根囲い/Mulch
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土地限定なので癖があるが、2マナの呪文で最大3枚のカード・アドバンテージは大きい。土地の比率が極端に高い土地単では強力なドローソースとして重宝される。それ以外のデッキにおいても、偵察行/Scouting Trekなどのライブラリー操作と併用することで利用できる。特に巻物棚/Scroll Rackとのシナジーは強力で、土地を積み込んで根囲いに繋げられるだけでなく、根囲いで手札に加えた土地カードを他のカードに変換することができる。実際にこの巻物棚との組み合わせはターボマルチにおいて採用された。
また、土地以外は墓地に置かれることに注目して、墓地を肥やす手段として用いることもできる。特に墓地がテーマのひとつとなっているイニストラード再録時はこの点が重要視され、リアニメイトや青緑発掘に採用されている。同時にマナを伸ばせることからフラッシュバックとの相性も良好。
リミテッドでも、テンペスト・ブロックでは土地を引き込む手段として、イニストラード期ではそれに加えて墓地肥やしとして採用されるが、ライブラリーアウトに繋がる危険性もある。
- ストロングホールドのプレリリースにおいて田中としひさ氏が安定化に採用、実践で撃ったら土地と一緒にとどろく雷鳴/Rolling Thunderもめくれたため、それ以降サイドアウトしたらしい。
- オデッセイで再録が試みられたが、スレッショルドとの相性が強力すぎるとして実現しなかった[1][2]。ゼンディカーでも再録が検討されたが、こちらは土地メカニズムとの相性が良すぎて実現しなかった[3]。
- クリーチャー化するとサテュロスの道探し/Satyr Wayfinder。ただしこちらで手札に加えられる土地は1枚のみである。
- モダンホライゾンでは、土地かクリーチャーかを選べるようになった上位互換の紆余曲折/Winding Wayが登場した。
[編集] 脚注
- ↑ Almost Reprinted（Arcana 2002年1月16日）
- ↑ Card of the Day 2004/04/26（Feature 2004年4月）/Card of the Day (2004/04)（個人サイト「Abominable Empire」邦訳)
- ↑ Scary Stories, Part 2/恐るべき物語 その２（Making Magic 2011年9月26日）
