Ken, Burning Brawler
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Ken, Burning Brawler (1)(赤)(赤)伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
果敢
(赤/白):ターン終了時までKenは先制攻撃を得る。
Shoryuken ― Kenが戦闘ダメージを与えるたび、あなたはあなたの手札から、そのダメージの点数以下のマナ総量をもつソーサリー呪文を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
アーティスト:Yongjae Choi
ゲーム「ストリートファイター」シリーズとコラボレーションしたユニバースビヨンド。御曹司「ケン」を表す。
素の性能は4/2とやや頭でっかちで打たれ弱いが、火力に対しては果敢で多少の抵抗力を持ち、コストを必要とするとはいえ先制攻撃もありクリーチャー戦にも強い。ダブルシンボルかつ伝説のクリーチャーとはいえ3マナ域なのを考えれば悪くない性能を持つといえる。
また、戦闘ダメージを与えるたび、手札のソーサリー・呪文を踏み倒して唱えることができる。与えたダメージ以下のマナ総量という制限こそあるが、素の状態でパワーが4あり、果敢も合わせればそこそこ重い呪文も使用できる。先制攻撃により、仮に戦闘した相手が生き残ったとしても、反撃を貰う前にソーサリーを使えるのでそれで倒せれば生き延びれるし、返り討ちに遭った場合もカード・アドバンテージとしては不利がつくとはいえ、テンポ・アドバンテージ面では多少有利を取ることも可能。
ただし果敢が1回や2回誘発したところで、これが使えるエターナルの基準では1マナ火力に打ち倒されてしまう程度のタフネスにしかならない。戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanistのように使い回しによるアドバンテージを得られるわけでもなく、踏み倒しに戦闘が必要なことから奇襲性も低く、初動までの隙を減らせるインスタントとは相性が悪いという絶妙な噛み合わなさ。デッキ構築の段階から使用者のバランス感覚を問われる1枚。
幸い、赤には無謀なる突進/Reckless Chargeのようにパワーを強化する手段は豊富。これにより7マナ以上の大型ソーサリーにも手が届きやすく、さながらマナ加速のような扱いが可能。
- 「Shoryuken(昇龍拳)」は原作におけるケンの必殺技。体を捻りながらアッパーカット+飛び膝蹴りを放つ。この複合攻撃をマジック風に再現した結果が、戦闘ダメージ+ソーサリーの使用ということだろう。
- 初代スト2の時点ではリュウ・ケンは全く同じ性能のキャラクターであったが、後のシリーズで「リュウは波動拳、ケンは昇龍拳が得意」と言う形で差別化されるようになった。
- 同作品の春麗はインスタントを墓地から追放して踏み倒す。
- ファイレクシア:完全なる統一のセット・ブースターのザ・リストよりユニバースウィズインが出現する。マジック・バージョンの互換の名前は「Aisha of Sparks and Smoke」。フレイバー語は持たない。
- マジック・バージョンのイラストはEvyn Fongが手掛けている。FongはAishaがギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunnerの弟子であるとしており、Aishaの衣装もギトゥの溶岩走り(イラスト)に基づいてデザインしたと語っている。また、Aishaのイラストは日本のコンピューターゲーム「ゼルダの伝説シリーズ」の影響も受けていると語っている[1][2]。
[編集] 脚注
- ↑ Evyn Fong Twitter (2022年12月14日)
- ↑ Evyn Fong Twitter (2022年12月15日)
- ↑ Evyn Fong Twitter (2022年12月15日)
- ↑ Evyn Fong Twitter (2023年1月11日)