水蓮の谷間/Lotus Vale

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かの[[Black Lotus]]を[[土地]]にして調整を取った[[カード]]。実質土地3枚の代わりに「3[[マナ]]を出せる土地」を出すもので、[[5色地形]]なのが強み。
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かの[[ブラック・ロータス/Black Lotus]]を[[土地]]にして調整を取った[[カード]]。実質土地3枚の代わりに「3[[マナ]]を出せる土地」を出すもので、[[5色土地]]なのが強み。
  
これが[[破壊]]や[[バウンス]]などされると土地2枚分の余計な損害が生まれるので、使うにはリスクが伴う。[[テンペスト]]で[[不毛の大地/Wasteland]]が登場し、[[特殊地形]]がお手軽に[[破壊]]できる[[環境]]になると誰も使わなくなってしまった。確かに土地3枚分を一撃で壊されていてはやってられない。
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これが[[破壊]]や[[バウンス]]などされると土地2枚分の余計な損害が生まれるので、使うにはリスクが伴う。[[テンペスト]]で[[不毛の大地/Wasteland]]が登場し、[[基本でない土地]]がお手軽に[[破壊]]できる[[環境]]になると誰も使わなくなってしまった。確かに土地3枚分を一撃で壊されていてはやってられない。
  
しかしながら他の「Lotus」同様コレクションとしての人気は高い。やはり腐ってもLotusといったところだろうか。
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しかしながら他の「Lotus」同様[[コレクション]]としての人気は高い。[[John Avon]]が描いた美麗な{{Gatherer|id=4593}}がその人気をますます高めている。
  
 
*素直に使いたいならば、[[世界のるつぼ/Crucible of Worlds]]や[[壌土からの生命/Life from the Loam]]とご一緒に。
 
*素直に使いたいならば、[[世界のるつぼ/Crucible of Worlds]]や[[壌土からの生命/Life from the Loam]]とご一緒に。
*とりあえず[[アンタップ]]できる[[カード]]と組み合わせるとたくさんの[[マナ]]を発生させることができるだろう。
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*土地を[[アンタップ]]できる[[カード]]と組み合わせるとたくさんのマナを発生させることができるだろう。
 
*せめて[[生け贄に捧げる]]土地が[[タップ]]状態でもよければ、[[コンボデッキ]]の起爆剤として大きな活躍ができただろうに、と嘆く[[プレイヤー]]は多い。
 
*せめて[[生け贄に捧げる]]土地が[[タップ]]状態でもよければ、[[コンボデッキ]]の起爆剤として大きな活躍ができただろうに、と嘆く[[プレイヤー]]は多い。
*[[第6版]]ルール採用時に、[[テキスト]]変更で紆余曲折を経た[[カード]]。[[第5版]]ルールで存在した「[[コスト]]未払いの[[パーマネント]]は[[起動型能力]]を使えない」というルールが第6版で廃止されたため、古いテキスト記載では、[[生け贄]]を捧げる前にマナを出して使い捨てる事が可能になってしまい、[[Black Lotus]]のような使い方ができる非常に強力なものになってしまった。しかし、そんな使い方は意図したものではないという事で、その後[[エラッタ]]が出て、土地を[[生け贄]]に捧げないとこれ自体が場に出なくなった。
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*「[[トレイリア/Tolaria]]にこの地があり、[[バリン/Barrin]]や[[アーテイ/Ertai]]が守っている」という伝説があるが<ref>Dominian Chronicles:Weatherlight Ports of Call([[Duelist]]誌・Issue19 [[Pete Venters]]著)</ref>、真相は定かではない。
**現在のテキストは数度に渡る[[エラッタ]]の結果であり、実は途中に違うテキストを持っていた時期がある。[[マナ能力]]を[[誘発型能力]]によって得るようになっており、自前では何も能力を持たない土地だった。
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*Lotusとは睡蓮ではなく蓮の事を指し(睡蓮はWater lilyである)、[[誤訳/名訳|誤訳]]の可能性がある。とはいえ、睡蓮ではなく水蓮と書いている辺りあえてそう訳したのかもしれない。
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==オラクルの変遷==
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印刷時の[[ルール文章]]は現在の書式に合わせると、以下のようなものであった。
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{{カードテキスト
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|カード名=Lotus Vale / 水蓮の谷間 (印刷時)
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|コスト=
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|タイプ=土地
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|カードテキスト=水蓮の谷間が戦場に出たとき、あなたがアンタップ状態の土地を2つ生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。<br /> (T):好きな色1色のマナ3点を加える。
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|PT=
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|背景=old
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[[第6版]]ルール採用時に、[[テキスト]]変更で紆余曲折を経た[[カード]]。[[第5版]]ルールで存在した「[[コスト]]未払いの[[パーマネント]]は[[起動型能力]]を使えない」というルールが第6版で廃止されたため、古いテキスト記載では、[[生け贄]]を捧げる前にマナを出して使い捨てる事が可能になってしまい、[[ブラック・ロータス/Black Lotus]]のような使い方ができる非常に強力なものになってしまった。もちろんそのような使い方は[[R&D]]の意図したものではなかったため、その後の[[エラッタ]]で土地を[[生け贄]]に捧げないとこれ自体が[[戦場]]に出なくなった。
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*現在のテキストは数度に渡る[[エラッタ]]の結果であり、実は途中に違うテキストを持っていた時期がある。[[マナ能力]]を[[誘発型能力]]によって得るようになっており、自前では何も[[マナ能力]]を持たない土地だった。
  
