マーフォーク
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− | [[リミテッド・エディション]]から存在し、[[ゾンビ]]、[[ゴブリン]]と並び[[ロード]]と共に登場した由緒正しいクリーチャー・タイプの1つ。しかし[[トーメント]]に収録された[[ラクァタス大使/Ambassador Laquatus]]を最後に新しい[[カード]]が作られず、[[部族 (俗称)|部族]]がテーマである[[オンスロート・ブロック]]ではすっかり[[ウィザード]]にとってかわられてしまった。これは開発陣が「マーフォークは[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考えたためで、再びカードとして世に出ることはないとされていた([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/small-change-2003-07-21 参考])。このため[[基本セット]]においても[[第8版]]と[[第9版]]ではマーフォークは一切収録されていない。しかしユーザーの猛反発があり、[[時のらせん]]から再びマーフォークが登場。[[第10版]]に数体のマーフォークが収録されたほか、[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]や[[イクサラン・ブロック]] | + | [[リミテッド・エディション]]から存在し、[[ゾンビ]]、[[ゴブリン]]と並び[[ロード]]と共に登場した由緒正しいクリーチャー・タイプの1つ。しかし[[トーメント]]に収録された[[ラクァタス大使/Ambassador Laquatus]]を最後に新しい[[カード]]が作られず、[[部族 (俗称)|部族]]がテーマである[[オンスロート・ブロック]]ではすっかり[[ウィザード]]にとってかわられてしまった。これは開発陣が「マーフォークは[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考えたためで、再びカードとして世に出ることはないとされていた([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/small-change-2003-07-21 参考])。このため[[基本セット]]においても[[第8版]]と[[第9版]]ではマーフォークは一切収録されていない。しかしユーザーの猛反発があり、[[時のらせん]]から再びマーフォークが登場。[[第10版]]に数体のマーフォークが収録されたほか、[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]や[[イクサラン・ブロック]]では主要部族として採用された。ただし、以前のように青の主力種族という訳ではなく、部分的に投入される事になるようである([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/lorwyn-lorwyn-situation-2007-09-10 参考])。 |
基本的に青かそれを含む[[多色]]に存在する。[[ローウィン・ブロック]]では白[[単色]]、[[シャドウムーア・ブロック]]では[[黒]]単色、イクサラン・ブロックでは[[緑]]単色のマーフォークも登場した。 | 基本的に青かそれを含む[[多色]]に存在する。[[ローウィン・ブロック]]では白[[単色]]、[[シャドウムーア・ブロック]]では[[黒]]単色、イクサラン・ブロックでは[[緑]]単色のマーフォークも登場した。 |
2018年2月25日 (日) 04:23時点における版
マーフォーク/Merfolkは、クリーチャー・タイプの1つ。人魚・半魚人を表す。
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)
(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
1/1クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)
他のマーフォーク(Merfolk)は+1/+1の修整を受けるとともに島渡りを持つ。(それらは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
2/2リミテッド・エディションから存在し、ゾンビ、ゴブリンと並びロードと共に登場した由緒正しいクリーチャー・タイプの1つ。しかしトーメントに収録されたラクァタス大使/Ambassador Laquatusを最後に新しいカードが作られず、部族がテーマであるオンスロート・ブロックではすっかりウィザードにとってかわられてしまった。これは開発陣が「マーフォークはマジックのイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考えたためで、再びカードとして世に出ることはないとされていた(参考)。このため基本セットにおいても第8版と第9版ではマーフォークは一切収録されていない。しかしユーザーの猛反発があり、時のらせんから再びマーフォークが登場。第10版に数体のマーフォークが収録されたほか、ローウィン=シャドウムーア・ブロックやイクサラン・ブロックでは主要部族として採用された。ただし、以前のように青の主力種族という訳ではなく、部分的に投入される事になるようである(参考)。
基本的に青かそれを含む多色に存在する。ローウィン・ブロックでは白単色、シャドウムーア・ブロックでは黒単色、イクサラン・ブロックでは緑単色のマーフォークも登場した。
島渡りなどの島を参照する効果を持っているものが多く存在する。
