一時の猶予/Reprieve

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Reprieve / 一時の猶予 (1)(白)
インスタント

呪文1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す。
カード1枚を引く。


呪文1つをバウンスするキャントリップ付きインスタント

その性能はほぼくなった差し戻し/Remandであり、打ち消しをほぼ持たない同においては稀少な存在である。呪文なら何でも妨害できるという性質上、従来の白い防御・妨害系インスタントより幅広い状況に対応することができる。また、差し戻しと異なり「打ち消す」という動作を挟んでいないため、打ち消されない呪文への対策も可能である。夏の帳/Veil of Summerに対しても強い。

ただし、あくまで一時しのぎでしかないという点は差し戻しから据え置きである。白はコスト増加カードなどでテンポを稼ぎやすく、ビートダウンへの適性も比較的高い色であるため、これで生み出した時間を有効活用しやすいのは幸いか。

[編集] 開発秘話

コスト増加やバウンス色の役割に持つので、理論上は不確定カウンターや差し戻しを扱っても問題はない。だが、打ち消しというメカニズム自体が好みの分かれるものであるため、実際にそれを行うカードは極少数であった。

このカードが印刷されたのは、モダンにおいて実用的なカードを作るにあたって、このデザインがふさわしいという調査結果が出たからである[1]

[編集] 脚注

  1. Stepping into the Ring, Part 3/『指輪』に踏み入る その3(Making Magic 2023年7月4日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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