巨大雄牛/Giant Ox
提供:MTG Wiki
カルドハイムのリミテッドにおいては、デザイナーズ・コンボである[1]巨大な鋤/Colossal Plowへの搭乗が有力だろう。それでなくとも2マナにしては高いタフネスを持つので、フライヤーを多用するデッキでは地上をしっかり固めるブロッカーとして採用に値する。しかしながらパワーが0という性質上アタッカーを返り討ちにすることが難しく、誇示能力やコーマの信者/Koma's Faithfulの絆魂を一方的に利用される裏目も存在する。大型クリーチャーすら止めうる性能でありながら環境の性質上安易な複数採用はできないという絶妙なデザインのカードと言える。
パイオニア以下のフォーマットではマナカーブも噛み合った領事府の弩級艦/Consulate Dreadnoughtとの組み合わせで2ターン目から7/11が殴り続ける凄まじい爆発力を発揮できる。
- 城砦化した塁壁/Fortified Rampartのほぼ上位互換。P/Tに修整が入った際の搭乗時に差異が出るものの、実際に問題になることは稀だろう。
- 登場時に存在する機体は全て搭乗6以下であることから、単体で既存のどんな機体も動かせるすごい雄牛である。
- 後に毛皮運送/Dermotaxiなどの搭乗を持たない機体や、搭乗8を持つ開闢機関、勝利械/Shorikai, Genesis Engineが登場し、単体で全ての機体に搭乗できるわけではなくなった。
- 雌雄こそ異なるが、イメージは北欧神話の原初の雌牛、アウドムラ(アウズンブラ)だろう。