穢すもの、ウラモグ/Ulamog, the Defiler
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伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーにあるカードの枚数の端数を切り上げた半分の枚数のカードを一番上から追放する。
護法 ― パーマネント2つを生け贄に捧げる。
穢すもの、ウラモグは、追放領域にあるカードの中のマナ総量の最大値に等しい個数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
これは滅殺Xを持つ。Xは、これの上にある+1/+1カウンターの個数に等しい。
無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyreからパーマネント除去とライブラリー破壊を受け継ぎ、ライブラリー破壊はキャスト誘発、パーマネント除去は護法で除去耐性の形に変化している。
素のサイズはマナ総量に対して低めだが、追放領域に存在するカードのマナ総量のうち、最大のものに等しい数値の+1/+1カウンターを伴って出てくる。唱えた場合は追放する心の傷跡/Traumatize相当のライブラリー破壊がついてくるので、余程低いマナ域に集中したウィニー相手でない限りは2桁のP/Tを持って出る可能性が高いだろう。ただし対戦相手しか対象に取れないので、そういったデッキ相手は恩恵が薄まる点には一応留意したい。
その派手な能力に相応しく、10マナと激烈に重いのがネック。リアニメイトの制限は無いが、唱えていない以上はライブラリー破壊は誘発しない。唱える形の踏み倒しを利用したり、戦場に出た際の強化はプレイヤーを選ばないので、計画や衝動的ドローを併用して自分の重い呪文を参照してくれるようにするのもアリ。クリーチャーとしての性能は回避能力こそ無いが、自身に乗った+1/+1カウンターの数に等しい点数の滅殺がついてくる。5、6個ほども乗った状態で攻撃できれば、大量のボード・アドバンテージを稼ぎ勝利に大きく貢献してくれる。仮にその前に除去されるとしても、タフネスは凄まじく高くなるので火力やマイナス修整には疑似的な耐性があるし、単体除去を食らう場合も護法により、カード・アドバンテージは大抵の場合は稼いでくれる。対象を取らない全体除去には弱いので、打ち消しなり破壊不能の付与なりで対策しておくとよいだろう。
- 穢すもの、ウラモグが追放領域から直接戦場に出る場合、置換効果は置換するイベントが実際に起きる前に適用されるため、「追放領域にあるカード」に穢すもの、ウラモグ自身を加えたうえでその中のマナ総量の最大値を参照する。
- 穢すもの、ウラモグの滅殺Xの値は、滅殺の解決時に参照される。
- ルール・テキストは全言語で1つ目の能力でライブラリーの一番上から追放する旨が抜けており、オラクルの訂正が出されている[1]。
[編集] 関連カード
- 無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre
- 絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger
- 穢すもの、ウラモグ/Ulamog, the Defiler
[編集] サイクル
モダンホライゾン3の神話レアのエルドラージの巨人/Eldrazi Titanサイクル。いずれも無色の伝説のエルドラージで、唱えたときに誘発する誘発型能力を持つ。
- 再誕世界、エムラクール/Emrakul, the World Anew
- 穢すもの、ウラモグ/Ulamog, the Defiler
- 崩壊した現実、コジレック/Kozilek, the Broken Reality
エルドラージの巨人では無いが、伝説のエルドラージとして噴火するヌルカイト、ヘリガスト/Herigast, Erupting Nullkiteも収録されている。
[編集] ストーリー
詳細はウラモグ/Ulamogを参照。
[編集] 参考
- ↑ 『モダンホライゾン3』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2024年6月4日)