部族カードはロードのアトランティスの王/Lord of Atlantis、メロウの騎兵/Merrow Reejerey、マーフォークの君主/Merfolk Sovereign、珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander、真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident、マーフォークの霧縛り/Merfolk Mistbinder、深根の精鋭/Deeproot Elite。ロード以外ではVodalian War Machine、海のハンター/Seahunter、高潮の急使/Tidal Courier、凪魔道士の導師/Lullmage Mentorなどが存在する。
1/1のマーフォーク・トークンを生成するカードとして凪魔道士の導師が、1/1のマーフォーク・ウィザード・トークンを生成するカードにベンティコア/Benthicore、群れの召喚/Summon the School、石ころ川の群れ長/Stonybrook Schoolmasterが、1/1の呪禁持ちのマーフォーク・トークンを生成するカードに深根の水域/Deeproot Waters、水中からの侵略/Aquatic Incursion、ジャングル生まれの開拓者/Jungleborn Pioneerが存在する。
伝説のマーフォークはイクサランの相克現在、14体存在する(「伝説の(Legendary)・マーフォーク(Merfolk)」でWHISPER検索)。
- ストーリー上マーフォークであるプレインズウォーカー/Planeswalkerに、キオーラ/Kioraがいる。
- マーフォークを中心に据えたデッキは、俗にフィッシュと呼ばれていたことがあった。
ストーリー
社会性を持ち、比較的温和な種族なのか、マーフォークの統治する国は安定していることが多いようである。だが、その性情ゆえオデッセイ期にはセファリッドに支配されてしまった。
主な地域
様々な次元/Planeでその姿を確認できる。
- ドミナリア/Dominaria:ヴォーデイリア/Vodalia
- サーペイディア/Sarpadia近海にあった帝国であり、元首は女帝ガリーナ/Empress Galina。ここのマーフォークたちは人間のような風貌のものと、半魚人のような風貌のものが確認されている。ただしサプラーツォのマーフォークたちとは違い、下半身は魚のままである。
- 初出はフォールン・エンパイアだが、ウェザーライト等にもこの名を冠するマーフォークが収録されている。
- ラース/Rath:ルートウォーター/Rootwater
- スカイシュラウド/Skyshroudの下に広がるこの水域に住まうマーフォークは特にモンスター的色彩が強いデザインであり、上に住むエルフ達と仲が悪い。
- メルカディア/Mercadia:サプラーツォ/Saprazzo
- 尾びれを足に変化できる種族がいることが特徴。矢のごときマーフォーク/Darting Merfolkのような半魚人タイプから、波止場の用心棒/Waterfront Bouncerのような筋肉質の人間タイプなどバリエーションが豊富。
- ローウィン/Lorwyn
- この次元のマーフォークは「メロウ/Merrow」と呼ばれ、メロウ回廊と呼ばれる河川を使ってメッセンジャーや行商を行っている。話術に長け、ローウィン一の話し上手といわれている。
- シャドウムーア/Shadowmoor
- メロウ/Merrowは私利私欲に走る殺し屋と化し、汚染された水中を獲物を求めて徘徊する。その身勝手さと嫉妬心から、他の種族の持っている物なら何でも盗もうとしている。
- イーブンタイドにおいては、「上半身は人間、下半身はセイウチ」という風貌をもつセルキー/Selkieが登場した。
- ゼンディカー/Zendikar
- この次元のマーフォークはゼンディカー一帯、特にタジーム/Tazeem大陸に多く生息している。生粋の冒険者であり、個別行動を好む。
- 海門/Sea Gateの灯台/The Lighthouseはマーフォークの学者が管理しており、そこには失われた古代文明に関する巻物や地図が収められている。
- 人魚的容貌ではなく、水かきをもった脚で二足歩行する人型の生物としてデザインされている。
- ラヴニカ/Ravnica
- ラヴニカ・ブロック時点ではラヴニカに生息していないとされていたが、ラヴニカへの回帰ブロックで登場。
- ディセンションより後のこと、ラヴニカ都市の辺境にゾノットと呼ばれる事になる幾つかの陥没口が開いた。そこにはかつて都市に覆われてしまった古代の海が姿を現し、そこに隠れ住んでいたマーフォーク達はラヴニカの都市へ進出した。
- テーロス/Theros
- この次元のマーフォークは「トリトン/Triton」と呼ばれる。水陸両生であり地上でも数日間は生きられるが、その後しばらくは鰓を水中で休めなければならない。
- 彼らは海の神であるタッサ/Thassaを信仰しており、タッサをテーロスの最高神と捉え自分達の種族を海獣や地上の人間の支配する城塞都市を超えた存在に高めてくれると信じている。
- 城塞都市で人間達に混じって暮らす者も少なからずおり、海辺の歩哨や浴場で働くもの、デカティアで哲学者として教授する者さえいる。
- イクサラン/Ixalan
- この次元のマーフォークは「川守り/The River Heralds」と称し、イクサラン大陸の湿地地帯を領土としている。海ではなく川を根城としており、川辺であればしばらくの間地上で過ごすこともできる。
- 数世紀にわたり川守りは人間と恐竜の太陽帝国/The Sun Empireと敵対とも同盟とも言えない緊張状態を維持してきたが、最近は鉄面連合/The Brazen Coalitionの海賊たちと薄暮の軍団/The Legion of Duskの吸血鬼/Vampireにより均衡が崩れ、四つ巴の戦争状態に突入しつつある。