ピクルス

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'''ピクルス'''(''Pickles'')は、[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]と[[塩水の精霊/Brine Elemental]]による[[ロック]][[コンボ]]を搭載した[[青]]の[[パーミッション]]系[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の総称。デッキ名は、塩水の精霊を[[コピー]]したヴェズーヴァの多相の戦士で相手を[[ロック|塩漬け]]にすることから。
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'''ピクルス'''(''Pickles'')は、[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]と[[塩水の精霊/Brine Elemental]]による[[ロック]][[コンボ]]を搭載した[[青]]の[[パーミッション]]系[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の総称。由来は、[[対戦相手]]を塩水の精霊(を[[コピー]]したヴェズーヴァの多相の戦士)で[[ロック]]、つまり「塩漬け」にすることから。
  
 
==概要==
 
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{{#card:Brine Elemental}}
 
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動きは[[打ち消す|カウンター]]や[[除去]]で相手の動きを止めつつ、[[引く|ドロー]][[呪文]]で[[ハンド・アドバンテージ]]を獲得していく[[パーミッション]]形態が基本。[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]の[[能力]]で[[ゲーム]]の主導権を握り、[[塩水の精霊/Brine Elemental]]との[[コンボ]]により相手が何もできなくなったところでゆっくりと[[勝利]]する。
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動きは[[打ち消す|カウンター]]や[[除去]]で対戦相手の動きを止めつつ、[[引く|ドロー]][[呪文]]で[[ハンド・アドバンテージ]]を獲得していく[[パーミッション]]形態が基本。[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]の[[能力]]で[[ゲーム]]の主導権を握り、[[塩水の精霊/Brine Elemental]]との[[コンボ]]により対戦相手が何もできなくなったところでゆっくりと[[勝利]]する。
  
ヴェズーヴァの多相の戦士は、塩水の精霊との[[コンボ]]はもちろん、相手の[[伝説のクリーチャー]]を[[レジェンド・ルール]][[除去]]したり、[[変異誘発型能力]]を[[コピー]]したりと、[[デッキ]]の核となる動きをする。
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ヴェズーヴァの多相の戦士は、塩水の精霊との[[コンボ]]はもちろん、対戦相手の[[伝説のクリーチャー]]を[[レジェンド・ルール]]([[レジェンド・ルール#基本セット2014より前のルール|当時のルール]])で[[除去]]したり、[[表向きになったとき]]の[[誘発型能力]]を[[コピー]]したりと、[[デッキ]]の核となる動きをする。
  
 
==時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期==
 
==時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期==
 
 
核となる[[時のらせんブロック]]はまだ残っているため健在。[[グランプリクラクフ07]]ではベスト8に2人を輩出した。
 
核となる[[時のらせんブロック]]はまだ残っているため健在。[[グランプリクラクフ07]]ではベスト8に2人を輩出した。
  
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新規参入は[[引く|ドロー]]の[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]や[[打ち消す|カウンター]][[呪文]]の[[謎めいた命令/Cryptic Command]]など。前者は隙を作らないドロー手段、後者は汎用性の高いカウンターである。
 
新規参入は[[引く|ドロー]]の[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]や[[打ち消す|カウンター]][[呪文]]の[[謎めいた命令/Cryptic Command]]など。前者は隙を作らないドロー手段、後者は汎用性の高いカウンターである。
  
同[[環境]]の[[青単コントロール]]にこの[[コンボ]]を投入する場合もある。
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同[[環境]]の[[青単コントロール/スタンダード/時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|青単コントロール]]にこの[[コンボ]]を投入する場合もある。
  
 
===サンプルレシピ===
 
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*備考
 
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**[[グランプリクラクフ07]] 優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpkra07/welcome 参考])
 
**[[グランプリクラクフ07]] 優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpkra07/welcome 参考])
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|2||[[造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant]]
 
