かまどの精/Hearth Elemental
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クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
この呪文を唱えるためのコストは(X)少なくなる。Xは、インスタントやソーサリーであるか(Advanture)を持ち、あなたの墓地にあるカードの枚数に等しい。
4/5Stoke Genius / 火おこしの天才 (1)(赤)
ソーサリー — 出来事(Adventure)
あなたの手札を捨てる。その後、カード2枚を引く。(その後、このカードを追放する。後で追放領域にあるこのクリーチャーを唱えてもよい。)
赤らしいドローの出来事を持つ当事者カード。墓地のインスタントやソーサリーや出来事を持つカードの数だけコストが減少するエレメンタル。
2マナで2枚というのは青に匹敵する効率だがそこは混沌の赤。最初にその時点の手札は全て捨てる必要があり、比較的軽いドローでありながら、序盤に唱えると大抵の場合は手札の枚数が減ってしまう。高速で手札を使い切ってしまう前のめりなアグロ、特にインスタントやソーサリーの火力や当事者カードを多用するデッキが息切れ予防とファッティの展開を両立するために採用するのが最も適していると言えるか。
リミテッドでは1マナ軽くなれば十分なマナレシオを持つので、特に他にシナジーを意識することなく採用してよい。手札を使い切ったら2ドローとして使用し、カード・アドバンテージを得つつ戦力も確約できる優良アンコモン。
構築では赤系アグロもカード・アドバンテージ獲得目的なら緑をタッチして探索するドルイド/Questing Druidを優先していたが、ローテーション後の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでコーリ鋼の短刀/Cori-Steel Cutterが登場すると、同じコスト減少能力を持つトレイリアの恐怖/Tolarian Terrorと組んでイゼット・テラーに採用されるようになった。この町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enoughで手札に戻して再度アドバンテージを取ることができ、コーリ鋼の短刀が苦手とする一時的封鎖/Temporary Lockdownに巻き込まれないのが売り。
- 解決時に手札が0枚なら、単にカード2枚を引く。
- かまどの精霊/Spirit of the Hearthという日本語名が一文字違いのカードが存在する。英語名を見ての通り、スピリットとエレメンタルなので別物である。
[編集] 関連カード
同様のコスト減少能力を持ったクリーチャーは謎めいた海蛇/Cryptic Serpentを、同様の手札入れ替え効果を持ったカードは危険な賭け/Dangerous Wagerを、それぞれ参照のこと。