レイス
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レイス/Wraithとは、クリーチャー・タイプの1つ。カード名では「悪霊」と訳される。
クリーチャー — レイス(Wraith)
沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
3/3クリーチャー — レイス(Wraith)
沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
サイクリング ― 2点のライフを支払う。(2点のライフを支払う,このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
クリーチャー — レイス(Wraith) 騎士(Knight)
接死
ナズグルが戦場に出たとき、指輪があなたを誘惑する。
指輪があなたを誘惑するたび、あなたがコントロールしている各レイス(Wraith)の上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。
デッキに《ナズグル/Nazgul》という名前のカードを最大9枚入れてもよい。
[編集] 変遷
初出はリミテッド・エディションの沼の悪霊/Bog Wraith。その後ミラージュで腐水の悪霊/Dirtwater Wraithが追加され、ウェザーライトの霊気の悪霊/Odylic Wraithもアンデッドからレイスになった。しかし、それ以降長い間新種が登場せず、希少なクリーチャー・タイプとなっていた。
だが未来予知で、実に10年振りとなる新種の通りの悪霊/Street Wraithが登場。ミラージュ・ブロックのMagic Online収録のクリーチャー・タイプ整理やクリーチャー・タイプ大再編でも廃止されず生き残った。しかしその後は基本セット2010を最後に沼の悪霊が基本セットから姿を消し、レイス自体の新規カードもゼンディカーの沼のぼろ布まとい/Bog Tattersを最後に再び途絶えた。
転機となったのはユニバースビヨンドであり、コラボ元でレイス/Wraithの名を持つ存在が割り当てられる形で再登場を果たした。ウォーハンマー40,000統率者デッキではカノプテック・レイス/Canoptek Wraithが追加され、指輪物語:中つ国の伝承では「指輪の幽鬼/Ringwraiths」ことナズグル/Nazgûl関連のカードとして複数枚が登場した。
[編集] カードデザイン
カノプテック・レイス以外はすべて黒か、黒を含む多色である。マジック:ザ・ギャザリング世界におけるレイスはいずれも沼渡りを共通した能力として持つ。指輪物語関連のレイスは、その大半が指輪に関連した能力を持つ。
レイスを参照するカードとして、ナズグル/Nazgûl、ナズグルの首領/Lord of the Nazgûl、Witch-king, Sky Scourgeが存在する。
伝説のレイスはアングマールの魔王/Witch-King of Angmar、破滅をもたらす者、魔王/Witch-king, Bringer of Ruin、ナズグルの首領/Lord of the Nazgûl、Witch-king, Sky Scourgeの4枚が存在し、すべて指輪物語の同一存在のカード化である。
レイス・トークンを生成するカードとして、死人占い師、サウロン/Sauron, the Necromancer、ナズグルの首領/Lord of the Nazgûl、くらやみのなかにつなぎとめる/In the Darkness Bind Themが存在する。いずれも威迫を持つ黒の3/3を生成する。
レイスに変化させるカードとしてMinas Morgul, Dark Fortressが存在する。