灰毛の定め/Grizzly Fate

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[[灰色熊/Grizzly Bears]]が2体、[[スレッショルド]]に達していると倍の4体出てくる[[ソーサリー]]。しかも[[フラッシュバック]]が付いているので、1枚のこの[[カード]]で最高8体出てくる。
 
[[灰色熊/Grizzly Bears]]が2体、[[スレッショルド]]に達していると倍の4体出てくる[[ソーサリー]]。しかも[[フラッシュバック]]が付いているので、1枚のこの[[カード]]で最高8体出てくる。
  
当時の[[リス対立]]などでは一気に[[クリーチャー]]を増やす手段として採用されることもあり、その[[マナ・コスト]]や[[効果]]は[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]を彷彿とさせる。
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その[[マナ・コスト]]や[[効果]]は[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]を彷彿とさせる。当時の[[リス対立#オデッセイ・ブロック期|リス対立]]などでは一気に[[クリーチャー]]を増やす手段として採用されることもあった。
  
*このカードが[[墓地]]から[[プレイ]]される場合、このカード自身はすでにスタック上に移動しているため、スレッショルドの枚数に数えないことに注意。
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*このカードが[[墓地]]から[[唱える|唱え]]られる場合、このカード自身はすでに[[スタック]]上に移動しているため、スレッショルドの枚数に数えないことに注意。
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*{{Gatherer|id=34209|イラスト}}に描かれた[[ケンタウルス]]は[[熊]]の召喚者で、彼がオデッセイ・サイクルの重要キャラクターの一人[[シートン/Seton]]である。
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==開発秘話==
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このカードの原案は[[オデッセイ]]の[[デザイン・チーム|デザイン]]段階にまで遡る。クリーチャー・トークン[[召喚]][[呪文]]のバリエーションを考えていた中、「複数体のトークンを生み出す呪文」の例として、以下のカードが作られた。なお、Salvageは当時の[[フラッシュバック]]の名称である。
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オデッセイの[[デベロップ・チーム]]は「複数体のトークンを生み出す呪文」を後の[[エキスパンション]]に回すと決めたため、オデッセイには収録されなかった。このアイデアは次の[[トーメント]]で[[ドングリの収穫/Acorn Harvest]]として実現した。
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トーメントで「複数体のトークンを生み出す呪文」のアイデアが使われたため、[[ジャッジメント]]では新たな捻りが必要となった。[[Mark Rosewater]]が最初に提案したのは、新たな形のフラッシュバック・コストを持った以下のカードであった。
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デザイン段階の途中で、フラッシュバックとスレッショルドを併せ持つカードがなかったことに気づき、フラッシュバックで優位な[[赤]]と[[緑]]にそういったカードを与える必要があると考えた(なお、赤は[[稲妻の波動/Lightning Surge]]が与えられた)。スレッショルドを持つよう「Cry of the Wolf」を修正したものが以下のカードである。
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デベロップ段階でマナ・コストとフラッシュバック・コストが引き上げられ、現在のカードに至る。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr23  Day of Judgment]参照)
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*[[カード名]]は[[熊の谷/Bearscape]]のカード名候補からの拝借である。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr23  Day of Judgment]参照)
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**一時期はカード名が「Seton's Call (シートンの呼び声)」だった時期もあったようである。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/226 Who's That Centaur?]参照)
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/226 Who's That Centaur?] ([[WotC]]、英語)
 
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[アンコモン]]

2014年6月16日 (月) 21:48時点における最新版


Grizzly Fate / 灰毛の定め (3)(緑)(緑)
ソーサリー

緑の2/2の熊(Bear)クリーチャー・トークンを2体生成する。
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上ある場合、代わりに緑の2/2の熊クリーチャー・トークンを4体生成する。
フラッシュバック(5)(緑)(緑)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


灰色熊/Grizzly Bearsが2体、スレッショルドに達していると倍の4体出てくるソーサリー。しかもフラッシュバックが付いているので、1枚のこのカードで最高8体出てくる。

そのマナ・コスト効果錯乱した隠遁者/Deranged Hermitを彷彿とさせる。当時のリス対立などでは一気にクリーチャーを増やす手段として採用されることもあった。

[編集] 開発秘話

このカードの原案はオデッセイデザイン段階にまで遡る。クリーチャー・トークン召喚呪文のバリエーションを考えていた中、「複数体のトークンを生み出す呪文」の例として、以下のカードが作られた。なお、Salvageは当時のフラッシュバックの名称である。


非公式/非実在カード

Cry of the Wolf (狼の叫び) (2)(緑)(緑)
ソーサリー

Salvage (3)(緑)(緑)(緑)
緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。


オデッセイのデベロップ・チームは「複数体のトークンを生み出す呪文」を後のエキスパンションに回すと決めたため、オデッセイには収録されなかった。このアイデアは次のトーメントドングリの収穫/Acorn Harvestとして実現した。

トーメントで「複数体のトークンを生み出す呪文」のアイデアが使われたため、ジャッジメントでは新たな捻りが必要となった。Mark Rosewaterが最初に提案したのは、新たな形のフラッシュバック・コストを持った以下のカードであった。


非公式/非実在カード

Cry of the Wolf (群れの叫び) (3)(緑)
ソーサリー

緑の2/2の熊(Bear)クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
フラッシュバック ― (緑),あなたの墓地にあるカードを3枚ゲームから取り除く。


デザイン段階の途中で、フラッシュバックとスレッショルドを併せ持つカードがなかったことに気づき、フラッシュバックで優位なにそういったカードを与える必要があると考えた(なお、赤は稲妻の波動/Lightning Surgeが与えられた)。スレッショルドを持つよう「Cry of the Wolf」を修正したものが以下のカードである。


非公式/非実在カード

Hot Bears (激しい熊達) (3)(緑)
ソーサリー

緑の2/2の熊(Bear)クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
スレッショルド ― 代わりに、緑の2/2の熊(Bear)クリーチャー・トークンを4体戦場に出す。
フラッシュバック (4)(緑)(緑)


デベロップ段階でマナ・コストとフラッシュバック・コストが引き上げられ、現在のカードに至る。(→Day of Judgment参照)

[編集] 参考

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