ルーン封じの壁/Rune-Sealed Wall
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アーティファクト クリーチャー — 壁(Wall)
防衛
(T):諜報1を行う。(あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。それをあなたの墓地に置いてもよい。)
印章持ちのヒトデ/Sigiled Starfishが壁のアーティファクト・クリーチャーになった上位種。タフネスだけでなくタップ能力も諜報にグレードアップしている。
ファウンデーションズのリミテッドでは、タフネス6を単独で突破できるコモンのクリーチャーは踏み鳴らす薬屋/Apothecary Stomperだけであり、アンコモンにも揺らし歩きのケラトプス/Quakestrider CeratopsやXクリーチャーである野生林の災い魔/Wildwood Scourge、より広く見ても陰鬱で自分を強化した針歯の群れ/Needletooth Packのみ。これらも特別強力で競って採用されるカードではないため、強化を重ねられない限り概ね乗り越えられないブロッカーだと考えてよい。長期的に居座ってドローの質を高めつつスレッショルドやフラッシュバックを補助し、ある程度を仕事をした上でコンバットトリックや除去を切らせて退場、というのが理想的か。
いっぽうファウンデーションズ環境は元より地上が睨み合いに陥りやすいためこのカードの防御性能も実利用上は高くなく、フライヤーの攻防に全く干渉できない点も評価を下げる。パワー0ゆえに強襲目当ての攻撃を許しやすい点もネックであり、3マナとそれなりの重さで防御一辺倒のこのカードを適当な小粒クリーチャーより率先して起用するのは案外難しい。基礎性能の高さ自体は間違いなく、ゲーム速度のそう高くない環境なのでタップ能力が活きることも予想され、青の3マナ以下のクリーチャーの中では強力な部類でもあるので、色の組み合わせやブースター・ドラフトでの卓の動向などに応じて採用を決めたい。