マジック25周年記念プロツアー

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'''マジック25周年記念プロツアー'''/''Pro Tour 25th Anniversary''は、[[2018年]]にアメリカのミネソタ州・ミネアポリスで開催された[[プロツアー]]。本来なら「プロツアー『[[基本セット2019]]』」と称するだが、決勝戦が開催する8月5日にちょうど25周年を迎えることから、[[チーム戦|3人チーム構築戦]]で行われた。
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'''マジック25周年記念プロツアー'''/''Pro Tour 25th Anniversary''は、[[2018年]]にアメリカのミネソタ州・ミネアポリスで開催された、[[チーム戦|3人チーム構築戦]][[プロツアー]]
  
[[スタンダード]]部門の使用率では、[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤黒アグロ]]が40.0%と圧倒的な数字を記録。一方で、新たに[[茨の副官/Thorn Lieutenant]]などを獲得した[[ストンピィ#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|緑単ストンピィ]](18.8%)が2位、[[破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager]]を獲得した[[青黒赤コントロール#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|グリクシス・ミッドレンジ]](7.9%)が3位、[[練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist]]を獲得した[[逆説ストーム#スタンダード|霊気貯蔵器コンボ]](5.5%)が4位と、[[基本セット2019]]の影響も見られた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/standard-metagame-breakdown-2018-08-03 Standard Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030889/ メタゲームブレイクダウン:スタンダード](Event Coverage [[Corbin Hosler]]著)</ref>。
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[[スタンダード]]部門の使用率では、[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]が40.0%と圧倒的な数字を記録。一方で、新たに[[茨の副官/Thorn Lieutenant]]などを獲得した[[鉄葉ストンピィ]](18.8%)が2位、[[破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager]]を獲得した[[青黒赤コントロール#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|グリクシス・ミッドレンジ]](7.9%)が3位、[[練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist]]を獲得した[[逆説ストーム#スタンダード|青単ストーム]](5.5%)が4位と、[[基本セット2019]]の影響も見られた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/standard-metagame-breakdown-2018-08-03 Standard Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030889/ メタゲームブレイクダウン:スタンダード](Event Coverage [[Corbin Hosler]]著)</ref>。
  
 
[[モダン]]は基本セット2019から[[民兵のラッパ手/Militia Bugler]]を獲得した[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]](16.4%)が1位、[[青白コントロール#モダン|青白コントロール]](10.9%)が2位、サイを獲得した[[アイアンワークス#モダン|アイアンワークス]](10.3%)と[[ウルザトロン#モダン|緑単トロン]](同左)が3位タイとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/modern-metagame-breakdown-2018-08-03 Modern Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030888/ メタゲームブレイクダウン:モダン](Event Coverage Corbin Hosler著)</ref>。
 
[[モダン]]は基本セット2019から[[民兵のラッパ手/Militia Bugler]]を獲得した[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]](16.4%)が1位、[[青白コントロール#モダン|青白コントロール]](10.9%)が2位、サイを獲得した[[アイアンワークス#モダン|アイアンワークス]](10.3%)と[[ウルザトロン#モダン|緑単トロン]](同左)が3位タイとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/modern-metagame-breakdown-2018-08-03 Modern Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030888/ メタゲームブレイクダウン:モダン](Event Coverage Corbin Hosler著)</ref>。
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*[[チーム戦]]のプロツアーとしては[[プロツアーサンディエゴ07]]以来、実に11年ぶりとなる。
 
*[[チーム戦]]のプロツアーとしては[[プロツアーサンディエゴ07]]以来、実に11年ぶりとなる。
 
**[[フォーマット]]にレガシーを含むプロツアーは[[世界選手権07]]以来2度目、[[リミテッド]]([[ブースター・ドラフト]])を含まないプロツアーは[[プロツアーベルリン08]]以来10年ぶりとなる。
 
**[[フォーマット]]にレガシーを含むプロツアーは[[世界選手権07]]以来2度目、[[リミテッド]]([[ブースター・ドラフト]])を含まないプロツアーは[[プロツアーベルリン08]]以来10年ぶりとなる。
**また、プロツアー体制再編以降初となる、直近の[[カード・セット]]の名前が付けられていないプロツアーでもある。
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**また、[[2012年]]のプロツアー体制再編以降初となる、直近の[[カード・セット]]の名前が付けられていないプロツアーでもある。大会名は、決勝戦が開催する8月5日に[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]がちょうど25周年を迎えることから。
 