 
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==関連カード==
 
==関連カード==
*[[焦土/Scorched Ruins]]
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*[[焦土/Scorched Ruins]] - 同様にアンタップ状態の土地2つの生け贄を要求される土地。[[無色マナ]]4点が出る。([[ウェザーライト]])
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*[[探査の短剣/Dowsing Dagger|失われた谷間/Lost Vale]] - [[両面カード]]の[[第2面]]。水蓮の谷間と同じ性能で、[[カード名]]も類似している。([[イクサラン]])
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*[[睡蓮の原野/Lotus Field]] - [[リメイク]]版。土地2つの生け贄が[[ETB]]能力になり、[[タップ]]状態のものでも生け贄にできるようになったほか、[[呪禁]]を持つ。([[基本セット2020]])
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
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*[[複数マナを出せる土地カード]]
 
*[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[レア]]
  
 
[[Category:ウェザーライトの再録禁止カード|すいれんのたにま]]
 
[[Category:ウェザーライトの再録禁止カード|すいれんのたにま]]

2024年6月29日 (土) 12:05時点における最新版


Lotus Vale / 水蓮の谷間
土地

水蓮の谷間が戦場に出るなら、代わりにアンタップ状態の土地を2つ生け贄に捧げる。そうしたなら、水蓮の谷間を戦場に出す。そうしなかったなら、それをオーナーの墓地に置く。
(T):好きな色1色のマナ3点を加える。


かのブラック・ロータス/Black Lotus土地にして調整を取ったカード。実質土地3枚の代わりに「3マナを出せる土地」を出すもので、5色土地なのが強み。

これが破壊バウンスなどされると土地2枚分の余計な損害が生まれるので、使うにはリスクが伴う。テンペスト不毛の大地/Wastelandが登場し、基本でない土地がお手軽に破壊できる環境になると誰も使わなくなってしまった。確かに土地3枚分を一撃で壊されていてはやってられない。

しかしながら他の「Lotus」同様コレクションとしての人気は高い。John Avonが描いた美麗なイラストがその人気をますます高めている。

[編集] オラクルの変遷

印刷時のルール文章は現在の書式に合わせると、以下のようなものであった。


旧オラクル

Lotus Vale / 水蓮の谷間 (印刷時)
土地

水蓮の谷間が戦場に出たとき、あなたがアンタップ状態の土地を2つ生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。
(T):好きな色1色のマナ3点を加える。


第6版ルール採用時に、テキスト変更で紆余曲折を経たカード第5版ルールで存在した「コスト未払いのパーマネント起動型能力を使えない」というルールが第6版で廃止されたため、古いテキスト記載では、生け贄を捧げる前にマナを出して使い捨てる事が可能になってしまい、ブラック・ロータス/Black Lotusのような使い方ができる非常に強力なものになってしまった。もちろんそのような使い方はR&Dの意図したものではなかったため、その後のエラッタで土地を生け贄に捧げないとこれ自体が戦場に出なくなった。

  • 現在のテキストは数度に渡るエラッタの結果であり、実は途中に違うテキストを持っていた時期がある。マナ能力誘発型能力によって得るようになっており、自前では何もマナ能力を持たない土地だった。

旧オラクル

Lotus Vale / 水蓮の谷間
土地

水蓮の谷間が場に出たとき、あなたはアンタップ状態の土地を2つ生け贄に捧げてもよい。そうした場合、水蓮の谷間は「(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ3点を加える。」の能力を持つ。そうしなかった場合、水蓮の谷間を生け贄に捧げる。


[編集] 関連カード

[編集] 参考

  1. Dominian Chronicles:Weatherlight Ports of Call(Duelist誌・Issue19 Pete Venters著)
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