溶岩噴火/Volcanic Geyser
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マジック史上最初の「プレイヤーを狙えるインスタントX火力」。
火種が2マナの分効率が悪いが、インスタントなのでカウンターバーンのようなデッキと相性がよい。対戦相手の終了ステップに余ったマナ全部を注ぎこんで撃てるわけである。
もっとも、ミラージュでの初出時や第6版再録時の環境ではボガーダンの鎚/Hammer of Bogardanという優良火力があったこともあり、カウンターフェニックスやネクロブルームゲイザーにしか採用されていなかった。
以降何度か基本セットに再録されているが、残念ながら構築では日の目を見ていない。もっぱらリミテッド用の優良アンコモンといった立ち位置に収まっており、赤いデッキの除去兼エンドカードとして力を振るっている。
- のちに登場したギトゥの火/Ghitu Fireは、火種が「ソーサリー・タイミングで撃てば1点、そうでなければ3点」となっており、この呪文の変形版といえよう。
- 遥かのちのワールドウェイクに上位互換の彗星の嵐/Comet Stormが登場した。
- 2000年5月のフライデー・ナイト・マジックにおいて、プロモーション・カードとなった。