Golgothian Sylex
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− | [[対エキスパンションカード]]の1つ。[[アンティキティー]] | + | [[対エキスパンションカード]]の1つ。[[アンティキティー]]初出の[[パーマネント]]・[[カード]]を[[生け贄に捧げる|生け贄]]により[[戦場]]から根絶する。[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]を彷彿とさせ、影響範囲が制限された代わりに[[アンタップ]]状態で戦場に出せる。 |
− | [[ | + | アンティキティーには[[Mishra's Workshop]]や[[ミシュラの工廠/Mishra's Factory]]、[[ウルザランド]]といった強力な[[土地]]が多く、それらを一掃できるのはありがたい。しかし、準備と起動で計5マナも要するのがネックか。 |
− | * | + | *「Antiquitiesエキスパンションに収録されており、かつトークンでない」各パーマネントに効果を及ぼす。「Antiquitiesエキスパンションのトークン」でない各パーマネント、ではない。WHISPERの日本語訳はやや紛らわしいので注意。 |
− | * | + | *これ自体もアンティキティー初出のカードなので、自身の[[能力]]で[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられる]]。 |
+ | **基本的に使い捨てであるが、生け贄に捧げることは[[コスト]]でなく[[効果]]であるため、能力を[[スタック]]に乗せた状態で[[バウンス]]するなどの手段で使いまわすことも可能。それほど[[重い|重く]]なく戦場に出した直後に[[起動]]できるため、アンティキティーを用いた対戦の場合、禁止カードリストの最上位に上がるであろう。 | ||
*"Golgothian"はゴルゴダ(Golgotha)の捩り。 | *"Golgothian"はゴルゴダ(Golgotha)の捩り。 | ||
− | *"Sylex"は古代に使われていた鉢のこと。"Cylix" | + | *"Sylex"は古代に使われていた鉢のこと。"Cylix"と同じ意味だが、古い言葉であるためこの他にも様々な綴りがある。[[R&D]]は[[エキスパンション]]ごとに別の綴りのカードを作成しようと目論んだらしいが、結局"Cylix"に統一されている。 |
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− | [[#訳語|''Golgothian Sylex''('''ゴーゴスの酒杯''')]] | + | [[#訳語|''Golgothian Sylex''('''ゴーゴスの酒杯''')]]は、[[兄弟戦争]]の最終決戦で[[ウルザ/Urza]]がその力を解放したアーティファクト({{Gatherer|id=1007}})。カードの効果は、島1つを完全に消し去り、大陸を揺るがし、世界を傾けたその威力を表現したもの(参考[[The Devastation|The Devastation(大荒廃)]])。 |
[[フェルドン/Feldon]]によると、Golgoth(ゴーゴス)という地名には聞き覚えはないということ。 | [[フェルドン/Feldon]]によると、Golgoth(ゴーゴス)という地名には聞き覚えはないということ。 | ||
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− | 「Golgothian Sylex」はカード上で和訳されたことはない。ウルザズ・サーガ公式ハンドブックでは'''《サイリクス》'''と、[[マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラス]] | + | 「Golgothian Sylex」はカード上で和訳されたことはない。ウルザズ・サーガ公式ハンドブックでは'''《サイリクス》'''と、[[マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラス]]では「ゴーゴスの酒杯」とされている。[[タカラトミー]]公式サイト掲載の翻訳コラム「[http://web.archive.org/web/20081204054751/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/shindo/20060907/index.html 時(のらせん)の過ぎ行くままに]」(サイト消失のためInternet Archive)でも「ゴーゴスの酒杯」を踏襲。 |
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*綴りが「Go"r"goth」ではなく「Go"l"goth」であることから「ゴルゴス」とも読むことができ、ゴルゴダ(Golgotha)の捩りであることも考慮すると、「ゴーゴス」と伸ばすよりはそちらが妥当とする意見もある。 | *綴りが「Go"r"goth」ではなく「Go"l"goth」であることから「ゴルゴス」とも読むことができ、ゴルゴダ(Golgotha)の捩りであることも考慮すると、「ゴーゴス」と伸ばすよりはそちらが妥当とする意見もある。 | ||
*マジック史上、最も有名な歴史あるアイテムの1つであるため「受難の杯」などの同人訳も複数存在している。 | *マジック史上、最も有名な歴史あるアイテムの1つであるため「受難の杯」などの同人訳も複数存在している。 |
2013年11月21日 (木) 17:41時点における版
Golgothian Sylex (4)
アーティファクト
アーティファクト
(1),(T):Antiquitiesエキスパンションにて印刷された名前を持つトークンでない各パーマネントは、それのコントローラーによって生け贄に捧げられる。
対エキスパンションカードの1つ。アンティキティー初出のパーマネント・カードを生け贄により戦場から根絶する。ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskを彷彿とさせ、影響範囲が制限された代わりにアンタップ状態で戦場に出せる。
アンティキティーにはMishra's Workshopやミシュラの工廠/Mishra's Factory、ウルザランドといった強力な土地が多く、それらを一掃できるのはありがたい。しかし、準備と起動で計5マナも要するのがネックか。
- 「Antiquitiesエキスパンションに収録されており、かつトークンでない」各パーマネントに効果を及ぼす。「Antiquitiesエキスパンションのトークン」でない各パーマネント、ではない。WHISPERの日本語訳はやや紛らわしいので注意。
- これ自体もアンティキティー初出のカードなので、自身の能力で生け贄に捧げられる。
- "Golgothian"はゴルゴダ(Golgotha)の捩り。
- "Sylex"は古代に使われていた鉢のこと。"Cylix"と同じ意味だが、古い言葉であるためこの他にも様々な綴りがある。R&Dはエキスパンションごとに別の綴りのカードを作成しようと目論んだらしいが、結局"Cylix"に統一されている。
関連カード
対エキスパンションカード。ルールなどの詳細は対エキスパンションカードを参照のこと。
- City in a Bottle (アラビアンナイト)
- Golgothian Sylex (アンティキティー)
- Apocalypse Chime (ホームランド)
- World-Bottling Kit (好きなカードセット(アンヒンジド収録))
ストーリー
Golgothian Sylex(ゴーゴスの酒杯)は、兄弟戦争の最終決戦でウルザ/Urzaがその力を解放したアーティファクト(イラスト)。カードの効果は、島1つを完全に消し去り、大陸を揺るがし、世界を傾けたその威力を表現したもの(参考The Devastation(大荒廃))。
フェルドン/Feldonによると、Golgoth(ゴーゴス)という地名には聞き覚えはないということ。
訳語
「Golgothian Sylex」はカード上で和訳されたことはない。ウルザズ・サーガ公式ハンドブックでは《サイリクス》と、マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラスでは「ゴーゴスの酒杯」とされている。タカラトミー公式サイト掲載の翻訳コラム「時(のらせん)の過ぎ行くままに」(サイト消失のためInternet Archive)でも「ゴーゴスの酒杯」を踏襲。
- 綴りが「Go"r"goth」ではなく「Go"l"goth」であることから「ゴルゴス」とも読むことができ、ゴルゴダ(Golgotha)の捩りであることも考慮すると、「ゴーゴス」と伸ばすよりはそちらが妥当とする意見もある。
- マジック史上、最も有名な歴史あるアイテムの1つであるため「受難の杯」などの同人訳も複数存在している。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール