魔性/Bedevil
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様々なものを破壊できる黒赤の単体除去インスタント。アーティファクトも破壊できるようになった戦慄掘り/Dreadboreや英雄の破滅/Hero's Downfallの亜種。
過去の屈辱/Mortify等のシリーズと比べると色拘束の強さは気になるが、幅広いパーマネントに対処できる。クリーチャーを主力にしたビートダウンデッキは勿論、プレインズウォーカーでアドバンテージを取ってくるミッドレンジやコントロールデッキ、特定のアーティファクトをキーカードにしたデッキなど、メインデッキから様々なデッキに耐性を付けられるのが強み。
登場時点のスタンダードではラクドス・アグロ、ラクドス・ミッドレンジ、グリクシス・ミッドレンジなど黒赤の濃いデッキで採用されている。
リミテッドでは色が合うならまず入る万能除去。色拘束が強くタッチでの採用は難しいので、3色で使うにしてもできるだけ黒赤を中心とした形でまとめたい。
[編集] 訳語
"Bedevil"とは"Be・Devil"という言葉通り「悪魔にとりつかせる」と言う意味があり、そこから「混乱させる」「ひどく苦しめる」といった意味を併せ持つ動詞である。イラストでも悪魔のような仮面を身に着けた悪鬼の群れに槍を突き立てられ、苦しめられる女兵士の姿が描かれている。他の言語ではおおむね「苦しめる」といった意味を持つ言葉で訳されているが、日本語では「悪魔のような性質」「人を迷わすような性質」を表す名詞である「魔性」、イタリア語では悪魔の苦しみ(Tormento Diabolico)と、悪魔的なニュアンスを汲んでうまく訳されている。