荒廃稲妻/Blightning

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(17人の利用者による、間の25版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Blightning}}
 
{{#card:Blightning}}
  
[[プレイヤー]]への[[火力]]付きの[[手札破壊]][[呪文]]。[[精神腐敗/Mind Rot]][[多色]]になると3点[[ダメージ]]が付いてきた。
+
[[プレイヤー]]か[[プレインズウォーカー]]への[[火力]]付きの[[手札破壊]][[呪文]]。[[精神腐敗/Mind Rot]]の[[不特定マナ]]1つが[[赤マナ]]になり3点[[ダメージ]]が付いてきた。
  
1:2交換なので単純に[[アドバンテージ]]が稼げるし、おまけで3点火力を撃てると見ればなかなか。[[プレインズウォーカー]]まで除去できれば1:3交換という破格のカードに化ける。
+
1対2交換で[[カード・アドバンテージ]]が稼げ、3点の[[本体火力]]が付いてくる。これだけでも十分な[[コスト・パフォーマンス]]だが、プレインズウォーカーを[[除去]]できれば3[[マナ]]で[[戦場]]に干渉しつつ1対3交換という破格のカードに化ける。
  
[[クリーチャー]]には撃てないものの、[[リミテッド]]では十分な性能。[[構築]]でも[[黒赤]]絡みの[[アグロ]][[デッキ]]なら文句なく採用でき、[[スタンダード]]の黒赤デッキの名前にすらなっている。
+
[[スタンダード]]では[[黒赤]]絡みの[[ビートダウンデッキ]]なら文句なく採用できる。「[[赤黒ブライトニング]]」の[[デッキ]]名にもなった。また[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]][[続唱]]から[[唱える|唱え]]られることから[[ジャンドコントロール|ジャンド]]系デッキにも幅広く採用されている。[[環境]]に強力な[[引く|ドロー]]呪文がないのも追い風。
  
*英語版のカード名は「[[荒廃/Blight|荒廃]]」を意味する''Blight''と、「[[稲妻/Lightning Bolt|稲妻]]」を意味する''Lightning''の合成語。ちょっとした言葉遊びになっている。
+
[[リミテッド]]では、[[クリーチャー]]にはダメージを与えられないものの十分な性能。
 +
 
 +
*このカードがスタンダードから退場する直前の[[基本セット2011]]では、[[手札破壊対策カード]]として[[強情なベイロス/Obstinate Baloth]]が登場した。荒廃稲妻による手札破壊効果を利用して[[戦場に出る|戦場に出て]]、[[ETB]]能力でダメージ以上の[[ライフ]]を[[回復]]しつつ、そのまま血編み髪のエルフを[[ブロック]]できる性能と、一連の挙動に対するあからさまな対策カードであった。
 +
*英語版の[[カード名]]は「荒廃」を意味する''Blight''と、「稲妻」を意味する''Lightning''の合成語。ちょっとした言葉遊びになっている。
 +
**既に[[荒廃/Blight]]も[[稲妻/Lightning Bolt]]もカードとして存在し、「荒廃稲妻」という訳名はこのテンプレートに沿ったものと考えられる。
 +
*後に、[[マナ・コスト]]の[[赤マナ]]を[[不特定マナ]]2点に変えた[[精神的苦悶/Mental Agony]]という亜種が作られた。ダメージが[[ライフロス]]となりプレインズウォーカーには効かない、[[失う|失わ]]せるライフ量が3点から2点に減少という調整が施されている。
 +
*[[ソリンvsティボルト]]に新規{{Gatherer|id=368608}}で収録された。奥に描かれている人物は[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[ティボルト/Tibalt]]。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[アンコモン]]

2024年1月20日 (土) 21:00時点における最新版


Blightning / 荒廃稲妻 (1)(黒)(赤)
ソーサリー

プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。荒廃稲妻はそれに3点のダメージを与える。そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーはカードを2枚捨てる。


プレイヤープレインズウォーカーへの火力付きの手札破壊呪文精神腐敗/Mind Rot不特定マナ1つが赤マナになり3点ダメージが付いてきた。

1対2交換でカード・アドバンテージが稼げ、3点の本体火力が付いてくる。これだけでも十分なコスト・パフォーマンスだが、プレインズウォーカーを除去できれば3マナ戦場に干渉しつつ1対3交換という破格のカードに化ける。

スタンダードでは黒赤絡みのビートダウンデッキなら文句なく採用できる。「赤黒ブライトニング」のデッキ名にもなった。また血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf続唱から唱えられることからジャンド系デッキにも幅広く採用されている。環境に強力なドロー呪文がないのも追い風。

リミテッドでは、クリーチャーにはダメージを与えられないものの十分な性能。

[編集] 参考

MOBILE