ドラゴンの卵/Dragon Egg
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(7人の利用者による、間の12版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[ルフ鳥の卵/Rukh Egg]]の[[リメイク]]。初めは0/2[[防衛]]の貧弱な[[クリーチャー]]だが、[[死亡]]して孵化すると[[焼炉の仔/Furnace Whelp]]相当の[[ドラゴン]]が産まれる。 | [[ルフ鳥の卵/Rukh Egg]]の[[リメイク]]。初めは0/2[[防衛]]の貧弱な[[クリーチャー]]だが、[[死亡]]して孵化すると[[焼炉の仔/Furnace Whelp]]相当の[[ドラゴン]]が産まれる。 | ||
− | [[死亡誘発]][[能力]]の例に漏れず[[追放]][[除去]]や[[バウンス]]に弱いものの、[[基本セット2014]]内にはそれらの天敵が非常に少ないため、孵化を狙いやすい。[[消耗品の弾幕/Barrage of Expendables]]などの[[生け贄に捧げる]]手段があればなお確実。[[アイコニックマスターズ]]および[[基本セット2019]]ではドラゴンの[[ | + | [[死亡誘発]][[能力]]の例に漏れず[[追放]][[除去]]や[[バウンス]]に弱いものの、[[基本セット2014]]内にはそれらの天敵が非常に少ないため、孵化を狙いやすい。[[消耗品の弾幕/Barrage of Expendables]]などの[[生け贄に捧げる]]手段があればなお確実。[[アイコニックマスターズ]]および[[基本セット2019]]ではドラゴンの[[タイプ的カード]]がいくつか存在しており、[[カード・セット|セット]]内最[[軽い|軽量]]ドラゴンであるこれはそれらとの併用にうってつけ。 |
*孵化したばかりなのに[[ドラゴンの雛/Dragon Hatchling]]よりもかなり強い。 | *孵化したばかりなのに[[ドラゴンの雛/Dragon Hatchling]]よりもかなり強い。 | ||
− | *[[ | + | **[[開発部]]もこの奇妙さを認識していたようで、基本セット2019に[[コモン]]のドラゴンが求められた際、ドラゴンの雛と同時に収録することは見送られ、新たに[[電光吠えのドラゴン/Sparktongue Dragon]]が作られた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/play-design/m-files-m19-edition-red-green-gold-and-artifacts-2018-07-20 M-Files: M19 Edition – Red, Green, Gold, and Artifacts]/[https://mtg-jp.com/reading/pd/0030861/ Mファイル『基本セット2019』編・赤緑・多色・アーティファクト](Play Design [[2018年]]7月20日 [[Dan Musser]]著)</ref>。 |
− | *初出時のクリーチャー・タイプはドラゴンのみだったが、基本セット2019再録に際し[[卵]]の[[クリーチャー・タイプ]] | + | *[[エターナルマスターズ]]でコモンとして[[再録]]。[[パウパー]]で使用可能となった。 |
+ | *初出時のクリーチャー・タイプはドラゴンのみだったが、基本セット2019再録に際し[[卵]]の[[クリーチャー・タイプ]]が追加された。これに伴って、[[カード名とクリーチャー・タイプが同じカード]]になった。 | ||
+ | *[[統率者2018]]では、これと全く同じ性能のドラゴン・卵・[[トークン]]を[[生成]]する[[巣ごもりドラゴン/Nesting Dragon]]が登場。 | ||
+ | **[[2021年]]11月の[[総合ルール]]更新まではトークンの[[カード名]]は、特に指定がない場合[[サブタイプ]]と同じになっていた。そのため、ドラゴン・卵・トークンのカード名は《Dragon Egg》であり、このカードと同名になるため、[[撲滅/Eradicate]]などのカード名を参照する各種[[効果]]と相互作用を起こしてしていた。 | ||
+ | ***現在のルールでは名前が定義されていないトークンの名前は「(サブタイプの単語を繋げたもの)・トークン」であるため《Dragon Egg Token》が生成されるようになり、この相互作用はなくなった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references/> | ||
+ | *[[カード名とクリーチャー・タイプが同じカード]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[アンコモン]] |
2024年6月30日 (日) 18:44時点における最新版
Dragon Egg / ドラゴンの卵 (2)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon) 卵(Egg)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon) 卵(Egg)
防衛
ドラゴンの卵が死亡したとき、飛行と「(赤):ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。」を持つ赤の2/2のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
ルフ鳥の卵/Rukh Eggのリメイク。初めは0/2防衛の貧弱なクリーチャーだが、死亡して孵化すると焼炉の仔/Furnace Whelp相当のドラゴンが産まれる。
死亡誘発能力の例に漏れず追放除去やバウンスに弱いものの、基本セット2014内にはそれらの天敵が非常に少ないため、孵化を狙いやすい。消耗品の弾幕/Barrage of Expendablesなどの生け贄に捧げる手段があればなお確実。アイコニックマスターズおよび基本セット2019ではドラゴンのタイプ的カードがいくつか存在しており、セット内最軽量ドラゴンであるこれはそれらとの併用にうってつけ。
- 孵化したばかりなのにドラゴンの雛/Dragon Hatchlingよりもかなり強い。
- 開発部もこの奇妙さを認識していたようで、基本セット2019にコモンのドラゴンが求められた際、ドラゴンの雛と同時に収録することは見送られ、新たに電光吠えのドラゴン/Sparktongue Dragonが作られた[1]。
- エターナルマスターズでコモンとして再録。パウパーで使用可能となった。
- 初出時のクリーチャー・タイプはドラゴンのみだったが、基本セット2019再録に際し卵のクリーチャー・タイプが追加された。これに伴って、カード名とクリーチャー・タイプが同じカードになった。
- 統率者2018では、これと全く同じ性能のドラゴン・卵・トークンを生成する巣ごもりドラゴン/Nesting Dragonが登場。