掘葬の儀式/Unburial Rites
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また、[[ライブラリー]]を大量に[[削る]]ことでクリーチャー・[[カード]]を[[墓地]]に貯めるタイプのデッキでも、墓地から[[唱える]]ことのできるリアニメイト手段は価値が高い。 | また、[[ライブラリー]]を大量に[[削る]]ことでクリーチャー・[[カード]]を[[墓地]]に貯めるタイプのデッキでも、墓地から[[唱える]]ことのできるリアニメイト手段は価値が高い。 | ||
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==カード名== | ==カード名== |
2017年7月13日 (木) 22:43時点における版
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(白)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
1マナ重くなってフラッシュバックがついたゾンビ化/Zombify。フラッシュバックのコストは生命の息吹/Breath of Lifeと同じ。
過去に活躍したリアニメイト呪文と比べるとややコストが重い印象があるが、近年は釣る対象となりうるクリーチャーがますます重く強力になっているため、4~5マナでもそれ以上の価値のクリーチャーを戦場に出すことができるなら、相対的に割安と言ってもよいだろう。むしろ問題はフラッシュバックに対抗色が必要な点だが、色拘束自体は薄いのでさほど問題になりにくい。
また、優秀クリーチャーを使い回してアドバンテージを稼ぐ、コントロール要素を重視した中~低速のデッキならば、1枚で2度強力クリーチャーを釣れるため除去に強い。いずれにせよ、フラッシュバックのおかげでかなり利便性は向上している。
また、ライブラリーを大量に削ることでクリーチャー・カードを墓地に貯めるタイプのデッキでも、墓地から唱えることのできるリアニメイト手段は価値が高い。
イニストラード・ブロック構築やスタンダードでは、人間リアニメイトやFritesなどのリアニメイト系コンボデッキのキーカードとして活躍。さらには太陽拳、黒緑白リアニメイト、白黒赤リアニメイトなど、リアニメイト要素を組み込んだコントロールデッキも多数生み出した。
モダンでは、けちな贈り物/Gifts Ungivenとのコンボが有名(けちな贈り物/Gifts Ungivenを参照)。フラッシュバックを前提にしていることから黒マナが必要ないため、青白トロンのような黒を含まないデッキにも組み込まれる。
戦慄の復活/Dread Returnがコンボ向けであるのに対し、
カード名
初出のイニストラードでの日本語カード名は「堀葬の儀式」となっていた(イラスト)。しかしながら英語名の"Unburial Rites"は「葬式」の意の"Burial Rites"に反意語の接頭辞である"un-"を付けた造語で、「堀」を示す要素は何もない。このため誤植を疑われたが、公式から訂正は出されなかった。
モダンマスターズ2017では現在の日本語カード名で印刷され(イラスト)、事実上、誤植の修正が行われた形となったが、公式からカード名変更のアナウンスは出ていない。
- 同名のカードかは英語のカード名が基準なので、「堀葬の儀式」と「掘葬の儀式」は同名のカードである。構築において、双方を合わせて5枚以上デッキに入れることはできない。
- 日本語訳は、前述のとおり英語版の造語を踏まえて「掘葬」と訳されており、命名の意図を汲んだ名訳と言える。
- 遺体の手足を折り曲げた姿勢の埋葬方式を指す「屈葬」ではない。
関連カード
サイクル
イニストラードのフラッシュバックに対抗色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもアンコモン。
- 農民の結集/Rally the Peasants
- 記憶の旅/Memory's Journey
- 掘葬の儀式/Unburial Rites
- 捨て身の狂乱/Desperate Ravings
- 蜘蛛の発生/Spider Spawning
闇の隆盛のフラッシュバックに対抗色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもアンコモン。
- 未練ある魂/Lingering Souls
- 神秘の回復/Mystic Retrieval
- 命取りの魅惑/Deadly Allure
- 燃える油/Burning Oil
- 追跡者の本能/Tracker's Instincts
イニストラードのサイクルはカラー・ホイールの2つ左の色のマナを、闇の隆盛のサイクルは2つ右の色のマナを要求する。
参考
- Reanimation Domination (Daily MTG、The Week That Was、文:Brian David-Marshall、英語)
- リアニメイトカード
- カード個別評価:イニストラード - アンコモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2017 - アンコモン