嵐の切先、雷遊/Raiyuu, Storm's Edge

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Raiyuu, Storm's Edge / 嵐の切先、雷遊 (2)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 侍(Samurai)

先制攻撃
あなたがコントロールしている侍(Samurai)や戦士(Warrior)のうち1体が単独で攻撃するたび、それをアンタップする。このターンの最初の戦闘フェイズであるなら、このフェイズの後に追加の戦闘フェイズを加える。

3/3

戦士単独で攻撃した場合、連続突撃/Relentless Assaultが発生する伝説の人間・侍。

誘発条件の都合上、連続突撃のような爆発力は持たない。とはいえクリーチャー戦闘が主軸となるリミテッドでは、これ自体が4マナ3/3先制攻撃とそれなりの性能を持つのもあり、「戦闘フェイズを2段階に分ける」という性質もなかなか侮れない。また、単独で攻撃することを誘発条件とする他のカードとの相性も良く、通常であれば1ターンに1度しか誘発しない筈の能力を2回誘発させられたり、単独の攻撃が必要な性質上、対戦相手ライフを効率的に削るのが難しいという欠点をある程度解消してくれる。レアなのでお目にかかることは少ないが、見つけた場合はを決定する理由ともなる基柱カードのひとつ。

構築基準ではクリーチャーとしての性能はあまり高くないので、専ら能力とのシナジーを形成するカードと組み合わせることになる。戦士、侍の部族デッキに採用される可能性がある程度か。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

神河:輝ける世界または戦士単独で攻撃することを誘発条件に持つカードサイクルおよびそれらの多色に存在する。

侍・戦士以外の攻撃でも誘発する孤独な鍛錬/Tempered in Solitudeも存在する。また、MTGアリーナアルケミー:神河では上記のカード群と同様の誘発条件を持つ帝国の刃使い/Imperial Blademasterが実装された。

[編集] ストーリー

雷遊(らいゆう)/Raiyuu神河/Kamigawaに住む人間/Human。男性(イラスト)。

雷遊は浅利の蜂起軍/The Asari Uprisersの隊長の一人だ。彼は部隊を率いて霜剣山/The Sokenzan Mountainsの村へ向かい、不当な税を課す皇国/The Imperial courtの徴税人の一団からその村を解放しようとした。だが彼らの戦いは、上空に吹き荒れる危険な雷雨によって中断された。雷遊の仲間たちは雪崩に巻き込まれ、速やかに皇国兵に逮捕された。雷遊は崖の上でひざまずくと、刀を差し出して降伏を示し、それと引き換えに部下の命を救おうとした。だがその瞬間、その刀に雷が落ちた。どういうわけか、嵐は彼を殺す代わりに、彼に雷と稲妻の力を吹き込んだのだ。彼は独力で仲間たちを解放し、浅利の蜂起軍にとっての英雄となった。

  • モチーフは戦国時代から安土桃山時代の武将、立花道雪雷切伝説だろうか。夕立の日に落ちた雷、もしくはその中にいた雷神を刀で切ったとされている。その時に半身不随になるも、輿に乗って戦に赴き武勇を示したという。一方で騎馬で敵陣に乗り込んで戦ったという記録もあり、半身不随が創作なのか戦場の逸話が誇張なのかははっきりしていない。

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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