ヨツンの兵卒/Jotun Grunt
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(ヨツンの兵卒/Jötun Gruntから転送)
Jotun Grunt / ヨツンの兵卒 (1)(白)
クリーチャー — 巨人(Giant) 兵士(Soldier)
クリーチャー — 巨人(Giant) 兵士(Soldier)
累加アップキープ ― 単一の墓地にあるカードを2枚、オーナーのライブラリーの一番下に置く。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
4/42マナ4/4とハイスペックだが累加アップキープ付きのクリーチャー。
累加アップキープ・コストとしてライブラリーの一番下に置くカードに対戦相手の墓地のカードも選ぶことができる。つまり、累加アップキープが墓地対策としての意味合いを持ち、リアニメイトやスレッショルドなどの墓地を利用するタイプのデッキの動きを妨害できるのである。
エクステンデッドでは主にフリゴリッド対策としてBoros Deck Winsなどで使用されていた。 また過去のエターナルでもよく使われていた。墓地利用の蔓延するヴィンテージに加え、レガシーでもドレッジや青緑スレッショルド等のデッキが流行していたのが要因である。採用されることが多いのは主にウィニーデッキで、中でもエンジェル・ストンピィ、白青のフィッシュ、タッチ白の青緑スレッショルド、白黒の闇の腹心/Dark Confidant型ウィニーなどで好まれていた。これらのデッキはどれも、自分の墓地もある程度ためやすいという共通点があり、最低限は自力で累加アップキープ・コストを支払える。サバイバルデッキでシルバーバレットされることも多かった。
墓地対策カードとしては即効性に欠けるため、同じマナコストでもより即効性があり永続性のある安らかなる眠り/Rest in Peaceなどが登場して以降は、以前ほど見かけることはなくなった。
- 複数の経年カウンターが乗っているとき、各カウンターのコストとして選ぶカード2枚は単一の墓地にあるものでなくてはならないが、別の2枚は他の墓地から選んでよい。例えば3つのカウンターが乗っている場合、自分の墓地から4枚、対戦相手1人の墓地から2枚を選ぶことができる。
- ライブラリーの一番下にカードを置く事を要求するカードの先輩にガージゴスト/Gurzigostがある。
- 正確なカード名は「Jötun Grunt」とウムラウトが付く。