*日本人最高位は[[木原惇希]]・[[村栄龍司]]・[[佐藤嶺]]の第15位。
 
*日本人最高位は[[木原惇希]]・[[村栄龍司]]・[[佐藤嶺]]の第15位。
 
*実際にはそれが不可能だと知っていたにも関わらず、[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]で出された[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]が[[カード名]]を指定するのに[[対応して]]行動しようとしたとして、[[Dan Ward]](とチームメイト[[Patrick Tierney]]、[[Craig Wescoe]])が[[失格]]処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/round-7-dq-2018-08-03 Round 7 Disqualification]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030891/ 第7回戦での失格処分について](Event Coverage)</ref>。
 
*実際にはそれが不可能だと知っていたにも関わらず、[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]で出された[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]が[[カード名]]を指定するのに[[対応して]]行動しようとしたとして、[[Dan Ward]](とチームメイト[[Patrick Tierney]]、[[Craig Wescoe]])が[[失格]]処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/round-7-dq-2018-08-03 Round 7 Disqualification]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030891/ 第7回戦での失格処分について](Event Coverage)</ref>。
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2018年9月16日 (日) 13:55時点における版

マジック25周年記念プロツアー/Pro Tour 25th Anniversaryは、2018年にアメリカのミネソタ州・ミネアポリスで開催された、3人チーム構築戦プロツアー

スタンダード部門の使用率では、赤黒アグロが40.0%と圧倒的な数字を記録。一方で、新たに茨の副官/Thorn Lieutenantなどを獲得した鉄葉ストンピィ(18.8%)が2位、破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravagerを獲得したグリクシス・ミッドレンジ(7.9%)が3位、練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopteristを獲得した青単ストーム(5.5%)が4位と、基本セット2019の影響も見られた[1]

モダンは基本セット2019から民兵のラッパ手/Militia Buglerを獲得した5色人間(16.4%)が1位、青白コントロール(10.9%)が2位、サイを獲得したアイアンワークス(10.3%)と緑単トロン(同左)が3位タイとなった[2]

レガシーメタゲーム死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanギタクシア派の調査/Gitaxian Probe禁止により激変。グリクシス・コントロールが12.1%で首位となり、スニーク・ショー(9.7%)、エルドラージ・ストンピィ(8.5%)、Death & Taxes(7.3%)がそれに続いた[3]

基本データ

招待条件

  • チーム招待権
    • プロツアー「ドミナリア」終了時点、プロツアー・チームシリーズ上位16チーム全員(後日の改訂により16位と同点のチームも招待対象)。
    • 2018年1月20日から5月27日までのチームグランプリ決勝トーナメント進出、または36点以上獲得
    • 2018年1月20日から5月27日までのチームグランプリのプロツアー予選 優勝
    • マジック25周年記念プロツアー地域予選 上位2チーム
  • 個人招待権
    • プロツアー「ドミナリア」 マッチポイント33点以上獲得者
    • プロプレイヤーズ・クラブ ゴールドレベル以上の者
      • 今シーズンのシルバーレベルの出場権を未行使の場合、出場権行使として個人招待権を獲得可能。
    • マジック・プロツアー殿堂表彰者
      • 本プロツアーに限り、プロツアー予選かプロツアー地域予選が出場可能。ただし出場した場合、個人招待権を同時に喪失する。

チーム招待権を持つプレイヤーは、可能な限り招待権を得たときと同じチームで参加しなければならない(チームシリーズの招待権のみ、チーム内の組み合わせは自由)。ただし、1人以上のメンバーが別のチーム招待権により別チームのメンバーとして参加する場合、補欠として個人(1人のみのチーム含み)招待権を持つプレイヤーを追加招集することが可能。

ウィザーズ社の特別招待によりSilver Showcaseで出場したプレイヤー4人(後述)は、それぞれ好きなプレイヤー2人(招待権所持の有無は問わない)と組んで本プロツアーに出場可能。 

