多相の戦士/Shapeshifter
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Shapeshifter / 多相の戦士 (6)
アーティファクト クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
アーティファクト クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
多相の戦士が戦場に出るに際し、0から7までの数字を1つ選ぶ。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは0から7までの数字を1つ選んでもよい。
多相の戦士のパワーは最後に選ばれた数字に等しく、そのタフネスは7からその数字を引いた点数に等しい。
パワーとタフネスの合計が7になるような範囲で、自由なパワー/タフネスを得られるアーティファクト・クリーチャー。ただし、その切替はアップキープ(および戦場に出る際)にしか行えない。
一見その時々に応じた最適な状態になれて魅力的なようだが、実際には「変形」タイミングが限定的なため、単体ではちょっと使いづらい。回避能力がないため極端に偏ったP/Tにはしづらいので、3/4、4/3あたりで使うことが多くなり、それなら黒曜石のゴーレム/Obsianus Golemの方が使い勝手が良いということも。あえて使うなら、下記のコンボを組み込むか、6/1のアタッカーとして活用できるようにブロッカーを根こそぎ除去できるデッキ構成にしよう。
- クリーチャー・タイプのShapeshifterが「多相の戦士」と訳される元になったカードである。
- 名前は多相の戦士だが、当初はクリーチャー・タイプ「多相の戦士」を持たなかった。これは、当時アーティファクト・クリーチャーはクリーチャー・タイプを持たないのが標準的だったため。2007年9月サブタイプ変更で多相の戦士のタイプを獲得した。
- 「変形」タイミングが自由になったらどれだけ強いかは、のちの変異種/Morphlingを見ればよくわかる。もっとも、変異種が強いのはこの能力だけによるものではない。
- 「パワー2以下のクリーチャーをブロックされなくする」ドワーフ戦士団/Dwarven Warriorsとのコンボは有名。アップキープ中、1/6の状態でドワーフ戦士団の能力でこれをブロックされなくした上でこれを6/1に変形させることで、「ブロックされない6/1」になれる。ドワーフ戦士団の能力は「ブロックされない能力を与える」ときにしかパワーをチェックしないのでできる芸当。ただし2ターンに1回しかできない点には注意。
[編集] ルール
- 「7」の数字を選ぶことができるが、標準状態でこれを行うと、タフネスが0になって自滅してしまう。+1/+1カウンターや常在型能力による継続的な強化の影響下であれば、問題なく選べる。
- 他のP/T修整する効果との併用時には、宣言に注意。宣言できるのはあくまで「0~7」の数値なので、例えば+3/+3している状態では10/3~3/10のどこかになる。12/1とか1/12にはできない。
- 「整数を選ぶ」とは書かれていないので、アン・ゲームなら(6+1/2)/(1/2)までパワーを上げられる。
- ルール文章中では「Shapeshifter」と書かれており「the Shapeshifter」ではないため、これはクリーチャー・タイプではなくカード名を指している。つまりこの能力はこのカード自身にのみ有効で、他の多相の戦士には影響しない。
[編集] ストーリー
多相の戦士/Shapeshifterはアンティキティー戦争時代のアーティファクト・クリーチャー(イラスト1、イラスト2)。
小説The Brothers' Warでは、特殊な粘土「原初の土/Primal Clay」を活用したウルザ/Urza作のShape-shifting automaton(多相の自動人形)として登場した。