強欲/Greed
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黒に時々現れるリソースを対価にしたドローエンジンエンチャント。わずか1マナ+2点のライフでカードを引ける。
ライフ2点が必要で少々効率は悪いとはいえ、マナ生産量でゲームの展開が決まってくるマジックの仕組み上、少ないマナでカードが引ける能力は強力。しかし、この事実が広く認知されたのは、ネクロポーテンス/Necropotenceが「化けた」後の話。これが作成されたレジェンド時代では、このカードもカスレア扱いだった。
ネクロポーテンスやヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainなどと比べると、ドローにマナを要求する点や、ドローに必要なライフが多い点で見劣りする。反面、色拘束が薄くドロー・ステップを飛ばさないため手詰まりにならないのは大きな利点であり、一度に大量に引きたいコンボデッキよりも、ターン毎に1,2枚の追加ドローを目的として、様々なコントロールデッキにタッチで採用された。その意味ではファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaにやや近いか。
- 崇拝の言葉/Words of Worshipとのギミックで、2マナで3ライフ、3マナで1ライフ1ドロー、4マナで(以下略)……と、マナさえあればものすごい量のライフやカードを手に入れることができる。
- 第5版では「ネクロポーテンスと置き換える」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- 第7版では貴重な収集品/Treasure Troveと同時収録されている。マナがかかる青とライフ消費による軽さの黒とで違いが反映されている。
- 統率者2013にIzzyによる新規イラストと新規フレイバー・テキストで収録された。
想像を超える富に比べれば、魂の小片などものの価値ほどもないのではないか?
[編集] ストーリー
こにぎり/Li'l Giriを主役にした5枚仕立てのストーリーの2枚目。タコのロボットのような怪物が突然襲来、子どもおにぎりを攫っていってしまう。(日本語訳は私訳)
A monster appeared! With a foul claw, it snatched the child and disappeared into the depths of the castle!
怪物が現れたのです!ぞっとするような爪で子どもを攫い、城の奥深くへと消えていきました!
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