月霧/Moonmist

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*「霧が光を遮ることで擬似的な夜を作り出す」というフレイバー。[[部族カード]]でありながら、[[部族 (俗称)|部族]]デッキ以外でも使用可能な[[コモン]]のカードとしてデザインされた。これはあくまで部族はサブテーマであり、[[ドラフト]][[環境]]に部族デッキしか存在しないのは好ましくないとされたためである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/scary-stories-part-1-2011-09-19 Scary Stories, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003998/ 恐るべき物語 その1]([[Making Magic]] [[2011年]]9月19日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
*「霧が光を遮ることで擬似的な夜を作り出す」というフレイバー。[[部族カード]]でありながら、[[部族 (俗称)|部族]]デッキ以外でも使用可能な[[コモン]]のカードとしてデザインされた。これはあくまで部族はサブテーマであり、[[ドラフト]][[環境]]に部族デッキしか存在しないのは好ましくないとされたためである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/scary-stories-part-1-2011-09-19 Scary Stories, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003998/ 恐るべき物語 その1]([[Making Magic]] [[2011年]]9月19日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
**[[霧月/Mistmoon]]は名前が似ているだけで設定上は全く関係ない。
 
**[[霧月/Mistmoon]]は名前が似ているだけで設定上は全く関係ない。
*[[異種移植/Xenograft]]などで人間の[[クリーチャー・タイプ]]を追加してやれば元が人間以外の両面クリーチャーも変身できる。
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**[[機械の行進/March of the Machines]]も出ていれば、[[束縛の刃、エルブラス/Elbrus, the Binding Blade]]を変身させることも可能。
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==ルール==
*[[裏面]]に[[狼]]が印刷された[[人間]][[トークン・カード]]が[[フライデー・ナイト・マジック]]で配布されているが、トークンは変身できない({{CR|712.1}})のでこの効果では変身しない。
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*[[日暮]]/[[夜明]]を持つクリーチャーは変身できない。これらを持つクリーチャーは[[]]が夜になるか、夜が昼になること以外で変身できないことが[[総合ルール]]で定められているからである({{CR|702.145b}}、{{CR|702.145e}})。
*[[マジック・オリジン]][[伝説のクリーチャー]]/[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・カードも[[巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer]]以外は変身させることができるが、変身するだけでは[[忠誠カウンター]]は置かれないため、変身後の[[忠誠度]]は0である。そのため、変身直後に[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。
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*[[モードを持つ両面カード]]は、変身する両面カードではないため変身できない({{CR|701.28a}})。
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*[[降霊]]クリーチャーや、変身が不可逆な[[第2面]]のクリーチャーなど、それ自体が変身する能力を持たないクリーチャーも変身させることができる。
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*[[アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros]]など、第2面が[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]であるカードは[[エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Death]]等であらかじめ[[忠誠カウンター]]を置いていないかぎり、この能力で変身させても[[忠誠度]]が0であるため状況起因処理で墓地へ置かれる。プレインズウォーカーの初期忠誠度だけ忠誠カウンターが置かれるのは、あくまで「戦場に出る」場合の[[置換効果]]であるからである({{CR|306.5b}})。
 
**[[歴戦の戦士、ギデオン/Gideon, Battle-Forged]]は自身の能力で人間・クリーチャーになる事ができる。その状態の時に月霧を唱えると忠誠カウンターが置かれたまま[[アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros]]へと変身する。
 
**[[歴戦の戦士、ギデオン/Gideon, Battle-Forged]]は自身の能力で人間・クリーチャーになる事ができる。その状態の時に月霧を唱えると忠誠カウンターが置かれたまま[[アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros]]へと変身する。
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*[[奸謀/Conspiracy]]などのクリーチャー・タイプを追加・変更するカードと組み合わせることで、任意の[[変身する両面カード|変身する両面クリーチャー]]を変身させることが可能。
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**[[束縛の刃、エルブラス/Elbrus, the Binding Blade]]など、クリーチャーではない[[パーマネント]]も何らかの手段で[[クリーチャー化]]することにより変身させることができる。
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**[[収穫の手/Harvest Hand ]]など、第2面がクリーチャーではないクリーチャーも変身させることができる。ただし[[魂を捕えるもの/Soul Seizer]]など、第2面が[[オーラ]]であるクリーチャーは変身した直後に[[状況起因処理]]で[[墓地]]に置かれる。変身することは[[戦場]]に新たに出ることではないため[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]先が選べず、何にもつけられていないオーラとなってしまうためである。
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*両面印刷の[[トークン・カード]]が存在するが、トークンは変身できない({{CR|712.1}})のでこの効果では変身しない。
  
 
==参考==
 
==参考==

2021年11月11日 (木) 10:17時点における版


人間変身させるインスタント狼男以外への濃霧/Fog効果もある。

変身条件が不安定な狼男を能動的に変身させることができる貴重なカード。狼男デッキでは並べた狼男をすべて第2面にした上で、戦闘ダメージを一方的にシャットアウトする強烈なコンバット・トリックとなる。対戦相手が狼男でチャンプアタックしてくるようなら、蜘蛛の掌握/Spidery Graspなどと共にこのカードも警戒する必要があるだろう。

相手次第では1マナ重い濃霧としても機能する。ターボフォグのようなデッキが組まれるなら5枚目以降の濃霧として使われるかもしれない。

フレイバー的には狼男のサポートカードだが、人間であれば狼男でなくても変身するため、スレイベンの歩哨/Thraben Sentryなどを能動的に変身させることもできる(そのターンは戦闘ダメージを与えられないことに注意)し、逆に相手の昆虫の逸脱者/Insectile Aberrationなどを第1面に戻すこともできる。

狼男の変身目当てで使う場合は同一ターンに余計な呪文を使わないように注意。大抵の狼男の再変身条件が同一ターンに2つ以上の呪文の使用なので、うっかり元に戻してしまうミスをしやすいのである。

  • 「霧が光を遮ることで擬似的な夜を作り出す」というフレイバー。部族カードでありながら、部族デッキ以外でも使用可能なコモンのカードとしてデザインされた。これはあくまで部族はサブテーマであり、ドラフト環境に部族デッキしか存在しないのは好ましくないとされたためである[1]
    • 霧月/Mistmoonは名前が似ているだけで設定上は全く関係ない。

ルール

参考

  1. Scary Stories, Part 1/恐るべき物語 その1Making Magic 2011年9月19日 Mark Rosewater著)
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