血の誓い/Blood Oath
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また、相手のデッキを正確に読みきれなくても、「手札がバレる」瞬間を狙えば2枚くらいは当てるのは意外と簡単である。例えば[[噴出/Gush]]を[[ピッチスペル]]で唱えた直後には、手札に2枚の[[土地]]が必ず存在するし、[[嘘か真か/Fact or Fiction]]は何を引いたのかが筒抜けである。それを狙って相手の嘘か真かを「5枚と0枚」に分けるなんて大技も存在した。 | また、相手のデッキを正確に読みきれなくても、「手札がバレる」瞬間を狙えば2枚くらいは当てるのは意外と簡単である。例えば[[噴出/Gush]]を[[ピッチスペル]]で唱えた直後には、手札に2枚の[[土地]]が必ず存在するし、[[嘘か真か/Fact or Fiction]]は何を引いたのかが筒抜けである。それを狙って相手の嘘か真かを「5枚と0枚」に分けるなんて大技も存在した。 | ||
− | [[パーミッション]]には、[[マストカウンター]] | + | [[パーミッション]]には、[[マストカウンター]]である。宣言は大体「インスタント」であり、10点オーバーのダメージが入ることも。 |
*カード・タイプの宣言は[[解決]]時に行う。 | *カード・タイプの宣言は[[解決]]時に行う。 | ||
− | *{{Gatherer|id=19726|印刷されたカード}}の[[注釈文]]には書かれていないが「[[部族]] | + | *{{Gatherer|id=19726|印刷されたカード}}の[[注釈文]]には書かれていないが「[[部族]]」「[[プレインズウォーカー]]」「バトル」を宣言することも可能(注釈文はルールに影響しないが、部族とプレインズウォーカーは[[オラクル]]更新で追加されている)。 |
+ | **さらには、「[[次元]]」・「[[ヴァンガード]]」などの[[カジュアル変種ルール]]専用タイプや「[[ダンジョン]]」も宣言可能である。但し、それらのタイプを持つカードが手札にあることはないので、ダメージは発生しない。 | ||
*[[激動/Upheaval]]後に通ればゲームエンド。 | *[[激動/Upheaval]]後に通ればゲームエンド。 | ||
*[[Jester's Mask]]と組めば、対戦相手の手札を特定のタイプで揃えた上でダメージを与えることができる。 | *[[Jester's Mask]]と組めば、対戦相手の手札を特定のタイプで揃えた上でダメージを与えることができる。 | ||
*[[突然の衝撃/Sudden Impact]]と同じような用途で使われることが多い。だが、血の誓いは一発でゲームエンドということも往々にしてありうるので、赤使いには好んで使われた。 | *[[突然の衝撃/Sudden Impact]]と同じような用途で使われることが多い。だが、血の誓いは一発でゲームエンドということも往々にしてありうるので、赤使いには好んで使われた。 | ||
− | *[[デュエルファイター刃]]では、[[ターボジョークル]] | + | *[[デュエルファイター刃]]では、[[ターボジョークル]]にこれを入れて、[[リセット]]を警戒して手札に残しておいたり[[抹消/Obliterate]]に[[対応して]]手札に戻したりした「土地」を指定して大ダメージを与える、という使われ方をした。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]] |
2023年6月5日 (月) 03:50時点における最新版
Blood Oath / 血の誓い (3)(赤)
インスタント
インスタント
カード・タイプを1つ選ぶ。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。血の誓いはそのプレイヤーに、これにより公開されたカードのうち、選ばれたタイプのカード1枚につき3点のダメージを与える。(アーティファクト、クリーチャー、エンチャント、インスタント、土地、プレインズウォーカー、ソーサリー、部族がカード・タイプである。)
対戦相手のデッキがある1つのカード・タイプでまとまっているなら、適当に唱えても結構なダメージが見込める。当たった1枚につき3点なので、2枚当たれば6点。4マナのインスタント呪文としては十分すぎる威力。火力としてはかなり重い部類に入るが、うまく使えばその重さを補って余りある威力になる上に、色拘束が薄くタッチで使うことも容易いため、ファイアーズのサイドボードでよく見かけられた。マスクス・ブロック構築では強力なエンチャントが多かったため、赤単色デッキがエンチャントと宣言して大ダメージを与えていた。
また、相手のデッキを正確に読みきれなくても、「手札がバレる」瞬間を狙えば2枚くらいは当てるのは意外と簡単である。例えば噴出/Gushをピッチスペルで唱えた直後には、手札に2枚の土地が必ず存在するし、嘘か真か/Fact or Fictionは何を引いたのかが筒抜けである。それを狙って相手の嘘か真かを「5枚と0枚」に分けるなんて大技も存在した。
パーミッションには、マストカウンターである。宣言は大体「インスタント」であり、10点オーバーのダメージが入ることも。
- カード・タイプの宣言は解決時に行う。
- 印刷されたカードの注釈文には書かれていないが「部族」「プレインズウォーカー」「バトル」を宣言することも可能(注釈文はルールに影響しないが、部族とプレインズウォーカーはオラクル更新で追加されている)。
- さらには、「次元」・「ヴァンガード」などのカジュアル変種ルール専用タイプや「ダンジョン」も宣言可能である。但し、それらのタイプを持つカードが手札にあることはないので、ダメージは発生しない。
- 激動/Upheaval後に通ればゲームエンド。
- Jester's Maskと組めば、対戦相手の手札を特定のタイプで揃えた上でダメージを与えることができる。
- 突然の衝撃/Sudden Impactと同じような用途で使われることが多い。だが、血の誓いは一発でゲームエンドということも往々にしてありうるので、赤使いには好んで使われた。
- デュエルファイター刃では、ターボジョークルにこれを入れて、リセットを警戒して手札に残しておいたり抹消/Obliterateに対応して手札に戻したりした「土地」を指定して大ダメージを与える、という使われ方をした。