世界選手権09
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(新しいページ: ''''世界選手権09'''/''World Championships 2009''は、イタリアのローマにて開催された、2009年度の世界選手権。 スタンダードでは約35...') |
細 |
||
(17人の利用者による、間の21版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''世界選手権09'''/''World Championships 2009'' | + | '''世界選手権09'''/''World Championships 2009''は、イタリアのローマにて開催された、[[2009年]]度の[[世界選手権]]。 |
− | [[スタンダード]]では約35%が[[ | + | [[スタンダード]]では約35%が[[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンド]]を使い、初日全勝も半分以上がジャンドで占める結果となった。 |
− | + | 日本人[[プレイヤー]]は[[齋藤友晴]]と[[八十岡翔太]]が健闘するものの、ベスト8には一歩及ばなかった。ベスト8に日本人もアメリカ人プレイヤーもいない[[プロツアー]]はこれが初めて。また、[[渡辺雄也]]が[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]を獲得した。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==基本データ== | ==基本データ== | ||
17行: | 14行: | ||
**4日目(決勝ラウンド):スタンダード | **4日目(決勝ラウンド):スタンダード | ||
*参加者数:409名 | *参加者数:409名 | ||
− | * | + | *[[ヘッド・ジャッジ]]:[[Sheldon Menery]] |
==上位入賞者== | ==上位入賞者== | ||
===個人戦=== | ===個人戦=== | ||
− | *優勝 [[Andre Coimbra]] ([[ | + | *優勝 [[Andre Coimbra]] ([[赤緑白ビートダウン#アラーラの断片ブロック期|ナヤライトセイバー]]/不明) |
− | *準優勝 [[David Reitbauer]] ([[ | + | *準優勝 [[David Reitbauer]] ([[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンド]]/不明) |
− | *第3位 [[Terry Soh]] ([[赤緑白ビートダウン|ナヤ]]/[[Zoo#エクステンデッド|Rubin Zoo]]) | + | *第3位 [[Terry Soh]] ([[赤緑白ビートダウン#アラーラの断片ブロック期|ナヤ]]/[[Zoo#エクステンデッド|Rubin Zoo]]) |
− | *第4位 [[Bram Snepvangers]] ([[ | + | *第4位 [[Bram Snepvangers]] ([[赤白上陸#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|赤白上陸]]/不明) |
− | *第5位 [[William Cavaglieri]] ([[白単トークン]]/[[テゼレッター]]) | + | *第5位 [[William Cavaglieri]] ([[白ウィニー/スタンダード/アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|白単トークン]]/[[テゼレッター]]) |
− | *第6位 [[Manuel Bucher]] ([[バントアグロ]]/[[バントアグロ]]) | + | *第6位 [[Manuel Bucher]] ([[バントアグロ#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|バントアグロ]]/[[バントアグロ#エクステンデッド|バントアグロ]]) |
− | *第7位 [[Marijn Lybaert]] ([[ | + | *第7位 [[Marijn Lybaert]] ([[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンド]]/不明) |
− | *第8位 [[Florian Pils]] ([[ | + | *第8位 [[Florian Pils]] ([[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンド]]/不明) |
+ | |||
+ | *第15位 [[八十岡翔太]] (日本勢最高順位) | ||
===団体戦=== | ===団体戦=== | ||
*優勝 中華人民共和国 | *優勝 中華人民共和国 | ||
− | **スタンダード:[[Wu Tong]] ([[ | + | **スタンダード:[[Wu Tong]] ([[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンド]]) |
− | **エクステンデッド:[[ | + | **エクステンデッド:[[Zhang Zhiyang]] ([[テゼレッター]]) |
− | **レガシー:[[Bo Li]] ([[ | + | **レガシー:[[Bo Li]] ([[マーフォーク (デッキ)#レガシー|マーフォーク]]) |
*準優勝 オーストリア | *準優勝 オーストリア | ||
− | **スタンダード:[[ | + | **スタンダード:[[Benedikt Klauser]] ([[トリコロール]]) |
**エクステンデッド:[[Bernhard Lehner]] ([[デミゴッド・ストンピィ]]) | **エクステンデッド:[[Bernhard Lehner]] ([[デミゴッド・ストンピィ]]) | ||
− | **レガシー:[[Benjamin Rozhon]] ([[アド・ストーム]]) | + | **レガシー:[[Benjamin Rozhon]] ([[アド・ストーム|ANT]]) |
*ベスト4 チェコ共和国 | *ベスト4 チェコ共和国 | ||