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==時のらせんブロック構築==
 
==時のらせんブロック構築==
 
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[[塩水の精霊/Brine Elemental]]による[[ロック]]が[[青黒コントロール/ブロック構築/時のらせん|青黒コントロール]]など遅めの[[コントロール (デッキ)|コントロール]]に有利なため、[[環境]]初期から注目されていた。当初は[[滅び/Damnation]]を採用し青黒コントロールに近い形をとっていた。→[[#サンプルレシピ|*1]]
[[塩水の精霊/Brine Elemental]]による[[ロック]]が[[青黒コントロール#時のらせんブロック構築|青黒コントロール]]など遅めの[[コントロール (デッキ)|コントロール]]に有利なため、[[環境]]初期から注目されていた。当初は[[滅び/Damnation]]を採用し青黒コントロールに近い形をとっていた。→[[#サンプルレシピ|*1]]
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[[メタゲーム]]の変化で[[塩水の精霊/Brine Elemental]]の必要性が薄れ、また[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]の汎用性の高さが知られるようになると、[[セロン教の隠遁者/Thelonite Hermit]]などのために[[緑]]を採用した[[青緑シフター]]が主流になった。しかし、塩水の精霊によるロックは特定のデッキに対し効果が大きいため、[[青]]系コントロールの[[サイドボード]]にこのコンボが採用されることは多い。
 
[[メタゲーム]]の変化で[[塩水の精霊/Brine Elemental]]の必要性が薄れ、また[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]の汎用性の高さが知られるようになると、[[セロン教の隠遁者/Thelonite Hermit]]などのために[[緑]]を採用した[[青緑シフター]]が主流になった。しかし、塩水の精霊によるロックは特定のデッキに対し効果が大きいため、[[青]]系コントロールの[[サイドボード]]にこのコンボが採用されることは多い。
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*[[時のらせんブロック構築]]の[[ディミーアカラー|青黒]]バージョン。
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*[[時のらせんブロック構築]]の[[青黒]]バージョン。
*基本は同[[環境]]の[[青黒コントロール#時のらせんブロック構築|青黒コントロール]]と同じなので、そちらも参照のこと。
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*基本は同[[環境]]の[[青黒コントロール/ブロック構築/時のらせん|青黒コントロール]]と同じなので、そちらも参照のこと。
  
 
==ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期==
 
==ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期==
 
 
登場当初は[[ウルザトロン]]に[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]と[[塩水の精霊/Brine Elemental]]の[[コンボ]]を採用したバージョンが主流だった。[[ウルザランド]]から出る大量の[[マナ]]の活用手段としてこの[[ロック]]コンボが見出された。
 
登場当初は[[ウルザトロン]]に[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]と[[塩水の精霊/Brine Elemental]]の[[コンボ]]を採用したバージョンが主流だった。[[ウルザランド]]から出る大量の[[マナ]]の活用手段としてこの[[ロック]]コンボが見出された。
  
 
[[The Finals06]]では[[森勝洋]]が[[青白トロン#トリスケトロン|青白トロン]]にこのコンボを搭載して優勝を飾っている。→[[#サンプルデッキ(トロン型)|*1]]
 
[[The Finals06]]では[[森勝洋]]が[[青白トロン#トリスケトロン|青白トロン]]にこのコンボを搭載して優勝を飾っている。→[[#サンプルデッキ(トロン型)|*1]]
  
しかし、のちにヴェズーヴァの多相の戦士の汎用性の高さが知られるようになると、このクリーチャーを[[アドバンテージ]]の核として[[水深の予見者/Fathom Seer]]などの[[変異]][[クリーチャー]]を採用したタイプが登場した(→[[#サンプルデッキ(ノーマル版)|*2]])。変異クリーチャーは3[[マナ]]と[[軽い]]ので、序盤の[[ブロッカー]]としても機能する。
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しかし、のちにヴェズーヴァの多相の戦士の汎用性の高さが知られるようになると、この[[クリーチャー]]を[[アドバンテージ]]の核として[[水深の予見者/Fathom Seer]]などの[[変異]]クリーチャーを採用したタイプが登場した(→[[#サンプルデッキ(ノーマル版)|*2]])。変異クリーチャーは3[[マナ]]と[[軽い]]ので、序盤の[[ブロッカー]]としても機能する。
  
*[[ウルザトロン]]系統の派生種としては[[セル]]が存在する。
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*ウルザトロン系統の派生種としては[[セル]]が存在する。
  
 
===サンプルデッキ(トロン型)===
 
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*備考
 
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**[[The Finals06]] 優勝 ([http://mtg.takaratomy.co.jp/event/finals/2006/index.html 参考])
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**[[The Finals06]] 優勝 ([http://web.archive.org/web/20100426101943/http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2006/index.html 参考])
 
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*[[ウルザトロン]]を使用するタイプ。基本は[[青白トロン#Trisketron|青白トロン]]と同じなので、そちらも参照のこと。
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*[[ウルザトロン]]を使用するタイプ。基本は[[青白トロン#トリスケトロン|青白トロン]]と同じなので、そちらも参照のこと。
  
