擬態の原形質/The Mimeoplasm
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+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/fifteen-commanders-fifteen-tales-2011-06-22 Fifteen Commanders, Fifteen Tales]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003969/ 15の統率者、15の物語] ([[Daily MTG]]、文:[[Doug Beyer]] 2011年6月22日) | ||
*[[墓地対策カード]] | *[[墓地対策カード]] | ||
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*[[Commander's Arsenal]] | *[[Commander's Arsenal]] |
2020年8月6日 (木) 10:31時点における版
伝説のクリーチャー — ウーズ(Ooze)
擬態の原形質が戦場に出るに際し、あなたは墓地にあるクリーチャー・カードを2枚追放してもよい。そうした場合、それはそれらのカードのうちの1枚のコピーとして、もう1枚のカードのパワーに等しい数の追加の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
0/0クローン/Cloneの流れを汲む、別のクリーチャーのコピーとして戦場に出るクリーチャー。墓地にあるクリーチャー・カード2枚を追放し、一方のコピーとなるとともに他方のパワーの値だけ+1/+1カウンターが置かれる。
単純に考えて、墓地にあるクリーチャー・カード2枚分のパワーとタフネスを合計した、より強い能力を持った方のクリーチャーとして振舞えるため、かなり小回りが利く。状況に応じた能力を持つシステムクリーチャーになりつつ、追加の+1/+1カウンターでサイズを補なって戦力としても活躍できる。終盤、勝負を決めに行きたいときならばフィニッシャーとして回避能力持ちのファッティになるとよい。自分で墓地を肥やしつつ唱えたり、対戦相手の墓地から適当なものを拝借したりとコピーするものには困らない。
また、+1/+1カウンターを利用できるクリーチャーになるのも面白い。トリスケリオン/Triskelionや各種スパイクに化ければ、通常より多く起動型能力を使える。エルフデッキに忍ばせておき、大量のカウンターが乗ったジョラーガの戦呼び/Joraga Warcallerに化けて相手を踏み潰す、なんてこともできる。
ただしコピー先を墓地から追放してしまうため、繰り返し何度も化けるのは得意ではない。単にクリーチャーを使い回すだけならリアニメイトや回収、あるいは類似の能力を持つ影武者/Body Doubleのほうがいいだろう。擬態の原形質の強みは、即効性と、2枚のサイズを組み合わせられる点、統率者戦で統率者になれる点にあるので、ここを生かしていきたい。
- 「2枚まで」ではないため、1枚だけを追放して戦場に出ることはできない。すべての墓地にクリーチャー・カードが合わせて1枚以下しか存在しない場合、あるいは追放しないことを選んだ場合、何もコピーしていない0/0のクリーチャーとして戦場に出る。通常はその後に状況起因処理で墓地に置かれるだろう。
- 対戦相手の墓地にあるクリーチャー・カードを追放することもできる。また、複数の墓地から1枚ずつ追放してもよい。一定の墓地対策になることも頭の隅に入れておくと役立つだろう。
- 伝説性はコピー可能な値なので、伝説ではないクリーチャーをコピーすれば上書きされて、伝説ではないクリーチャーになる。このため、伝説のクリーチャーではあるがレジェンド・ルールの影響をほとんど受けない。
- もちろん伝説のクリーチャーであるため、統率者に指定できるし、雲を守る山、雲帯岳/Untaidake, the Cloud Keeperのマナ能力で生んだマナも使える。
- 乗せる+1/+1カウンターの数はパワーを参照するので、頭でっかちを選ぶと効率がいい。
ストーリー
擬態の原形質/The Mimeoplasmはムラガンダ/Muragandaに生息するウーズである(イラスト)。