− | **スタンダード:[[Lukas Blohon]] ([[ | + | **スタンダード:[[Lukas Blohon]] ([[バントアグロ#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ダークバント]]) |
**エクステンデッド:[[Lukas Jaklovsky]] ([[デミゴッド・ストンピィ]]) | **エクステンデッド:[[Lukas Jaklovsky]] ([[デミゴッド・ストンピィ]]) | ||
− | **レガシー:[[Jan Kotrla]] ([[アド・ストーム]]) | + | **レガシー:[[Jan Kotrla]] ([[アド・ストーム|ANT]]) |
*ベスト4 オランダ | *ベスト4 オランダ | ||
− | **スタンダード:[[Niels Noorlander]] ([[ | + | **スタンダード:[[Niels Noorlander]] ([[赤白上陸#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|赤白上陸]]) |
**エクステンデッド:[[Kevin Grove]] ([[テゼレッター]]) | **エクステンデッド:[[Kevin Grove]] ([[テゼレッター]]) | ||
**レガシー:[[Tom Van Lampen]] ([[ランドスティル]]) | **レガシー:[[Tom Van Lampen]] ([[ランドスティル]]) | ||
50行: | 49行: | ||
==その他の結果== | ==その他の結果== | ||
===1日目スタンダード全勝=== | ===1日目スタンダード全勝=== | ||
− | *[[Bram Snepvangers]] ([[ | + | *[[Bram Snepvangers]] ([[赤白上陸#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|赤白上陸]]) |
− | *[[Joel Calafell]] ([[ | + | *[[Joel Calafell]] ([[ターボフォグ]]) |
− | *[[Oleksii Antonenko]] ([[吸血鬼 (デッキ)|吸血鬼]]) | + | *[[Oleksii Antonenko]] ([[吸血鬼 (デッキ)#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|吸血鬼]]) |
− | *[[David Reitbauer]] ([[ | + | *[[David Reitbauer]] ([[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンド]]) |
− | *[[Marijn Lybaert]] ([[ | + | *[[Marijn Lybaert]] ([[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンド]]) |
− | *[[Cynic Kim]] ([[ | + | *[[Cynic Kim]] ([[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンド]]) |
− | *[[齋藤友晴]] ([[ | + | *[[齋藤友晴]] ([[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンド]]) |
===3日目エクステンデッド全勝=== | ===3日目エクステンデッド全勝=== | ||
*[[William Cavaglieri]] ([[テゼレッター]]) | *[[William Cavaglieri]] ([[テゼレッター]]) | ||
− | *[[Manuel Bucher]] ([[バントアグロ]]) | + | *[[Manuel Bucher]] ([[バントアグロ#エクステンデッド|バントアグロ]]) |
*[[Przemyslaw Nagadowski]] ([[超起源]]) | *[[Przemyslaw Nagadowski]] ([[超起源]]) | ||
*[[Michael Jacob]] ([[Zoo#エクステンデッド|Rubin Zoo]]) | *[[Michael Jacob]] ([[Zoo#エクステンデッド|Rubin Zoo]]) | ||
*[[Mateusz Kopec]] ([[テゼレッター]]) | *[[Mateusz Kopec]] ([[テゼレッター]]) | ||
+ | |||
+ | ==失格処分== | ||
+ | 本大会は[[失格]]処分を4人も出す大荒れの大会となってしまった。 | ||
+ | *アメリカ代表の[[Charles Gindy]]が、[[野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt]]の能力で[[対戦相手]]が強制であるダメージ割り振りを忘れていることを知っていながら見逃したため、故意の[[違反の見逃し]]による詐欺行為として失格処分を受けた。これによってアメリカチームは団体戦の参加資格を失った。(→[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/event-coverage/worlds-2009-round-6-disqualification-2009-11-19 Worlds 2009 Round 6: Disqualification] / [http://archive.mtg-jp.com/eventc/worlds09/article/001475/ 邦訳]) | ||
+ | *[[ドラフト]]中に他のプレイヤーの[[カード]]を覗いたことによって、カナダ代表の[[Jon Boutin]]、トルコ代表の[[Berk Akbulut]]などが失格処分を受け、カナダ、トルコチームは団体戦の参加資格を失った。(→[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/event-coverage/worlds-2009-disqualifications-draft-rounds-2009-11-20 Worlds 2009: Disqualifications in the Draft Rounds] / [http://archive.mtg-jp.com/eventc/worlds09/article/001516/ 邦訳]) | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2009wc All Roads Lead to Victory for Coimbra, China] ([[WotC]]、英語) |
