燻し/Smother
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*性質上、一部の特殊な[[クリーチャー]]にも強い。例えば、[[変異]]で[[裏向き]]状態のクリーチャーやクリーチャー・[[トークン]]、[[ミシュラランド]]を[[破壊]]することができる。それらは([[コピー]]であるなどの特殊な事情がない限りは)[[点数で見たマナ・コスト]]は0として扱われる。 | *性質上、一部の特殊な[[クリーチャー]]にも強い。例えば、[[変異]]で[[裏向き]]状態のクリーチャーやクリーチャー・[[トークン]]、[[ミシュラランド]]を[[破壊]]することができる。それらは([[コピー]]であるなどの特殊な事情がない限りは)[[点数で見たマナ・コスト]]は0として扱われる。 |
2017年2月25日 (土) 08:28時点における版
対軽量クリーチャー専用の除去カード。恐怖/Terrorや破滅の刃/Doom Bladeといった一般的な黒の除去と違って、黒のクリーチャーも除去できる点が特徴。
これがオンスロートに初めて収録された時、スタンダード環境には野生の雑種犬/Wild Mongrelやサイカトグ/Psychatog、ナントゥーコの影/Nantuko Shade、影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorといった点数で見たマナ・コストが3以下の優秀なクリーチャーが多く、これらに対抗するために黒主体のデッキを筆頭に様々なデッキで使用された。これらのクリーチャーは全て黒(野生の雑種犬は緑だが、能力で黒になれる)なので、前述の特徴が特に注目された。
モダンやレガシーなどでも数多くの軽量クリーチャーを葬っていたが、より軽い致命的な一押し/Fatal Pushが登場してからはそちらが優先される傾向にある。
- 性質上、一部の特殊なクリーチャーにも強い。例えば、変異で裏向き状態のクリーチャーやクリーチャー・トークン、ミシュラランドを破壊することができる。それらは(コピーであるなどの特殊な事情がない限りは)点数で見たマナ・コストは0として扱われる。
- 上記のうち、変異はオンスロート・ブロック、トークンはオデッセイ・ブロック、ミシュラランドはゼンディカー・ブロックでフィーチャーされており、燻しと同じか隣のブロックに固まっている。それらのシステムに対するアンチカードとしてデザインされていることがうかがえる。
- かつては両面カードの第2面も無条件に破壊できたが、両面カードのルール変更に伴い、無条件には使用できなくなった。
- フライデー・ナイト・マジックの2003年8月のプロモーション・カードとして配布された。
ストーリー
「燻し」と訳されている「Smother」は、名詞として「大量の煙」「濃霧」などの意味があるが、動詞では「窒息死する」「窒息させる」「息を詰まらせる」くらい。カードのイラストとフレイバー・テキストを見ると煙に燻されてはいない。(しかし、濃霧も窒息も既に別のカードの名前に使われている。)
オンスロート版は、オタリア/Otariaのドワーフが声も出せずに息を詰まらせて苦しむ様子とそれに対するフェイジ/Phageの一言(イラスト)。
叫び声が聞こえないな。奴らのうっとうしい命乞いが聞こえなくていいけどね。― 触れられざるものフェイジ
一方、ワールドウェイク版には、触手に顔を塞がれてしまったゼンディカー/Zendikarのゴブリンが描かている。ハリマー探検隊長、ザール・ガーダ/Zahr Gada, Halimar expedition leader流の試験が行われているようだ(イラスト)。
「新しいのを雇う前は、奴らがどれだけ息を止めていられるかの試験をする。これが意外と重要なんだ。」― ハリマー探検隊長、ザール・ガーダ