なお、今回はMagic Onlineからの出場枠はない。

上位入賞者

順位 プレイヤー名 担当フォーマット 使用デッキ チーム
優勝 Allen Wu レガシー Death & Taxes なし
Ben Hull モダン 黒赤ホロウ・ワン
Greg Orange スタンダード 青白コントロール
準優勝 Josh Utter-Leyton レガシー 青黒死の影 ChannelFireball
Ben Stark モダン アイアンワークス
Martin Jůza スタンダード 赤黒アグロ
第3位 Márcio Carvalho レガシー Death & Taxes Hareruya Latin
Thiago Saporito モダン 5色人間
Carlos Romão スタンダード 赤黒アグロ
第4位 Christophe Gregoir レガシー エルドラージ・ストンピィ なし
Branco Neirynck モダン 5色人間
Thomas Van Der Paelt スタンダード 白青ギフト

Silver Showcase

併催イベントとして、Silver Showcaseが行われた。

黎明期のカード・セットを用いて行われるロチェスター・ドラフトであり、各地域の生涯獲得プロツアー・ポイント1位のプレイヤー4人と、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが招待した4人の計8人が参加した。開封されたカードは慈善団体「Child's Play」に寄付される[5]

順位 プレイヤー名 出場枠
優勝 Stanislav Cifka 招待
準優勝 Jason Chan 招待
ベスト4 Paulo Vitor Damo da Rosa 中南米プロポイント1位
Jon Finkel 北米プロポイント1位
ベスト8 Brian Kibler 招待
David Williams 招待
中村修平 アジア太平洋プロポイント1位
Raphaël Lévy ヨーロッパプロポイント1位
  • ウィザーズ社が選んだ少数のプレイヤーしか参加できないにも関わらず、賞金が非常に高額であることなどから、一部で物議を醸した。

脚注

  1. Standard Metagame Breakdown/メタゲームブレイクダウン:スタンダード(Event Coverage Corbin Hosler著)
  2. Modern Metagame Breakdown/メタゲームブレイクダウン:モダン(Event Coverage Corbin Hosler著)
  3. Legacy Metagame Breakdown/メタゲームブレイクダウン:レガシー(Event Coverage Corbin Hosler著)
  4. Round 7 Disqualification/第7回戦での失格処分について(Event Coverage)
  5. Introducing the Silver Showcase(Organized Play 2018年6月28日 Mike Rosenberg著)

参考

2018シーズン
世界選手権
ワールドカップ
世界選手権 - ワールド・マジック・カップ
国別選手権 日本 - アメリカ
プロツアー プロツアー「イクサランの相克」(ビルバオ) - プロツアー「ドミナリア」(リッチモンド) - マジック25周年記念プロツアー(ミネアポリス) - プロツアー「ラヴニカのギルド」(アトランタ)
グランプリ
イクサランの相克
サイクル
サンタクララ - インディアナポリス - ロンドン - ヒューストン - トロント冬 - リヨン - メンフィス
ドミナリア
サイクル
マドリード - サンティアゴ - フェニックス - 京都 - アムステルダム - シアトルレガシースタンダード) - シドニー - ハートフォード - ボローニャ - コロンバス - 北京 - ダラスフォートワース - バーミンガムレガシースタンダード) - トロント春 - ワシントンDC - コペンハーゲン
基本セット2019
サイクル
ラスベガスモダンリミテッド) - シンガポール - ピッツバーグ - バルセロナ - サンパウロ - 千葉 - サクラメント - トリノ - ミネアポリス - ブリュッセル - オーランド - プロビデンス - ロサンゼルス - プラハ - リッチモンドレガシースタンダード) - デトロイト - 香港 - ストックホルム
ラヴニカのギルド
サイクル
モントリオール - メキシコシティ - 名古屋 - デンバー - リール - ニュージャージー - アトランタ - メルボルン - ミルウォーキー - ワルシャワ - 静岡レガシースタンダード) - リバプール - ポートランド
ラヴニカの献身
サイクル
バンクーバー
その他 チームシリーズ決勝 - PoY決定戦 - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - アジアヴィンテージ - アジアレガシー - Finals
1995-19961996-19971997-19981998-19991999-20002000-20012001-20022002-20032003-20042004-20052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202020-20212021-20222022-20232023-20242024-2025
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