− | *[http://mtg-jp.com/eventc/worlds09/ 世界選手権2009 ライブカバレージ] (WotC、日本語) | + | *[http://archive.mtg-jp.com/eventc/worlds09/ 世界選手権2009 ライブカバレージ] (WotC、日本語) |
*[[トーナメント記録]] | *[[トーナメント記録]] | ||
− | + | ||
+ | {{世界選手権}} | ||
+ | {{2009シーズン}} | ||
+ | [[Category:世界選手権|せかいせんしゆけん2009]] |
2020年2月2日 (日) 11:02時点における最新版
世界選手権09/World Championships 2009は、イタリアのローマにて開催された、2009年度の世界選手権。
スタンダードでは約35%がジャンドを使い、初日全勝も半分以上がジャンドで占める結果となった。
日本人プレイヤーは齋藤友晴と八十岡翔太が健闘するものの、ベスト8には一歩及ばなかった。ベスト8に日本人もアメリカ人プレイヤーもいないプロツアーはこれが初めて。また、渡辺雄也がプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。
目次 |
[編集] 基本データ
- 日時:2009年11月19日~11月22日
- 会場:Palazzo Dei Congressi
- フォーマット:混合
- 参加者数:409名
- ヘッド・ジャッジ:Sheldon Menery
[編集] 上位入賞者
[編集] 個人戦
- 優勝 Andre Coimbra (ナヤライトセイバー/不明)
- 準優勝 David Reitbauer (ジャンド/不明)
- 第3位 Terry Soh (ナヤ/Rubin Zoo)
- 第4位 Bram Snepvangers (赤白上陸/不明)
- 第5位 William Cavaglieri (白単トークン/テゼレッター)
- 第6位 Manuel Bucher (バントアグロ/バントアグロ)
- 第7位 Marijn Lybaert (ジャンド/不明)
- 第8位 Florian Pils (ジャンド/不明)
- 第15位 八十岡翔太 (日本勢最高順位)
[編集] 団体戦
- 優勝 中華人民共和国
- 準優勝 オーストリア
- スタンダード:Benedikt Klauser (トリコロール)
- エクステンデッド:Bernhard Lehner (デミゴッド・ストンピィ)
- レガシー:Benjamin Rozhon (ANT)
- ベスト4 チェコ共和国
- スタンダード:Lukas Blohon (ダークバント)
- エクステンデッド:Lukas Jaklovsky (デミゴッド・ストンピィ)
- レガシー:Jan Kotrla (ANT)
- ベスト4 オランダ
- スタンダード:Niels Noorlander (赤白上陸)
- エクステンデッド:Kevin Grove (テゼレッター)
- レガシー:Tom Van Lampen (ランドスティル)
[編集] その他の結果
[編集] 1日目スタンダード全勝
- Bram Snepvangers (赤白上陸)
- Joel Calafell (ターボフォグ)
- Oleksii Antonenko (吸血鬼)
- David Reitbauer (ジャンド)
- Marijn Lybaert (ジャンド)
- Cynic Kim (ジャンド)
- 齋藤友晴 (ジャンド)
[編集] 3日目エクステンデッド全勝
- William Cavaglieri (テゼレッター)
- Manuel Bucher (バントアグロ)
- Przemyslaw Nagadowski (超起源)
- Michael Jacob (Rubin Zoo)
- Mateusz Kopec (テゼレッター)
[編集] 失格処分
本大会は失格処分を4人も出す大荒れの大会となってしまった。
- アメリカ代表のCharles Gindyが、野生の狩りの達人/Master of the Wild Huntの能力で対戦相手が強制であるダメージ割り振りを忘れていることを知っていながら見逃したため、故意の違反の見逃しによる詐欺行為として失格処分を受けた。これによってアメリカチームは団体戦の参加資格を失った。(→Worlds 2009 Round 6: Disqualification / 邦訳)
- ドラフト中に他のプレイヤーのカードを覗いたことによって、カナダ代表のJon Boutin、トルコ代表のBerk Akbulutなどが失格処分を受け、カナダ、トルコチームは団体戦の参加資格を失った。(→Worlds 2009: Disqualifications in the Draft Rounds / 邦訳)
[編集] 参考
- All Roads Lead to Victory for Coimbra, China (WotC、英語)
- 世界選手権2009 ライブカバレージ (WotC、日本語)
- トーナメント記録
2009年シーズン | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
プロツアー | 京都 - ホノルル - オースティン - 世界選手権(ローマ) | ||||||
国別選手権 | フィンランド - スペイン - オーストラリア - 日本 - ブラジル - フランス - イタリア - アメリカ - イギリス - アルゼンチン - ドイツ | ||||||
グランプリ |
| ||||||
その他 | ヴィンテージ - レガシー - ブロック構築 - 日本レガシー - Limits - Finals | ||||||
1995-1996・1996-1997・1997-1998・1998-1999・1999-2000・2000-2001・2001-2002・2002-2003・2003-2004・2004-2005・2006・ 2007・2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2020-2021・2021-2022・2022-2023・2023-2024・2024-2025 |