熱心な学者、ヴァル/Vhal, Eager Scholar
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MTGアリーナ専用カード
Vhal, Eager Scholar / 熱心な学者、ヴァル (2)(青)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
専門化(5)
(T):カード1枚を引き、その後、カード1枚を捨てる。熱心な学者、ヴァルの上に学習(study)カウンター1個を置く。
アーティスト:David Gaillet
専門化を除いたクリーチャーとしての基本性能は対象を取らなくなったセファリッドの物あさり/Cephalid Looter相当で構築だと微妙だが、ルーターを起動するごとに学習カウンターが乗り、専門化した際の誘発型能力を強化してくれる。専門化に必要なコストが大きいこともあり、採用するのであれば長期戦前提のコントロールデッキになる。その場合、専門化はソーサリー・タイミングでしかできない点を忘れずにおきたい。ルーターの例に漏れず、墓地利用ができるなら更に強力。
リミテッドでは単にルーターとしても悪くはない。クリーチャー同士の睨み合いが多発し長期戦になりやすいため、その場合に専門化を考慮して使うことになるだろう。ただしアルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート自体は比較的早い環境な点には注意。
[編集] 専門化先
カード名・マナ・コスト以外で共通していない部分は太字で表す。
白:
MTGアリーナ専用カード
Vhal, Scholar of Tactics / 戦術の学者、ヴァル (2)(白)(青)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
このクリーチャーが専門化したとき、これの上にあるすべての学習(study)カウンターを取り除く。そうしたとき、望む数のクリーチャーを対象とし、その取り除かれた個数と同じ数だけ割り振る。それらの上に、その割り振った数の+1/+1カウンターを置く。
(T):カード1枚を引き、その後、カード1枚を捨てる。
アーティスト:David Gaillet
白の専門化は学習カウンターを+1/+1カウンターに変換して、任意のクリーチャーに割り振れる。前述の通り、基本はコントロールデッキ向けであり構築での相性は微妙だが、リミテッドならばかなり強烈。
青:
MTGアリーナ専用カード
Vhal, Scholar of Prophecy / 予言の学者、ヴァル (2)(青)(青)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
このクリーチャーが専門化したとき、これの上にあるすべての学習(study)カウンターを取り除く。あなたのライブラリーの一番上にある、その取り除かれた個数と同じ枚数のカードを見る。それらのカードのうち1枚をあなたの手札に、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
(T):カード1枚を引き、その後、カード1枚を捨てる。
アーティスト:David Gaillet
青の専門化は濾過。専門化で失ったハンド・アドバンテージを補填してくれる。色が一致しているので特に工夫せずとも使えるが、見れる枚数が学習カウンターに依存しており、期待値を稼ぐには事前にそれなりのターン数が必要。
黒:
MTGアリーナ専用カード
Vhal, Scholar of Mortality / 死の運命の学者、ヴァル (2)(青)(黒)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
このクリーチャーが専門化したとき、これの上にあるすべての学習(study)カウンターを取り除く。そうしたとき、あなたの墓地にありマナ総量がこれにより取り除かれた個数以下であるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをあなたのコントロール下で戦場に出す。
(T):カード1枚を引き、その後、カード1枚を捨てる。
アーティスト:David Gaillet
黒の専門化はリアニメイト。学習カウンターの数以下のマナ総量まで出せる。ルーターとの相性が良好だが、フィニッシャー級を出すにはやはりターン数が必要。
赤:
MTGアリーナ専用カード
Vhal, Scholar of Elements / 元素の学者、ヴァル (2)(青)(赤)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
このクリーチャーが専門化したとき、これの上にあるすべての学習(study)カウンターを取り除く。そうしたとき、クリーチャーやプレインズウォーカーのうち対戦相手がコントロールしている1体を対象とする。元素の学者、ヴァルはそれに、これにより取り除かれたカウンターの個数に等しい点数のダメージを与える。
(T):カード1枚を引き、その後、カード1枚を捨てる。
アーティスト:David Gaillet
赤の専門化は火力。対戦相手は直接焼けず、やはり威力を出すにはターンを稼ぐ必要があるので火力としての信頼性は微妙だが、実質手札1枚を火力に変換しているような形になるのでカード・アドバンテージという意味では悪くはない。
緑:
MTGアリーナ専用カード
Vhal, Scholar of Creation / 創造の学者、ヴァル (2)(緑)(青)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
このクリーチャーが専門化したとき、これの上にあるすべての学習(study)カウンターを取り除く。マナ総量がこれにより取り除かれた学習カウンターの個数以下であるクリーチャー・カード2枚を抽出する。そのうち1枚を戦場に出し、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
(T):カード1枚を引き、その後、カード1枚を捨てる。
アーティスト:David Gaillet
緑の専門化は抽出。ランダム性が大きく、どれだけカウンターが乗っても小型クリーチャーを持ってきてしまう可能性があるが、腐っているカードを変換している筈なのでやはりカード・アドバンテージ面の損失は補填できる。
[編集] 再調整
アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲートのリミテッド環境のバランスを是正するため、専門化前、専門化後ともにタフネスが1増加した(元はそれぞれ2/1と4/3であった)[1]。
[編集] 脚注
- ↑ Alchemy Rebalancing for August 11, 2022 /2022年8月11日 アルケミー再調整(Daily MTG 2022年8月10日)