ヴァンガード戦
提供:MTG Wiki
ヴァンガード戦/Vanguardは、総合ルールで定められているカジュアル変種ルールの一つ。
目次 |
[編集] 解説
ヴァンガード・カードという、定形外のマジックのカードを用いたフォーマットである。2人対戦でも多人数戦でもよい。
[編集] ルール
[編集] 構築ルール
各プレイヤーは通常のデッキ構築ルールに則って構築したデッキ1つの他に、ヴァンガード・カードを1枚用意する。
[編集] ゲームルール
各プレイヤーはゲーム開始前に、任意のヴァンガード・カードを1枚、統率領域に表向きで置く。
ゲーム中はそれらのカードの能力、その他の特性がゲームに影響を及ぼす。手札補正子とライフ補正子によって、そのオーナーの手札の初期枚数/最大枚数と開始時のライフの総量はそれぞれ修整される。例えば、「手札補正子+1」および「ライフ補正子+1」を持つSerraを使う場合、初期手札枚数/最大枚数が8枚、開始時のライフは21でゲームを開始する。
- 統率領域にあるヴァンガード・カードのオーナーとコントローラーは、いずれもそのカードを統率領域に置いてゲームを開始したプレイヤーである。
- 1枚を自分で選んで使うのが一般的だが、ランダムで選んで遊んでも面白い。
- 統率領域が作られる前は、単に「戦場(当時の場)に出ているわけではない」などと言われていた。Magic Onlineでは、「Vanguard Zone(ヴァンガード領域)」が用意されていた。
[編集] その他
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 9 カジュアル変種ルール
- 902 ヴァンガード戦
- 902.1 ヴァンガード戦 変種ルールにおいて、ヴァンガード・カードを用いて各プレイヤーは有名キャラクターを演じることができる。プレイヤーはそれぞれ1枚のオモテ向きのヴァンガード・カードを持ち、それらのカードの能力その他の特性がゲームに影響を及ぼす。ヴァンガード戦 変種ルールは、通常のマジックのルールすべてに加えて、以下の追加ルールを用いる。
- 902.2 ヴァンガード戦は2人戦でも多人数戦でも良い。
- 902.3 通常のゲームの物品に加え、各プレイヤーはヴァンガード・カードを1枚ずつ必要とする。ヴァンガード・カードはゲームの開始前に、オーナーのライブラリーの隣にオモテ向きに配置される。ヴァンガード・カードはゲームの間、統率領域にあり続ける。
- 902.4 各プレイヤーの初期ライフ総量は20点に、そのヴァンガード・カードのライフ補正子による修整を加えたものである。
- 902.5 各プレイヤーの初期手札枚数は7枚に、そのヴァンガード・カードの手札補正子による修整を加えた枚数となる。
- 902.6 ヴァンガード・カードのオーナーは、それを統率領域に置いてゲームを始めたプレイヤーである。ヴァンガード・カードのコントローラーは、そのオーナーである。
- 902.7 統率領域にあるオモテ向きのヴァンガード・カードの能力は、その領域で機能する。カードの常在型能力はゲームに影響を及ぼし、誘発型能力は誘発でき、起動型能力は起動できる。
- 902 ヴァンガード戦