希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope
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伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行、警戒、破壊不能
あなたがコントロールする他のパーマネントは破壊不能を持つ。
イニストラード・ブロックのストーリーの中心である伝説の天使。自身を含む自分のパーマネントすべてに破壊不能を持たせる。
8マナと重いので長期戦志向のコントロールデッキで使うか、リアニメイトなどで踏み倒したい。ひとたび戦場に出てしまえばサイズと回避能力、除去耐性を兼ね備えた強力なフィニッシャーとなるが、スタンダードの忘却の輪/Oblivion Ring、モダンの蒸気の絡みつき/Vapor Snagや流刑への道/Path to Exile、エターナルの剣を鍬に/Swords to Plowsharesと、どの環境でも破壊でない除去が多用されるのは辛いところ。
他のパーマネントを守るカードとして見た場合でも、やはり重さが問題。マナ・アーティファクトや流転の護符/Quicksilver Amulet、動く死体/Animate Deadなどから出した場合、それらを守ることができるメリットはある。
統率者戦では抹消/Obliterateなど大規模破壊除去を自分から唱えることで圧倒的優位を得られる。特に世界薙ぎの剣/Worldslayerは凶悪な一振りに化ける。
- 一見、同セット内の神話レアの伝説の天使サイクルに属していないように見えるが、マナ・コストを(N)(白)(白)(M)と考えると(白)(白)(白)のこのカードもサイクルの一部と考えられる。
- これをサイクルに含めたとしてもまだ欠けている白黒のカードは、イニストラード・ブロック全体でイニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistradのみ。アヴァシンを創ったソリンもまた、ある意味このサイクルの一部といえるかもしれない。
- ダブルマスターズに再録。ボックストッパーの枠無し拡張アート枠仕様のカードは、イニストラードを覆う影ブロック後のストーリーを意識したイラストとフレーバー・テキストになっている。
アヴァシンはイニストラードの人々の心と精神の中で生き続けている。
[編集] 関連カード
- 希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope
- 守護天使アヴァシン/Avacyn, Guardian Angel
- 大天使アヴァシン/Archangel Avacyn - 浄化の天使、アヴァシン/Avacyn, the Purifier
- アヴァシンの記念碑/Avacyn's Memorial - 同じマナ・コストを持つ破壊不能付き伝説のアーティファクト。ただし破壊不能を共有できるのは伝説のパーマネントのみ。(イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ)
[編集] サイクル
アヴァシンの帰還の、2色の伝説の天使サイクル。白青・赤白・緑白に1枚ずつ存在し、いずれもマナ・コストに白のダブルシンボルと他の色のシングルシンボルを含む。稀少度は神話レア。
- 雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster(白青)
- 黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight(赤白)
- 鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons(緑白)
マナ・コストに白のトリプルシンボルを含む希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hopeも、このサイクルの1枚と考えることができる。白黒のみ存在しなかったが、後の統率者レジェンズで背景設定上の関わりを持つ薄暮の埋葬布、リーサ/Liesa, Shroud of Duskが登場した。
[編集] ストーリー
アヴァシン/Avacynはソリン/Sorinの手によって創られた、イニストラード/Innistradの人間/Humanを守護する天使/Angel。彼女が獄庫/Helvaultに閉じ込められたことで人間は絶滅の危機に瀕し、次元/Planeの生態系全体が崩れてしまうところであったが、他の目的を持つリリアナ/Lilianaの策により獄庫は破壊され、アヴァシンは再びこの世界に姿を現した。
詳細はアヴァシン/Avacynを参照。