魔法の林檎のエリエット/Eriette of the Charmed Apple
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)
あなたがコントロールしているオーラ(Aura)がついている各クリーチャーはそれぞれ、あなたやあなたがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃できない。
あなたの終了ステップの開始時に、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xは、あなたがコントロールしているオーラの数に等しい。
あなたのオーラをつけられたクリーチャーから攻撃されなくし、オーラの数に応じたドレインを行う伝説の人間・邪術師。
通常、対戦相手のクリーチャーにオーラをつける状況というのは擬似除去やマイナス修整など最初から除去機能を持ったものを使う場合が多く、攻撃制限能力は役に立ちづらい。味方を強化するためのオーラを擬似除去に転用できるのは利点だが、ブロックは可能なので片手落ちであるし、エリエットが除去された場合のリスクも大きい。死者の宝箱/Dead Man's Chestやナーグルの腐蝕/Nurgle's Rotのような、相手クリーチャーに貼る前提だが除去ではないオーラならば有効活用できるか。
この攻撃制限が真価を発揮するのは統率者戦のような無差別戦である。相手クリーチャーに強化オーラを貼ることで、他のプレイヤー同士の潰しあいを加速させながら自分は安全圏で見物できるといった寸法である。推進力サイクルはオーラによる対立煽りという性質が合致しており、使嗾なのでエリエットが除去されても安全で、残っていたらいたで1対1になった際の攻撃を封じられるため相性が良い。
もう1つの能力であるドレインは、1つめの能力と異なりオーラであれば何でも数に数える。呪いや骨化/Ossificationなど安定したエンチャント先を持つものと組み合わせると良いだろう。
スタンダードで同居するカードでは驢馬面の悪ふざけ/Asinine Anticsと相性が良く、対戦相手のクリーチャーをまとめて攻撃不能にしたうえで大量ドレインに持ち込める。
- 日本語版のルール・テキストだとややこしいが、1つめの能力の区切りどころは「"あなたがコントロールしているオーラ"がついている各クリーチャー」である。
- バトルに対する攻撃は防ぐことができない。攻撃時に誘発する能力を誘発させてしまうのでバトルが戦場にある場合は気をつけたい。
[編集] 関連カード
- 魔法の林檎のエリエット/Eriette of the Charmed Apple
- 詐欺師、エリエット/Eriette, the Beguiler
[編集] サイクル
エルドレインの森の神話レアの伝説の邪術師サイクル。いずれも2色で人間のクリーチャー・タイプを併せ持つ。
- 氷冠のヒルダ/Hylda of the Icy Crown(白青)
- 魔法の林檎のエリエット/Eriette of the Charmed Apple(白黒)
- 穢れの大釜、アガサ/Agatha of the Vile Cauldron(赤緑)
背景ストーリー上においてはエルドレイン/Eldraineに忌まわしき眠り/Wicked Slumberをもたらした元凶である。
[編集] ストーリー
エリエット/Erietteはエルドレイン/Eldraineの魔女/Witch。
忌まわしき眠り/Wicked Slumberを生み出した中心人物で、眠りの呪いに精通している。侵略者を退けるための眠りを悪用し、エルドレインの住民を支配下に置こうと画策する。
詳細はエリエット/Erietteを参照。