なしで[[+1/+1カウンター]]を置けるため、[[スパイク]]や[[接合]]、[[移植]]持ち[[クリーチャー]]などとの併用や、何らかの[[無限コンボ]]も考えられる。 | *[[マナ]]なしで[[+1/+1カウンター]]を置けるため、[[スパイク]]や[[接合]]、[[移植]]持ち[[クリーチャー]]などとの併用や、何らかの[[無限コンボ]]も考えられる。 | ||
+ | *初出時は[[クリーチャー・タイプ]]がなかったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[巨大戦車]]が追加された。 | ||
*あまり押し出し成形をしていそうに見えない{{Gatherer|id=15255|造形}}だが、よく見ると本体右側とキャタピラの間にベルトコンベアが見え、これで鉄くずを回収しているのがわかる。 | *あまり押し出し成形をしていそうに見えない{{Gatherer|id=15255|造形}}だが、よく見ると本体右側とキャタピラの間にベルトコンベアが見え、これで鉄くずを回収しているのがわかる。 | ||
− | ** | + | **とはいえ、この[[カード]]のキモは[[名前]]にある。Intruder(侵略者、すなわち[[ファイレクシア/Phyrexia]])に対して接頭辞in-をex-に入れ替えて対義語化したものである。[[子守り/Cradle Guard]]と同じく、ダブルミーニングを狙ったものであろう。 |
− | **[[ | + | **ファイレクシアの軍勢を「押し出す」ものもまた、煙を噴いた無骨な巨大戦車。[[ウルザ/Urza]]のやり方が対立しているファイレクシアと同じやり方になってきている様が[[フレイバー・テキスト]]で皮肉られているが、[[アポカリプス]]のストーリーを考えると、これは一種の伏線だったのかもしれない。 |
{{フレイバーテキスト|侵略の日が近づくにつれ、ウルザのやり方はファイレクシアの目指すところに似てきた。}} | {{フレイバーテキスト|侵略の日が近づくにつれ、ウルザのやり方はファイレクシアの目指すところに似てきた。}} | ||
+ | |||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[アンコモン]] |
2024年8月16日 (金) 12:34時点における最新版
Extruder / 押し出し成形機械 (4)
アーティファクト クリーチャー — 巨大戦車(Juggernaut)
アーティファクト クリーチャー — 巨大戦車(Juggernaut)
エコー(4)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
アーティファクト1つ生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。その上に+1/+1カウンターを1個置く。
数少ないエコー付きアーティファクト・クリーチャーの1つ。エコーを持つだけあって単純なコスト・パフォーマンスはかなり高い。
能力も後の電結の荒廃者/Arcbound Ravagerを思い起こさせるかなり強力なもの。しかし、ウルザ・ブロック当時に親和デッキなどあるはずもなく、性質上ビートダウンデッキで活きる能力なので茶単での採用もしづらい、というわけで目立った活躍は少なかった。
- マナなしで+1/+1カウンターを置けるため、スパイクや接合、移植持ちクリーチャーなどとの併用や、何らかの無限コンボも考えられる。
- 初出時はクリーチャー・タイプがなかったが、2007年9月サブタイプ変更で巨大戦車が追加された。
- あまり押し出し成形をしていそうに見えない造形だが、よく見ると本体右側とキャタピラの間にベルトコンベアが見え、これで鉄くずを回収しているのがわかる。
- とはいえ、このカードのキモは名前にある。Intruder(侵略者、すなわちファイレクシア/Phyrexia)に対して接頭辞in-をex-に入れ替えて対義語化したものである。子守り/Cradle Guardと同じく、ダブルミーニングを狙ったものであろう。
- ファイレクシアの軍勢を「押し出す」ものもまた、煙を噴いた無骨な巨大戦車。ウルザ/Urzaのやり方が対立しているファイレクシアと同じやり方になってきている様がフレイバー・テキストで皮肉られているが、アポカリプスのストーリーを考えると、これは一種の伏線だったのかもしれない。
侵略の日が近づくにつれ、ウルザのやり方はファイレクシアの目指すところに似てきた。