静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
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Linvala, Keeper of Silence / 静寂の守り手、リンヴァーラ (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行
あなたの対戦相手がコントロールしているクリーチャーの起動型能力は起動できない。
一方的に呪われたトーテム像/Cursed Totemを置かれた状態にできる伝説の天使。
過去に起動型能力を阻害するクリーチャーには炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shamanがいたが、こちらは起動自体を封じる上に4マナ3/4フライヤーとビートダウンにも引けをとらない。
強力なシステムクリーチャーなのだが、当時のスタンダードではあまり起動型能力を持ったクリーチャーを軸にしたデッキがなく、また精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorや瀝青破/Bituminous Blastの存在によりETB能力や速攻を持たない中堅クリーチャーへの風当たりが強く、活躍が難しかった。
エルドラージ覚醒のリミテッドでは対戦相手のLv系カード、発動者、エルドラージ・落とし子・トークンを全て封じ込めてしまい、炎の斬りつけ/Flame Slashなどで即座に除去されなければゲームの趨勢を決めてしまう一枚。
モダンでは欠片の双子系コンボや無限頑強コンボの対策として、出産の殻やヘイトベアーなどに挿されている。メインデッキに採用してもデッキパワーを落とさないサイズがここで活きる。カルドハイム追加直後の2021年2月15日の禁止改定によりヘリオッドカンパニーがトップメタの一角に躍り出ると、そちらに対する汎用性の高いメタカードとして注目を浴びた。
- マナ能力も禁止されるため、極楽鳥/Birds of Paradiseのようなマナ・クリーチャーは完全に置物と化す。パーマネントを永続的にクリーチャー化するカードと合わせればロックも可能。
- 影響が及ぶのは戦場にいる「クリーチャー」に対してのみである。手札や墓地にある「クリーチャー・カード」には影響しない(CR:109.2)。そのため、サイクリングや蘇生などの起動型能力は止められない。
- 誘発型能力や常在型能力は依然機能する。また、裏向きのパーマネントを変異コストを支払って表向きにするなどの特別な処理は防げないので注意。
[編集] 関連カード
- 静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
- 保護者、リンヴァーラ/Linvala, the Preserver
- 海門の擁護者、リンヴァーラ/Linvala, Shield of Sea Gate
- ドラーナとリンヴァーラ/Drana and Linvala
[編集] ストーリー
リンヴァーラ/Linvalaはゼンディカー/Zendikarの天使。エルドラージ/Eldraziへの抵抗を誓った新世代の天使であり、邪悪な者たちの騒音を止める力、「静寂」を武器とする。
詳細はリンヴァーラ/Linvalaを参照。
- 日本語版のフレイバー・テキストには「曲」とあるが、instrumentsとは「楽器」であり、「曲」の意味はない。リンヴァーラの設定を踏まえて訳すと、「生命の調和を乱す騒音を奏でようとする者は、楽器を奪われることになるだろう。」といったところか。
生命の調和を乱そうとする者は、その曲が自らを離れることになるだろう。
Those who seek to disturb the harmony of life will see their instruments taken from them.