筋骨隆々/Outmuscle
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Outmuscle / 筋骨隆々 (3)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者の上に+1/+1カウンターを1個置く。その後、その前者はその後者と格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。)
一徹 ― この呪文を唱えるために緑マナが3点以上支払われていたなら、ターン終了時まで、その前者は破壊不能を得る。
一徹すると破壊不能を得て格闘できる弱者狩り/Hunt the Weakであり、その上位互換。
実質一方的格闘となり、さらに破壊不能を得たことを利用してそのクリーチャーで無理やり攻撃したりといった活用も考えられるようになる。
弱者狩りと比べると格段に強力となり、リミテッドなら文句なしの性能だが、構築では除去としては重さが気になるか。登場時のスタンダードだと、2マナの一方的格闘かつプレインズウォーカーも対象に取れるカードとして、多色だが同様に+1/+1カウンターも乗るドムリの待ち伏せ/Domri's Ambush、混成カードでインスタントの強撃/Thrashが存在する。
- 日本語版のルール文章では、あなたがコントロールしているクリーチャーすべてが破壊不能を得るかのように書かれているが、これは誤訳であり訂正が出されている[1]。
- 人間が熊を見事なジャーマン・スープレックスで投げているイラストが印象的な1枚。完璧なアーチを描いた美しいフォームにはプロレスファンも納得である。
- 「格闘」という言葉はパンチだけでなく蹴りや投げも(また英語の“Fight”には武器を使った攻撃も)含まれるので、言語的な意味で矛盾はない。
- 凶暴な殴打/Savage Punchといい、熊に格闘でやられる役割が根付きつつある。このまま火力にやられるドレイクのように定着するのだろうか?
[編集] ルール
- あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体の両方を対象として選ばない限り、筋骨隆々を唱えることはできない。
- 筋骨隆々の解決時に、あなたがコントロールしているクリーチャーが不正な対象になっていた場合、それは+1/+1カウンターが置かれず、格闘を行わず、条件を満たしていても破壊不能を得ない。
- 筋骨隆々の解決時に、あなたがコントロールしているクリーチャーは適正な対象だったが、あなたがコントロールしていないクリーチャーが不正な対象になっていた場合、格闘は行わないが、それは+1/+1カウンターが置かれ、条件を満たしているなら破壊不能を得る。
- テキストの記載順の関係で格闘を処理した後に破壊不能を得ることになるが、格闘でダメージを受けたクリーチャーが状況起因処理によって破壊されるのは、筋骨隆々の解決が終わり、プレイヤーが優先権を得るときである。あなたのクリーチャーが格闘で致死ダメージを負ったとしても、筋骨隆々によって破壊不能を得たのなら、それは破壊されない。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
エルドレインの王権のコモンの一徹呪文サイクル。一徹条件を満たすとボーナスが得られるインスタントかソーサリー。
- 銀炎の儀式/Silverflame Ritual
- 不可解な幻視/Unexplained Vision
- 凶兆の果実/Foreboding Fruit
- 焼尽の連射/Searing Barrage
- 筋骨隆々/Outmuscle