 
===サンプルデッキ(ノーマル版)===
 
===サンプルデッキ(ノーマル版)===
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*こちらは[[ウルザトロン]]を使用しないバージョン。[[サイドボード]]にある、[[打ち消す|カウンター]]が溜まった相手の[[蓄積ランド]]を[[バウンス]]して優位を作れる[[拭い捨て/Wipe Away]]が面白い。
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*こちらは[[ウルザトロン]]を使用しないバージョン。[[サイドボード]]にある、[[打ち消す|カウンター]]が溜まった対戦相手の[[蓄積ランド]]を[[バウンス]]して優位を作れる[[拭い捨て/Wipe Away]]が面白い。
  
 
==参考==
 
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*[[青緑シフター]]
 
*[[青緑シフター]]
 
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2024年5月26日 (日) 00:24時点における最新版

ピクルス(Pickles)は、ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter塩水の精霊/Brine Elementalによるロックコンボを搭載したパーミッションコントロールデッキの総称。由来は、対戦相手を塩水の精霊(をコピーしたヴェズーヴァの多相の戦士)でロック、つまり「塩漬け」にすることから。

目次

[編集] 概要


Vesuvan Shapeshifter / ヴェズーヴァの多相の戦士 (3)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

ヴェズーヴァの多相の戦士が戦場に出るか表向きになるに際し、あなたは戦場に出ている他のクリーチャーを選んでもよい。そうした場合、ヴェズーヴァの多相の戦士が裏向きになるまで、それはそのクリーチャーのコピーになるとともに「あなたのアップキープの開始時に、あなたはこのクリーチャーを裏向きにしてもよい。」を得る。
変異(1)(青)

0/0


Brine Elemental / 塩水の精霊 (4)(青)(青)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

変異(5)(青)(青)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)
塩水の精霊が表向きになったとき、各対戦相手は自分の次のアンタップ・ステップを飛ばす。

5/4

動きはカウンター除去で対戦相手の動きを止めつつ、ドロー呪文ハンド・アドバンテージを獲得していくパーミッション形態が基本。ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter能力ゲームの主導権を握り、塩水の精霊/Brine Elementalとのコンボにより対戦相手が何もできなくなったところでゆっくりと勝利する。

ヴェズーヴァの多相の戦士は、塩水の精霊とのコンボはもちろん、対戦相手の伝説のクリーチャーレジェンド・ルール当時のルール)で除去したり、表向きになったとき誘発型能力コピーしたりと、デッキの核となる動きをする。

[編集] 時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

核となる時のらせんブロックはまだ残っているため健在。グランプリクラクフ07ではベスト8に2人を輩出した。


Ancestral Vision / 祖先の幻視
〔青〕 ソーサリー

待機4 ― (青)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(青)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが4個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。



Cryptic Command / 謎めいた命令 (1)(青)(青)(青)
インスタント

以下から2つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。
・カードを1枚引く。


新規参入はドロー祖先の幻視/Ancestral Visionカウンター呪文謎めいた命令/Cryptic Commandなど。前者は隙を作らないドロー手段、後者は汎用性の高いカウンターである。

環境青単コントロールにこのコンボを投入する場合もある。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (15)
2 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir
4 ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter
3 塩水の精霊/Brine Elemental
4 ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot
2 造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant
呪文 (18)
4 祖先の幻視/Ancestral Vision
4 謎めいた命令/Cryptic Command
3 忘却の輪/Oblivion Ring
4 ルーンのほつれ/Rune Snag
3 神の怒り/Wrath of God
土地 (27)
10 冠雪の島/Snow-Covered Island
4 冠雪の平地/Snow-Covered Plains
4 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
4 石灰の池/Calciform Pools
3 雨雲の迷路/Nimbus Maze
2 ウルザの工廠/Urza's Factory
サイドボード
2 永劫の年代史家/Aeon Chronicler
3 エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher
3 妖精の計略/Faerie Trickery
2 幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle
2 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
1 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir
1 神の怒り/Wrath of God
1 忘却の輪/Oblivion Ring

[編集] 時のらせんブロック構築

塩水の精霊/Brine Elementalによるロック青黒コントロールなど遅めのコントロールに有利なため、環境初期から注目されていた。当初は滅び/Damnationを採用し青黒コントロールに近い形をとっていた。→*1

