新生化
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新生化(Nerform)は、新生化/Neoformによるクリーチャー踏み倒しギミックが搭載されたコンボデッキの総称。
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから、その生け贄に捧げたクリーチャーのマナ総量に1を足した値に等しいマナ総量を持つクリーチャー・カード1枚を探し、そのカードを+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
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[編集] ヒストリック
ヒストリック環境には、海門の嵐呼び/Sea Gate Stormcallerや二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mageなどで新生化/Neoformをコピーし続けるネオストームと呼ばれるデッキが存在する。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
キッカー(4)(青)
海門の嵐呼びが戦場に出たとき、このターン、あなたが次にインスタントやソーサリーでありマナ総量が2以下である呪文を唱えるとき、それをコピーする。海門の嵐呼びがキッカーされていたなら、代わりにその呪文を2回コピーする。あなたはそれらのコピーの新しい対象を選んでもよい。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
瞬速
二重詠唱の魔道士が戦場に出たとき、インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
詳細はネオストームを参照。
[編集] パイオニア
パイオニア環境では、古くはThe Spyでマナ・クリーチャーから欄干のスパイ/Balustrade Spyと地底街の密告人/Undercity Informerを出す手段として新生化/Neoformが採用されていた。
その他の新生化/Neoformの種としては、わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrillsをはじめとする6マナ探査クリーチャー群が存在する。これらは墓地肥やしを絡めることで高速で戦場に出せるため、戦場に出せば勝てる7マナ域を早期着地させる構成が検討されるようになった。
クリーチャー — 類人猿(Ape)
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
トランプル
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行、警戒、速攻
ヴェロマカス・ロアホールドが攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上からカード7枚を見る。あなたはその中から、マナ総量がヴェロマカス・ロアホールドのパワー以下でインスタントやソーサリーである呪文1つをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 天使(Angel)
飛行、警戒、接死、絆魂
偉大なる統一者、アトラクサが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード10枚を公開する。各カード・タイプにつきそれぞれ、それらの公開されたカードの中からそのタイプのカード1枚をあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。(「アーティファクト」「インスタント」「エンチャント」「クリーチャー」「ソーサリー」「土地」「バトル」「プレインズウォーカー」はカード・タイプである。)
まずはじめにヴェロマカス・ロアホールド/Velomachus Loreholdが注目され、ヴェロマカスで3回追加ターン呪文をめくる構成が組まれたが、コンボ以外の勝ち筋がほぼ存在しないため環境に定着することはなかった。しかしながら7マナ域の新戦力として偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierが登場すると、これを踏み倒す構成が注目を集めた。
さらに、3マナでありながら定着すればゲームを終わらせうる忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusが登場すると、ボーラスの占い師/Augur of Bolasなどの2マナクリーチャーのETBで新生化/Neoformを拾い、拾った新生化で2マナクリーチャーから眼魔を出すシミック眼魔と呼ばれるデッキも登場した。
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
ボーラスの占い師が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを見る。あなたはそれらのうちのソーサリー・カード1枚かインスタント・カード1枚を公開し、自分の手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
1/3クリーチャー — 眼(Eye)
この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの墓地にあるカード6枚を追放する。
飛行
各対戦相手のアップキープの開始時に、あなたは戦慄予示する。(あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。それらのうち1枚を2/2のクリーチャーとして裏向きで戦場に出し、残りをあなたの墓地に置く。それがクリーチャー・カードなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。)
詳細はシミック眼魔を参照。
[編集] サンプルリスト
[編集] ロアホールド型
Neoform Lorehold(Pioneer) [1] | |
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- 新生化/Neoformによってヴェロマカス・ロアホールド/Velomachus Loreholdに+1/+1カウンターが乗るので、カーンの経時隔離/Karn's Temporal Sunderingや水の帳の分離/Part the Waterveilといった6マナ追加ターンソーサリーを踏み倒せるようになる。
[編集] アトラクサ型
[編集] モダン
モダン環境には、1ターン目に出せる7マナのクリーチャーとしてアロサウルス乗り/Allosaurus Riderが存在するため、これを新生化/Neoformの種にしてグリセルブランド/Griselbrandを出すネオブランドと呼ばれるデッキが存在する。
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から緑のカードを2枚、追放することを選んでもよい。
アロサウルス乗りのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする土地の数に1を加えた点数に等しい。
詳細はネオブランドを参照。
その他にも、モダンホライゾン2後の親和デッキにおいて、7マナでありながら軽く唱えられる滞留者の相棒/Sojourner's Companionや思考の監視者/Thought Monitorを種に孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemothやグリセルブランドを出すタイプも存在する。