出産の儀/Birthing Ritual
提供:MTG Wiki
Birthing Ritual / 出産の儀 (1)(緑)
エンチャント
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、あなたがクリーチャーをコントロールしている場合、あなたのライブラリーの一番上にあるカード7枚を見る。その後、クリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、それらのカードの中からマナ総量がX以下であるクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。Xは、その生け贄に捧げられたクリーチャーのマナ総量に1を足した値に等しい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
リメイクというには少々変化が大きいが、カード名からしても出産の殻/Birthing Podを意識したであろうエンチャント。
起動コストを要求した出産の殻と異なり、自分の終了ステップごとに自動で誘発する上に元よりも軽い。一方で唱えるのに緑マナが必ず必要になった他、ライブラリーの一番上から7枚からしか戦場に出せなくなり、アンタップ手段と併用して1ターンの間に複数回起動するような抜け道も無くなった。参照先が限定的になった分かマナ総量の制限は緩くなっており、生け贄に捧げたクリーチャーと同値だったり、よりマナ総量の低いクリーチャーでも戦場に出せる。
サーチとしては不完全ではあるが、原型より軽いのは確かでライブラリーを掘り進める速度も結構速く、出せるクリーチャーの自由度の高さも相まって、合致するデッキであれば同等以上の活躍も期待できる。クリーチャーをコントロールしている場合の誘発は強制であり、ライブラリーの一番上に置く形のサーチはその時点の盤面で踏み倒せるクリーチャー以外を置くとライブラリーの一番下に送り返されてしまうため、やや注意が必要な点を忘れずに。