Mark Rosewater

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==デザイナーとしてのマーク==
 
==デザイナーとしてのマーク==
 
*「マジックの魅力は[[色の役割]]が分かれていることにあるので、それを安易に崩すべきではない」というデザイン上の持論を持っており、人呼んで「カラーパイ・グル」。
 
*「マジックの魅力は[[色の役割]]が分かれていることにあるので、それを安易に崩すべきではない」というデザイン上の持論を持っており、人呼んで「カラーパイ・グル」。
*だが一方で「新鮮で、使って楽しいカードを作るべき」という信念も持っており、ときおりぶっ飛んだデザインをすることでも有名。自称「開発部一の“2倍にするカード”愛好家」。
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*だが一方で「新鮮で、使って楽しいカードを作るべき」という信念も持っており、ときおりぶっ飛んだデザインをすることでも有名。自称「開発部一の“[[倍増の季節/Doubling Season|2倍にするカード]]”愛好家」。
 
**挙動の面白さを優先しすぎるあまり、[[総合ルール|ルール]]がついていけないカードを作ってしまうことも多かった。また、シンプルで美しいカードを作ったつもりが、ぶっ壊れレベルの[[パワーカード]]になってしまった例も数知れない。[[オパール色の輝き/Opalescence]]、[[時のらせん/Time Spiral]]、[[アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling]]はすべて彼のアイディアだと言えば、その一端がおわかりいただけるだろうか。
 
**挙動の面白さを優先しすぎるあまり、[[総合ルール|ルール]]がついていけないカードを作ってしまうことも多かった。また、シンプルで美しいカードを作ったつもりが、ぶっ壊れレベルの[[パワーカード]]になってしまった例も数知れない。[[オパール色の輝き/Opalescence]]、[[時のらせん/Time Spiral]]、[[アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling]]はすべて彼のアイディアだと言えば、その一端がおわかりいただけるだろうか。
 
**最近では、ルールが全般に整備されてきたこと、また彼自身がデザインチームの総括的立場に就くことが多くなったことから、ぶっ飛んだカードが話題になることはかなり減ってきた。それでも[[時のらせんブロック]]の[[タイムシフト]]企画などで相変わらず[[プレイヤー]]を驚愕させ続けている。
 
**最近では、ルールが全般に整備されてきたこと、また彼自身がデザインチームの総括的立場に就くことが多くなったことから、ぶっ飛んだカードが話題になることはかなり減ってきた。それでも[[時のらせんブロック]]の[[タイムシフト]]企画などで相変わらず[[プレイヤー]]を驚愕させ続けている。

2013年12月25日 (水) 18:27時点における版

マーク・ローズウォーター(Mark Rosewater)は、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストR&Dのヘッド・デザイナー。MaRo(マロー)の愛称で知られ、彼が最初にデザインしたカードはそれにちなんでマロー/Maroと名づけられた。

目次

解説

アメリカ合衆国オハイオ州ペッパーパイク出身。

ボストン大学のコミュニケーション学部を卒業後、ハリウッドのテレビスタジオに就職。コメディ番組『ロザンヌ』のフリーライター枠に応募し選抜された。『ロザンヌ』では2つのシナリオでクレジットを残している(参考)。

ライター業を孤独に思ったマークは、ロサンゼルスの家から出るためにゲームショップのアルバイトを始めた。ショップでは当初マジックを扱っていなかったが、ショップに来た若者にマジックを教えてもらい、マジックの虜となった。その後、Duelist誌に経験者向けのコンテンツが不足していると感じたマークは、パズルコラム("Magic: the Puzzling")のアイデアを手紙で提案し、これをきっかけにDuelist誌で連載を手掛けることになった。そして、シアトルでR&Dマイク・デービスに誘われ、ウィザーズ社に入社することを決心した。

巧みな話術と文才から、プロツアーインビテーショナルの運営、公式コラムの執筆、各種コンベンションへの出張など、さまざまな場面で活躍。その知名度から「マジックの広告塔」のような存在になっている。

デザイナーとしてのマーク

  • 「マジックの魅力は色の役割が分かれていることにあるので、それを安易に崩すべきではない」というデザイン上の持論を持っており、人呼んで「カラーパイ・グル」。
  • だが一方で「新鮮で、使って楽しいカードを作るべき」という信念も持っており、ときおりぶっ飛んだデザインをすることでも有名。自称「開発部一の“2倍にするカード”愛好家」。

主な担当セット

参考

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