メタゲームの変化で塩水の精霊/Brine Elementalの必要性が薄れ、またヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifterの汎用性の高さが知られるようになると、セロン教の隠遁者/Thelonite Hermitなどのためにを採用した青緑シフターが主流になった。しかし、塩水の精霊によるロックは特定のデッキに対し効果が大きいため、系コントロールのサイドボードにこのコンボが採用されることは多い。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (14)
4 影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator
2 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir
2 吸収するウェルク/Draining Whelk
2 塩水の精霊/Brine Elemental
4 ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter
呪文 (22)
2 応じ返し/Snapback
2 絞殺の煤/Strangling Soot
4 滅び/Damnation
4 取り消し/Cancel
4 入念な考慮/Careful Consideration
4 虹色のレンズ/Prismatic Lens
2 ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem
土地 (24)
9 島/Island
5 沼/Swamp
4 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
4 戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef
1 ウルザの工廠/Urza's Factory
サイドボード
1 絞殺の煤/Strangling Soot
1 山/Mountain
4 硫黄の精霊/Sulfur Elemental
2 古えの遺恨/Ancient Grudge
2 鋸刃の矢/Serrated Arrows
2 塩水の精霊/Brine Elemental
2 意志を曲げる者/Willbender
1 陰鬱な失敗/Dismal Failure

[編集] ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期

登場当初はウルザトロンヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter塩水の精霊/Brine Elementalコンボを採用したバージョンが主流だった。ウルザランドから出る大量のマナの活用手段としてこのロックコンボが見出された。

The Finals06では森勝洋青白トロンにこのコンボを搭載して優勝を飾っている。→*1

しかし、のちにヴェズーヴァの多相の戦士の汎用性の高さが知られるようになると、このクリーチャーアドバンテージの核として水深の予見者/Fathom Seerなどの変異クリーチャーを採用したタイプが登場した(→*2)。変異クリーチャーは3マナ軽いので、序盤のブロッカーとしても機能する。

  • ウルザトロン系統の派生種としてはセルが存在する。

[編集] サンプルデッキ(トロン型)

メインデッキ (60)
クリーチャー (4)
1 ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter
1 塩水の精霊/Brine Elemental
2 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir
呪文 (32)
4 強迫的な研究/Compulsive Research
4 差し戻し/Remand
2 徴用/Commandeer
1 連絡/Tidings
2 併合/Annex
4 アゾリウスの印鑑/Azorius Signet
3 ディミーアの印鑑/Dimir Signet
2 呪文の噴出/Spell Burst
2 熟慮/Think Twice
3 神の怒り/Wrath of God
2 信仰の足枷/Faith's Fetters
1 撤廃/Repeal
1 神秘の指導/Mystical Teachings
1 入念な考慮/Careful Consideration
土地 (24)
1 ヴェズーヴァ/Vesuva
4 ウルザの塔/Urza's Tower
4 ウルザの鉱山/Urza's Mine
4 ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant
2 ウルザの工廠/Urza's Factory
4 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
4 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery
サイドボード
2 鋸刃の矢/Serrated Arrows
1 巻き直し/Rewind
1 信仰の足枷/Faith's Fetters
1 解呪/Disenchant
1 塵への帰結/Return to Dust
2 道化の王笏/Jester's Scepter
2 詩神の器/Muse Vessel
2 疑念の影/Shadow of Doubt
2 赤の防御円/Circle of Protection: Red
1 石灰の池/Calciform Pools

[編集] サンプルデッキ(ノーマル版)

メインデッキ (60)
クリーチャー (15)
3 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir
2 水深の予見者/Fathom Seer
2 意志を曲げる者/Willbender
4 ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter
4 塩水の精霊/Brine Elemental
呪文 (20)
4 差し戻し/Remand
4 マナ漏出/Mana Leak
4 呪文嵌め/Spell Snare
4 取り消し/Cancel
2 撤廃/Repeal
2 熟慮/Think Twice
土地 (25)
14 冠雪の島/Snow-Covered Island
3 ディミーアの水路/Dimir Aqueduct
4 戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef
3 砂漠/Desert
1 ウルザの工廠/Urza's Factory
サイドボード
1 吸収するウェルク/Draining Whelk
2 意志を曲げる者/Willbender
3 ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot
4 巻き直し/Rewind
2 撤廃/Repeal
2 疑念の影/Shadow of Doubt
1 拭い捨て/Wipe Away

[編集] 参考

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